メディアグランプリ

一度でいいから勝ちたい!!

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記事:高橋和雪さま(ライティング・ゼミ)

「一度でいいから勝ちたい!!」

気がつけば、文章を書きながらモニター越しに叫んでしまっていた。

プロと聞くと、あなたは何を想像するだろうか。

イチローや錦織などのスポーツ選手、小説を何冊も書いて売れ続けている、宮部みゆき、東野圭吾、司馬遼太郎、いくつもの番組で分かり易い解説をしてくれる池上彰、等々、その道をずっと貫き続けた人が思い浮かんだのだと思う。

プロの定義は、自分の決めた道(仕事)をひたすら突き進んでいる人だと思う。その道を職業としていなくとも。
自分も薬事法と言う、少しマニアックな法律を使って仕事をしているので、プロであり続けたいと思いながら日々仕事をしている。

さて、普段の生活において、自分の進んでいる道以外のプロと会う機会はあっても、相手の土俵で競う機会はあるだろうか。

今自分はその土俵にいる。

ライティングと言う名の土俵である。

今年の2月頃、健康に関するブログを書き始めた。
最初はしっかりとしたデータを元に理論立てて文章を書いた。例えば、インフルエンザ対策に一番効果的なことはしっかり手を洗うことである、と言う内容である。

しかし、全く人に読まれなかった。

冷静に振り返ると、コミュニケーションについては専門のスクールで習ったのだが、文章の書き方を学んだことがなかったのだ。

書き方をどこかで学べないものか、いろいろ探しているうちに

「天狼院書店」

を見つけた。
もちろん、

「なぜ書店でライティング教えているの?」

ということが頭によぎったので、WEBサイトを見てみることにした。
ライティングの講座のお知らせのページの文章を見た。

私は、こういう講座に参加するか検討する時は、最初に価格と日程を見ることにしている。
だが、いくら下にスクロールしても、価格も日程も出てこない。
文章が長いのだ。

ついに諦めて冒頭から読み始めた。

そして驚いた。

文章が長いのに、読みやすい、飽きない、そしてなにより面白い。

気がついたら読み終わっていて、日程と価格の項目に来ていた。
両方とも問題がないと分かった瞬間、申し込みが終わっていた。

きっとこの間、10分もかからなかったのだろうと思う。

そして、4月からライティングの講座がスタートした。
ライティングの初回の講義を聞き、目から鱗が落ちるとはこのこと、かと思うくらい、多くのことを学ぶことができた。そして、自分のブログがなぜ読まれないのかも理由がはっきりと分かった。そして、このライティングの講義が終わる7月末まで、自分のブログは中断して、どうすれば読まれる文章を書けるようになるのか、ということに集中することにした。

講義が進むにつれ、文章を書く、ということに対する意識が変わっていった。
また、普段は読まない夏目漱石なども読むようになっていった。講義で薦められたからである。
また、面白い経験をすることも意識的に行った。例えば旅行中にバンジージャンプを飛んだり、人気のあるWEBの記事を読んだりするようになった。

世界観が変わった、と言うのが本音である。

ライティングを学びつつ、ライティングの上達は英会話の上達に似ていると思った。

例えば、英会話のレベルを上げて旅行先で何の困難もなく話せるようになりたいとしたとしよう。
その場合、英会話だけ勉強するのはダメである。
英単語も覚え、文法も学び、英作文もできるようにならないといけない。また、ニュースや映画などで耳を英語に慣らし、英文を読む必要もある。

読み、書き、聞き、話し、これらの要素が合わさって英会話が上達するようになる。

ライティングも同様、書くことももちろん大切だが、他にも色々な本を読む、面白いテレビを見る、エンターテイメントを経験しどういうものが面白いのかを自分で考える。
書く以外にもいろいろ行う必要がある。そうして面白い文章が書けるようになる。
と、講義を通じて自分では解釈をした。

このライティングの講義では、メディアグランプリと言う名の投稿形式の真剣勝負がある。
毎週一つ、記事を投稿することができる。
そして、他の参加者とPVを競い合い、順位がつけられる。

ここに一つ大きな壁がある。

プロであり講義の先生でもある天狼院書店店主と、そのプロから直々に指導を受けている天狼院書店のメンバーも参加してくるのである。しかも、投稿数は制限なし。

本音は口では言えないが、

「このハンデで勝てるか!」

と思った。

しかしながら、これは主催者側の土俵の上であるからしょうがない。
それでも、これだけの猛者がいる中、上位にいる参加者もいるのである。
勝てる人は勝てるのだ。

今まで文章をまともに書くことも習ったこともなく、ビジネス書以外の本もあまり読んでいない。そんな状況下では勝てる要素は私にはほとんどないだろう。

だが、一つだけプロと同じだと、今なら言えることがある。

私は今、ライティングを心の底から楽しんでいる。

よく先生を見ていると、講義の時も、Facebookの投稿で文章をまとめて書くと宣言した時も、常に楽しそうなのだ。

孔子も言っている、
「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」

要するに、よく知る人もそれを好きな人には勝てないし、好きな人もそれを楽しむ人には勝てない、ということである。

自分は今、ライティングが楽しいのだ。
そういう意味ではプロと同じ土俵に立っても問題はないのだ。

もちろん、相撲で言うなら横綱と幕下くらいの差はあるのだろう。
それでも、同じ土俵にいる。
今すぐでなくとも、時が来れば必ず同等の勝負することができる。

近いうちに実現したいと思うのだ。

「一度でいいから(メディアグランプリで)勝ちたい!!」

言い換えるなら、
「誰よりも、面白い文章を書きたい!!」

という心からの叫びである。

今、文章を書くことがとても楽しい。

どう書くかと言うテクニカルなことよりも楽しさを教えてくれた、天狼院書店には心から感謝をしたい。

 

***
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、店主三浦のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

 

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2016-07-14 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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