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月夜のアドレナリンはいつまでも出続けるのか?!


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記事: 辰巳葉子(ライティング・ゼミ)

 

9月15日は仲秋の名月。

満月になると月からの引力が最も強くなるといわれていて、それによってヒトの血液や体液も引っぱられて、神経も活性化するという。

満月の夜は出生率も上がって、新しい命も誕生し、そして犯罪率もアップするという。

月夜は私たちの何を興奮させているのだろうか?!

 

そう、わたしも月夜にはアドレナリンが制御できないほど、あふれでてしまう。

 

わたしの場合は満月の夜ではなくて、月曜日の夜なんだけれども……。

 

それはとある本屋の主催したライティングゼミに参加したところからはじまる。

ゼミに参加すると学んだことを反映させて、週に1度ライティングしたものを提出することになる。その週1回の提出物の締め切りが毎週月曜の23:59なのだ。

 

それはたとえ1秒たりとも待ってはくれない。

アップロードが混雑して、ゴタゴタしている間に1秒でも過ぎてしまえば、その週の提出とみなされず、プロと同様の締め切り厳守の世界である。

ゼミの参加者たちは、その時間をめがけて、日本のあちこちから続々と投稿してくる。

もちろん早くから提出しても全然かまわないのだが、どうしても月曜の23:59に照準をあわせてしまうのである。

 

なぜわたしがこの激しいゼミに参加してしまったのか?

 

わたしは本を読むことが好きとか、文章を書くことが好きとかでは全くない。

好きな作家さんは5本の指にかるーく収まるし、書くことなんてほとんど体験しないで今まで生きてきてしまった。どちらかといえば、書くことに強い苦手意識があり、その部分を何とか克服したくてゼミに参加している。

 

活字の中に楽しみを覚えたことは、ライティングゼミに参加するまで、全くなかったと言っていい。文字で表現するくらいならば、色彩やデザインの言葉を使わなくてもいい世界にいるのが心地よかった。

 

 

 

心地よかったはずだった。

 

でもあるとき、自分の中のギャップに気がついてしまう。

色彩やデザインで感覚的に伝えるのは、受け取る側の理解に任せる部分が大きくなる。

相手まかせではなく、こちらの意図を言葉で伝えたい!!

自分の意思を、自分の文章で伝えたい。

自分の中の生きた言葉を使って、点を打って、丸をしたいのだ。

そうだ! わたしは文章を作りたい!!

「それには人に伝える文章が書けるようになりたい」という欲求だった。

 

ゼミの魅力は一緒に参加している方々の、新鮮なネタの出来たてホヤホヤの文章を読めることにある。毎週参加している方々のチャレンジを身近で感じることができる。

そして発表される作品たちは、魅力的で光を放っている。

毎週読ませてもらうと、一緒に参加している人たちの人となりが伝わってきてファンになってしまう。

 

今、生まれたばかりのフレッシュなコンテンツたち

新しい挑戦をしているコンテンツたち

小説仕立てのコンテンツたち

これらが毎週月曜の夜に生み出されている。

 

どうです?

聞いただけでアドレナリンでませんか?

 

そんなわたしもはじめはライティングゼミに参加するかどうか、かなり悩んで1度は見送ったのである。

ライティングゼミにはプロの人や、小説家になりたい人が参加するという中で、平凡で書くことも得意としない自分にはふさわしくないと思い込んで参加しなかったのだ。

けれど「まだ間にあいます」というひと言で参加する決心をしたのを思い出す。

 

だから1回目は補講で、正式に参加できたのは2回目からになる。

もし、ライティングゼミを受けてみたいけど、躊躇している人は、

 

ゼミを受けてどうなりたい?という問いかけを自分にしてほしい。

こうなりたいという思いがあって、自分の動機がはっきりしていたら、参加しやすいゼミなんだと思う。

 

そう、わたしは受講を決めたときに自分に言った。

「どんな駄作でも、毎回かならず投稿してしまおう」と。

 

わたしがこのゼミに参加して書いたテーマは、

亡くなった母への想い

嫌いだった昔の父親と今の父親との交流

理由も告げられず終わってしまった恋

突然発病してしまった愛犬のことなど、全部で12話ある。

 

自由に文体はこだわらずにコンテンツに仕上げたいという目的で書きつらねていく。

自分の中にカタチなく溜まっていたものを、文字に直して、つなげていく作業をする。

ていねいに自分の中にあるものを言葉に変えていくのはアウトプットの作業になる。

アウトプットしているときにこのカタチのないものは、大きくうねって感情を巻き込むことがある。

 

あぁ、こんな気持ちが私の中にあったんだと認識することができる。

 

書くことで、こんなにも自分の中を整理することができたという感覚が、ライティングゼミを受講した感想になる。カラダの中でくすぶっていたいろんなものは、書くことでカラダの外側に出て行ってくれたのだった。

書くことでカラダからアウトプットしたので、インプットするための新しい空間が確保された感じがする。

 

ゼミ始めの頃は勢いがあり、書くネタも見つけやすかったけれど、回を重ねるごとにネタに困るようになってくる。

そして日常の気持ちの浮き沈みも、文章を書くときに影響することが分かった。

体力が落ちてきても、文章の持久力に影響をする。

文章を書く人や作家さんは不健康なイメージを持っていたけれど、それは全く間違いだった。

心も体もコンディションを整えなければいい仕事なんてできないのだ。

 

文章は自由に書いて、自分の意見を言っていい。

 

思考や感情が溜まったカタチがないものでも、言葉にして自分の外側に出してやることで自分も文章も自立できるのだから。

 

月夜にアドレナリンをださせるゼミがある。

 

そのゼミを主催した本屋は天狼院という書店だった。

あそらくあなたの住む街角にも居住まいを正して、たたずんでいることだろう。

***
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、店主三浦のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

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2016-09-21 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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