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プロフェッショナル・ゼミ

天狼院書店のライティング・ゼミ・プロフェッショナルを東京に住んでいるのに、通信受講している専業主婦から見える景色《プロフェッショナル・ゼミ》


記事:中村 美香(プロフェッショナル・ゼミ)

「これからちょっと池袋に行ってくるからさ。夕食の準備とお風呂と寝かしつけをお願い! 
帰りは、22:30の予定! だけど、場合によってはちょっと何時になるかわからない!」
そう言い切って、旦那に息子の世話を頼んで、日曜の夕方に、玄関を出ることができたら、どんなにいいだろう。

私が、天狼院書店と出会ったのは、今年の6月6日の夜。
「このグループページ! いいねしてみたの。面白そうな講座だよ! マニアックで良質な予感!」
というメッセージと共に、友だちが、天狼院書店の【リーディング&ライティング講座】のリンクをメッセンジャーで送ってくれたのが始まりだった。

私は、その記事を読み、翌日の朝に
「面白い情報ありがとうね! 興味深いね! この講座は木曜日の夜だから難しいけれど、この書店は気になる存在となったよ! 好きな本を自分の言葉を使って勧めたり売ったりってなんか、ワクワクするね!」
と返信した。

友だちの教えてくれた【リーディング&ライティング講座】は、時間帯的に、私には、受講が困難だった。だけど、私は、天狼院書店という存在に惹かれてしまい、その日は、一日中、天狼院書店のHPを食い入るように見続けていた。

そして、夕方、友だちに、こんなメッセージを送った。
「教えてもらった天狼院書店のこと、すごく気になって、今日は、ずっとそこのHPを見ていたんだよね。気になる講座がたくさんあったんだけど、夜が多かったんだ。
だけどね、その中の【ライティング・ゼミ】が、通信でも大丈夫だったから申し込んじゃった!」

天狼院書店のリンクを送ってくれた友だちは、目利き。
私に対して辛口な助言も多く、あまりに図星で鋭すぎて、時々、彼女には、泣かされるけれど、本当のことしか言わないから、信頼している。

私が、通信受講にこだわる理由は、現在子育て中の専業主婦だからだ。
子どもを預ける先がなく、平日の夜は、外出が難しい。
休日は、家族に預けて出られる可能性は高まるけれど、最近は、休日も、旦那が仕事をすることが多く、昼間すら、滅多に頼めない。ましてや、夜は難しい……。
従って、天狼院書店のある池袋には、1時間もかからずに行ける位置に住んでいながら、直接ゼミを受けたことはないのだ。

6月15日。
初の【ライティング・ゼミ】の講義は、当然、生では聞けなかった。
現在、開講中のゼミでは、生でも配信してくれているので、通信受講の人や都合が悪く店舗に行けなった人もオンタイムで見られるけれど、当時、と言っても、半年前のことだが、見ることはできなかった。
翌日に、説明会の動画と第1講の動画を配信してくれて、パソコンの画面から中に入り込みそうになるくらい、噛り付いて見た。

三浦さんって、この人なんだ! この人が、この天狼院書店を作った人なんだ!

今も、すごい人なんだ! という思いは変わらないけれど、初めて見た時は、まるでテレビに出ている芸能人を見るような目で見ていたと思う。

その動画を見た翌々日の6月19日。
私は、友だちに、こんなメッセージを送った。
「【ライティング・ゼミ】が始まったよ! 週1回文章を出すんだけど、どうにか出したよ。店主の三浦さんがOKを出してくれたら、天狼院のHPに乗せてくれて、受講生やスタッフさんたちとPVを競うメディアランキングに参戦できるんだけど……。まず、HPに載せてもらえるかさえ自信なし。地道に頑張ります!」

そして、6月21日。
ライティングの講座の初めての記事に、HPに掲載していただけることになり、嬉しくなって友だちに報告すると、
「天狼院で認められるって自慢できるよ」
と言ってくれた。

初めての記事は、“人類の5人に1人がカナリアだったとしたら……”という、HSPについて書いたものだった。HSPとは『ひといちばい敏感な人』のことで、息子がそれに該当するという話だった。
今、読み返すと、とても堅く感じるけれど、「知らない情報を知らせる」というコンテンツとして有りと、言っていただきとても嬉しかった。

その後、実際に、天狼院書店のHPにアップしてもらったときは、本当に嬉しくて、大きな声で、近所に、宣伝して回りたい気持ちになった。
慣れない操作で、ブログやFacebookでシェアして、ドキドキしながら、ランキングを待つと、お客様ランキングの10位に入っていた。

この後に、HPに掲載してもらえるレベルの上に、店主セレクトというレベルがあり、それに選ばれると、HP以外にも、天狼院書店のFacebookでもシェアしてもらえると知り、少しの嫉妬心が生まれた。

2回目に、投稿した記事は、ボツになり、HPに掲載してもらえなかった。
初めての記事を掲載してもらえたのは、きっとまぐれだったんだ、と落ち込んだ。

そんな中、7月1日に、初めて池袋にある天狼院書店に行った。
「ゼミの時間は行けないからせめて空気だけを吸ってきた。三浦さんが本の編集者と思われる方と打ち合わせ中で、姿は見えたけれど、話はできなかったの。残念。でも、漏れ聞こえてくる話の内容が楽しそうで、割って入りたいくらいだった。
本の編集とか著者って、売れるか売れないかのドキドキはあるんだろうけれど、ワクワクしてて楽しそうだったよ。書くチカラをもらってきたよ。行ってよかった!」
と、その日の夜に、友だちにメッセージを送った。

それから、記事の掲載は、OKだったり、NGだったりして、その都度、一喜一憂し、とうとう、7月12日、初めて店主セレクトに選ばれた。
それは、“何の音かではなく誰の音か! それが問題だ!”という、騒音問題の話だった。
天狼院書店のFacebookでシェアしてもらった時には、喜びが全身を駆け抜けた。

結局4か月間のうち、16記事を投稿し、12記事が掲載OKだった。そのうち、店主セレクトは3記事。
これは、これで、一応満足し、嬉しかったけれど、やはり、メディアランキングで上位は取れず、本当に実力がある人との差を、まざまざと見せつけられた。

このまま、終わるのは、悔しい。
せっかく、このいい流れを断ち切ることに、寂しささえ感じていた時、新しく、【ライティング・ゼミ・プロフェッショナル】というものが始まることを知った。

受験があるの?
じゃあ、きっと無理だ……。
弱気な自分が顔を出した。

きっと、猛者ばかりだ。場違いで、笑われちゃうかもしれない……
と、諦めかけた時に、
だけど、これは、きっと、チャンスだ! 
という声が聞こえた気がした。

若い頃、物書きになりたいって思っていたじゃない?
作詞にだって挑戦したじゃない?
あの時みたいに諦めるの?

8月24日。
【ライティング・ゼミ・プロフェッショナル】の入試の申し込みをした。

この講座も、通信で受講するしかなかったけれど、入試の時間は、店舗に行けそうだったので、
「店舗受験させてください」
と言って、店舗で受けることにした。

8月29日。
指定された時間に、天狼院書店に行った。
やはり、緊張感が違った。

今日こそ、三浦さんに会えるかな? と期待していったけれど、残念ながら、会えなかった。しかし、もう一人の会いたかったスタッフの川代さんとは、初めて話すことができ嬉しかった。

その時の受験者は、東京では、私ともう一人の男性、そして、福岡で一人の女性が受験していた。

試験は、あるテーマについて、決められた時間内に、ある字数を目指してトライするものだった。

家にあるノートパソコンは重たすぎたので、家族の小さめのノートパソコンを借りた。
外で、パソコンを使うことは滅多になかったから、ワードの立ち上げにも汗をかきながら、どうにか準備した。

テーマを発表され
「よーい、スタート!」
の合図で試験が始まった。

ドキドキしながら、必死でタイピングした。
時間が無情にどんどんと過ぎていった。
ああ、このままでは、目標の文字数に行かない! どうしよう!
そんな、ことも思いつつも、書くしかなくて、どんどん書いた。

「時間です」
ああ、どうにか、《終わり》と書き込んだ。だけど、推敲する時間はなかった。

運を天に任せて、天狼院書店を後にした。

結果を待つ時間は、とても長く感じた。

そして、それは、約2週間後に告げられた。

「合格です」

やったー!!!
これで、まだ、挑戦し続けられる!

喜びに包まれた。

しかし、それも束の間で、次の瞬間、不安に襲われた。

Facebookのグループに招待されてメンバーを見ると、天狼院書店のスタッフさんたちと共に、あのメディアランキングの上位で見かけた名前が並んでいた!
錚々たるメンバーだった! 

身が引き締まった。
場違いじゃないか?
ついて行けるだろうか? 

【ライティング・ゼミ】の時は、もっとたくさん人がいたから、通信受講の人が実際に何人だったのか、実は、よくわからなかった。
Facebookでの友達申請も気が引けて、あまり繋がっていなかった。

文章は書きたいけれど、少し引いたところで書いていた気もする。
三浦さんや、受講生のみなさんと会えないことを残念に思いながらも、心のどこかで、そのことにホッとしている自分もいた。

蓋を開けてみると、ライティング・ゼミ・プロフェッショナルでは、頻繁に投稿したり、コメントを書いたりのワークをしている通信受講の人は、とても少ないことに気がついた。

この講座では、今まで以上に、参加型の講義のため、毎回のように、動画に登場して、自分の意見を堂々と話してくれる店舗受講の人がとても輝いて見えた。

私も、あそこに行きたい!
あの場所に行って、みんなと、語り合いたい!

店舗受講と、通信受講の差をひしひしと感じ、嫉妬心が顔を出した。

今、行こうと思えば、1時間もかからない場所で、熱く語り合っているのかと思うと、もどかしくてならなかった。

「これからちょっと池袋に行ってくるからさ。夕食の準備とお風呂と寝かしつけをお願い! 
帰りは、22:30の予定! だけど、場合によってはちょっと何時になるかわからない!」
そう言い切って、旦那に息子の世話を頼んで、日曜の夕方に、玄関を出ることができたら、どんなにいいだろう。

通信受講なんて……
どうして、通信受講なんだ!!!

そう思って、ハッとした。

そうだ! もし、通信受講がなかったら、ワークショップだけじゃなくて、講義だって聞けないし、記事の投稿だってできないんだ!

三浦さんに、講評してもらうこともできなければ、受講生のみなさんからの意見だって聞けないんだ!

それができているんだよ!
子育てで、夜に外出ができない私ができているんだよ!
こんなにありがたいことはないじゃないか!

そうは言っても、やはり、店舗受講よりも分が悪いのは事実。
せめて、その差を少しでも縮めるためには、毎週投稿するしかない!
三浦さんに講評してもらえる機会を最大限に生かしたい。

時間をかけて、納得できるものが仕上がってから出す方法もあると思うけれど、とにかく、私は、毎週出したい!
せっかくいただいたアドバイスを、しっかり反映できずにもどかしくても、とにかく出したい!
出したい! と言っても、病気になったり、どうしても出せない場合もあるかもしれない。
けれど、できるだけ出したい!

それが、できるのは、多分、専業主婦としての澱のような承認欲求と、作ろうとすれば作れる時間のおかげだ。

一生懸命書いたものを、褒めてもらえたら嬉しいし、足りないものを指摘されることもありがたい。

息子や旦那のことで悔しい思いはしても、自分自身のことで悔しく思い、落ち込んだり、そこから這い上がろうとすることが減ってきていた。
足りないものを指摘されることもなければ、褒められることもあまりなかった。
自分の名前がついた記事が、インターネットを通じて、多くの人に読まれることなんて夢のまた夢だった。

だから、本当に嬉しい!

「何もしない」ということは、実は「リスク」を取っていると聞いたことがある!
その「リスク」とは、「機会損失」というリスクらしい。

あの時、どうせ、平日の夜だし……と言って、記事を閉じなくてよかった。
あの時、通信受講できるって言ったって、店舗に行くより、質が劣るかもしれない……と思って、パソコンを閉じなくてよかった。
無料の講座以外、今は、受ける余裕がないや……とあきらめなくてよかった。

消費は生きて行くためにどうしても必要で、浪費は無駄遣いかもしれないけれど、息抜きは時に必要。そして、投資は、自分らしく生きるためにやっぱり必要だと思った。

いざという時のための、わずかな貯金に感謝した。

専業主婦ほど、ライティングを学んだら、伸び代がある職業はないと思う。

みんな、気づいていないだけなのかな?
それとも、興味がないのかな?

天狼院書店のHPを、専業主婦はあまり見ないのかな?
天狼院書店のHPを見た旦那さんが、
「こんな講座があるよ」
って、教えないのかな?

それだったら、よかった!
私と同じような環境の人が、ライティングを始めてしまうと、ライバルが増えてしまうから!

【ライティング・ゼミ・プロフェッショナル】の第1期の最後に、書き留めておきたくて書いたけれど、あまり読まれなければいいと思う。

この楽しみを、続けたくて、私は迷わず、継続受講の申し込みを済ませてしまった。

そして、いつか、三浦さんと話してみたい!
受講生のみなさんと話してみたい!
心から、そう思う。
だから、その日までは、画面と文字を通して、繋がらせてもらおう!

***
この記事は、「ライティング・ゼミ プロフェッショナル」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、店主三浦のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

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