メディアグランプリ

新卒諸君へ。転職したくてたまらなくなった時の処方箋。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【2月開講申込みページ/東京・福岡・京都・全国通信】人生を変える!「天狼院ライティング・ゼミ」《平日コース》〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
【東京・福岡・京都・全国通信対応】《平日コース》

記事:unai makotoki(ライティング・ゼミ)

「先輩、この仕事を覚えると給料いくら上がりますか?」
彼は新卒入社1年目という立場をわきまえず、よくこんな質問をしてくる。

「そうだなぁ、これくらいの仕事を覚えても、給料は上がらないと思うよ」
「じゃぁ、覚えることである意味、損しますね。
給料が変わらないなら、新たにこの仕事をこなす分だけ、余計に仕事するだけだから」

我々先輩社員から見ると、彼はかなり生意気である。

ただ、彼はいつも真剣に質問してくる。ボケてるわけでも、楽がしたいわけでもなく
純粋に自分の仕事ぶりと対価のバランスを気にしているのだ。

最近の若者は、何に対しても「コスパ」にこだわるらしい。
食べ放題に行けば元をとりたい。自分が食べる方の部類でないなら、そもそも行かない。
デートは、男女で割り勘。あくまで自分の分だけを負担する。
車には乗らない。駐車場や税金、ガソリン代を負担するほどの魅力を感じない。
もちろん、仕事に対しても適用される原則。
良い悪いの話ではない。価値感の問題なのだ……。

私は都内で飲食予約サイトを展開するベンチャー企業に勤める入社7年目の30歳。
社員数50名程度ながら自社開発のレコメンドシステムがカスタマーに評価され、
設立10年で年間100億円の売上規模に急成長している。

名刺にはマーケティング担当と書かれているが、ベンチャー起業らしく、
どんな仕事でもこなさなければいけない。社員は全員、肩書と仕事内容が一致していない。

各人が様々な苦労をしているがゆえに、団結力というか、一体感というか、
社員同士が助け合う風土が自然とできあがっている。
毎日が「文化祭前夜」という雰囲気だ。

ただ、これまでの売上急増に伴う「成長痛」が組織全体に出てきはじめた。
そのため、組織の基盤を固めるため、3年前から毎年新卒採用を開始。
社長自らが採用活動の現場に加わると共に、採用後は、次世代の幹部候補として
じっくり育てている。

前述の「コスパ」にこだわる新卒くんが、なぜこんなベンチャーに
採用されたのかというと、やはり将来性を買われてのことらしい。

ITリテラシーが高く、海外留学経験があって、
何より論理思考がしっかりしていると人事が評価していた。

問題は対人関係とコミュニケーションということだが
これは彼に限った課題感ではない。
新卒社員全員が立ち向かう最初の壁だ。

学生から社会人になった途端に
自分に求められるレベル感が変わる。

学生時代が「練習」なら、社会人こそ「本番」だ。
つまり、原則的に失敗は許されない。

だから、人と協力していくことは欠かせない。
対人関係において信頼関係を構築する。

そのためにコミュニケーションを通じて、
仕事の目的を共有しつつ、相互理解を
重ねていかなければいけない。

だからこそ、まずは自分自身が
彼を深く理解したいと思っていた。

……にも関わらず、「コスパ」のことで
出鼻をくじかれていた。

そもそも彼とはコミュニケーションを
取るにもその機会を得ることすら難しい。

仕事が終わると即帰宅(後で知ったのだが、とにかく自宅が好きらしい)。
飲みには絶対行かない(彼はほとんど飲めない)。
二人の間に共通の趣味もなかった(ゴルフで仲良くなった後輩もいる)。

必然的にいつも仕事の話題に終始してしまうのだが
「コスパ」のやりとりになると、こっちが疲れてしまうのだ。

彼個人の特性なのか、やはり世代的な特性か、
だんだん分からなくなり、同期に相談してみた。

「ことあるたびに聞いてくるんだよ。給料はいくら上がりますか? とか、
最速かつ楽に仕事を覚える方法を教えてください、とか。
気持ちは分かるんだけど、「コスパ」にこだわり過ぎているというか……。
とにかく、あのスタンスじゃダメだと思うんだよ」

「お前、彼がなんでそんなにコスパにこだわるか考えたことある? 
新卒だからだいたい22歳。95年生まれ。 
Windows95が発売された年だぜ。
生まれた頃からケータイがあって、10歳の頃にはiPhoneだしね。
何でもネットで検索すれば、答えが分かってしまう。
「正解」とか「うまい方法」を知らないほうが不思議なわけで。
そんなことの延長なんじゃない?」

理屈は分からないでもないが、全部そのせいにするのも
乱暴な気がする。同期は続けた。

「あと、ソーシャルの普及も影響してると思うよ。

LINEがサービスをはじめた時、彼らは高校1年生。
青春時代の濃い思い出を全部、友だちに共有してる。

お互いに報告し合うことが義務みたいな感覚だから
仕事のことにしても、早く一人前な報告がしたいんだよ。
だから、効率的にモノを考えてしまう」

ネット企業のマーケターの模範回答のようだ。
ただ、同期の見方のまま、彼を見てしまうことは
直感的に間違っていると思いながらも、
これまでの言動や行動を振り返って、
納得できるような気もした。

今のところ「コスパ」重視のスタンスがなぜ間違っているのか、
うまく言葉で説明することができない、という状況だった。

それもあって、あらためてメンターとして
彼としっかり向き合ってみようと思った。

時間はかかるかもしれないけど、必ず分かり合えるはずだ。
少なくとも俺はそうやって周囲と協調し、結果を出してきたと自負している。
今は自分の成功体験を信じてみるしかない。

彼は大学時代にインターンとして
大手Net企業に勤めた経験がある。

アプリの運用業務を担当していたらしく、
Webのリテラシーの高さは評価できた。

ただ、実際の仕事ぶりは、
やはりインターンレベルだった。

任された仕事はこなすが、
それ以上のことはできないのだ。

なぜその仕事をする必要があるのか? 
仕事の目的をまだ感じとることができない。

ある時、サービスのカスタマーから
クレームの問い合わせを受けた。

「どうしても今晩予約したいお店があります。
先ほどアプリをアップデートしたら、落ちるようになりました。
OSはiOSの最新バージョンです。どうすればいいですか?」

彼は、問い合わせ内容をを頼りに
一通りの技術情報を調べた。

結果、一度アプリをアンストールして
入れ直すよう案内した。

その後、カスタマーから再び問い合わせが入る。
やはり、症状は改善しないらしい。

「先輩、直接状況を見なければ、原因が特定できないです。 
ここからの対応では、限界がありますよ」
万策尽きたという感じをアピールしながら状況報告してきた。

「まずはカスタマーの立場になってみてよ。
どうしても予約したい店があるってことだよね。
カスタマー自身で予約できないなら、代行してあげようよ。
すぐに動いて」

そう、なにもカスタマー自身がアプリで予約することに
こだわる必要はない。誰が予約してもいいから、
まずは、今晩そのお店で食事ができればいいのだ。

新卒ゆえに、業務知識が不足している。
それがゆえに機転がきかないというのも分かる。

でも、この場合、カスタマーの満足度を第一に考えるべきだ。
そこから対応方法を考えれば、正解へたどり着けるのではないか? 
そういう発想にはならないのだろうか、とも思った。

「先輩、カスタマーと連絡が取れ、こちらで予約ができたことを伝えました。
それからさっきの落ちる件、カスタマーの操作間違いだったみたいで
使えるようになってるみたいです」

Googleにカスタマーの満足度を満たす方法を質問しても
満足な検索結果は返ってこないだろう。

やはり、「コスパ」を意識するあまり
関心が自分に向かい過ぎているのではないか。

自分の仕事ぶりや対価にこだわり過ぎているから
視界がせまくなっているのではないか。 

彼をどうしていくべきか考えた結果、
まずは周囲と協調していく必要性の実感が
必要ではないか、と答えを出した。

みんなが何を目的に仕事をしているのか? 
なぜ、一致団結しているのか? 
それがこの仕事において、どれくらい重要なことなのか? 

どんなに彼の仕事ぶりが良くなっても
1人でできる仕事の量なんて、たかだか知れている。

みんなと協力して成果を出していくには、
周囲と協力すること。
そのためには、お互いの信頼関係が大切だ。

それが理解できれば、具体的な仕事のスキルは
後からいくらでもついていくのではないか。

チームメンバーには、できるだけ
彼に考えさせるようお願いした。

そして、関心が内向きで周囲を理解していないと
感じたら、その場で彼にフィードバック。
逆にできていたら、細かいことでもいいから
大げさに褒めるよう指示した。

結果、彼は仕事を進めようとするたびに
仕事の目的を問われ、段取りのまずさを指摘され、
一方で、少しでもできると褒められるという
いうならば「ツンデレ」な日々を過ごしていた。

仕事の良し悪しを即座に伝える。
動物にしつけを教える時、これが一番効果があるらしい。
調教に例えるは失礼だが、彼も強制的に
慣らされていったのだった。

最初はとまどった彼も2年目に入る頃には
順調と呼べるほど成長していた。

あの口癖を聞く機会も減り、いやほぼ聞かれなくなり
チームメンバーともその成長感を共有できていた。

今度の新卒のメンターに
推薦する声も出ているほどだった。

「世代の違いはあれど、一緒なんだよ」
自分の指導方針が間違っていなかっと
自信を持っていた。

そんなある日、彼が相談があるから、
まとまった時間を作ってほしいと頼んできた。

「仕事のことで、相談したいことがあるので、
時間をもらえませんか」

「仕事のことなら、今でもいいよ」

「いや、半分プライベートな話というか、
ちゃんと話がしたいんです。
金曜日の午後なら空いてますよね」

「金曜日って、明日? 
まぁ、空いてるといえば、空いてるけど」

半分プライベートってことは結婚の話とか?
新卒2年目なんて早くないか?

金曜日の午後。話の内容とは「転職」のことだった。

「先輩、おれ転職したいんですよ」

「なんだよ、突然。詳しく説明しろよ」

「だから詳しく話すために時間もらったんですよ。

アメリカで流行ってるWebサービスで、
MyTableBooking.comってあるじゃないですか? 

あれが今度日本でサービス展開するの、
先輩も知ってますよね?」

シリコンバレー発。高いIT技術力と独自のビジネスモデルで
急成長していた。日本に来たら完全な競合にあたるため、
警戒するように、うちの役員たちも頭を抱えていた。

「ネットマーケティングができる人がほしいらしく、
大学のゼミのツテで誘われてるんですよ」

「アメリカで流行ってるからって、日本でも流行ると限らないだろ? 
うちはもちろん、某サービスのT、R、G、H……。
日本国内ですら大手が競合してるんだから、簡単にはいかんだろ」

あまりに突然の話に驚き、とりあえず、完全否定してしまう。

「まぁそれはそうなんすけど、それは上手くやるとして、
給料もすごいいいんですよ。年収ベースで1.5倍。
フレックスだから週3しか来ない人もいるらしく、
自由でいいなぁと思って、超悩んでるんですよ」

彼の話を聞きながら、頭の中を「コスパ」という言葉が巡っていた。
教育がうまくいっているものと信じていただけに、
転職の相談はショックだったし、理由がやはり「コスパ」とは……。

彼は、仕事にも慣れ周囲が見えるようになっていた。
結果、どれくらいの仕事ぶりが、どれくらいの収入につながるのか
自分の中に相場観が出来上がっていたらしい。

そう、仕事に対して、いちいち「コスパ」の良し悪しを
質問する必要が無くなっただけだった。

そして、「ツンデレ」な毎日の中でも、彼はその攻略法を
見つけていたのだ。効率良い人間関係の作り方ということを。

転職の話よりも、まず彼に「コスパ」に対する
認識を改めさせなければいけないと思った。

でもそれを彼にどう説明すれば聞く耳を持ってくれるのか、
完全に言葉が見つからない状況だった。

「いったん、お前の思いは分かった。
数日、話を預からせてくれ」

ようやく、出た一言だったが、
彼にはそんな思いを察する気遣いはない。

「早くOKくださいね。せっかくのチャンスを
逃すのは嫌ですからね」

月曜日の夕方。あらためて彼と話をすることにした。

週末をかけ、引き止める方法を考えてはみたものの、
うまい説得材料は見つからなかった。

もしかすると、コスパを重視する彼には、
むしろピッタリの環境なのかもしれない。

いや、それでは彼は一生変わる機会を失うかもしれない。
仕事とは「コスパ」で片付くほど単純な話ではないはずだ……。

どんな話合いになるのだろう。
筋書きを作ることはできなかったが、
思うことを正直に言葉にしてみよう。
それだけはブレずにいこう。

「金曜日の話について、週末かけて考えてみたんだけど、
やっぱりこの会社に残ったほうが良いんじゃいか? 
ようやく仕事も覚えて、後輩も入ってくるし、
これからだと思うんだけど」

自分自身でも歯切れの悪さを感じたが、
それ以上でも以下でも無い。
仕事が本当に面白くなるのはこれからなのだ。

「仕事を覚えた今だからこその決断なんですよ。
ここまで育ててくれた先輩方には感謝してますよ。

ただ、ここと同じ仕事内容で給料が1.5倍なんて、
こんなチャンスも無いと思うんですよね」

同じ仕事内容で給料が1.5倍……。
そうか、彼は転職先でも今と同様のパフォーマンスを
発揮できると信じているらしい。

「なぁ、お前、その会社でも、今と同じくらいの仕事が
できると思ってない?」

「はい。仕事の手順は完全に覚えましたし、
自分一人でやれてることは、先輩だって知ってますよね? 
こないだって、もう一人前だって、言ってくれたじゃないですか?」

「新しい環境でも。まっさらな環境でも一人でできるのか?」

そう言いながら、だんだん、彼に伝えたいことが
言葉としてまとまりつつあった。

「俺たちチーム全員で移籍するわけじゃないんだよ。
お前だけ行くんだ。その会社で、お前が誰かに仕事を依頼したとする。
今までと同じレベルのアウトプットが出てくるだろうか?」

やはり、彼の転職に対する前提条件には、この会社と同様の
メンバーが揃っている、ということが含まれている。
ただ、彼はそれに気づいていない。

「チームメンバーの数もこの会社と同規模です。
それなりの人材を揃えることも約束してもらいました」

スキルがある人が一定数いれば、回るほど
仕事は簡単ではない。うまく回るには、
まずお互いの信頼関係が必要だ。

「その会社で、お前が困った時、
相談にのってくれる相手はいるのか? 

その会社で、休憩したい時、ランチしたい時、
付き合ってくれる人はいるのか? 

今、この会社のメンバーは、お前が望むことが
自然と実現できる環境じゃないのか? 

転職するということは、そんな信頼関係を
全てリセットするということだよ。
全く知らない人と0から信頼関係を構築する、
ということだよ」

彼は、「そんなことは理解している」とでもいうよう
単調なリズムで相槌を打ちながら話を聞いていた。

問題は、その信頼関係がどれくらい仕事に必要なのか? 
そして、必要な場合、自分の力だけで構築できるのか? 
それに対する答えには自信がないようだった。

「いいか、そもそも、お前が新卒として入社する以前から、
お前のことを見守ってくれた人もいるだろ? 

社長は、お前の入社が決まった時、喜んでたよ。
この部署に配属が決まった時、社長が直接うちの部長に
教育方針をどうすべきか議論してたし。
メンターの俺へのプレッシャーも半端なかったし。

お前が今こうして一人前になる以前から
お前が一人前になることを信じて動いてるんだよ。

こういう信頼関係って、お前がいつも質問してきた
コスパに換算するといくらになるの?

そして、この会社と0からはじめるその会社を比べて
どっちがコスパが良いんだろうな?」

嫌味な言い方なのは承知していた。でも、ここが勝負ところだ。
彼が本当の意味で新卒の殻をやぶるのは、今しかない。

彼は、とまどっているように見えた。

それはそうだろう。転職の相談をしにきただけと思ったら、
最終的にはなんだか自分が非難されている。

でも、今日、俺が伝えたいこと、いや、本当はメンターを通じて
ずっと伝えたかったことの真意を悟ったのだろう。

あらためて、仕事における「コスパ」とは
何と何がバランスした状態を言うのだろう。

正直、時間や給料に見合わないと思うことだらけだ。
その点は正直に俺自身も日々感じている。

ただ、仕事は、人と人の間に生まれるものだと思う。
だとすれば、そんなに効率も良くならないし、
計算できない点が増えてしまうことも当然だ。

一方で、損するばかりじゃないこともまた事実だ。
誰かに助けられたり、助けたり。そして、長い目で見れば
「コスパ」は合っていると思える。

だから、効率だけを追いかけても、
幸せな仕事なんてできないのではないか?

後日、彼が転職しないことを伝えてきた。

「先輩の話を聞いた素直な感想なんですけど、
すごくコスパ重視って思われてることに驚きました。
人間関係が大切じゃないなんて思っていませんからね。

ただ、おじさん世代とかそうだと思うんですけど

それこそコスパにこだわらなさ過ぎて、
結果、日本が成長機会を逃がすことにつながり
借金だらけになったじゃないですか。 
僕たちの世代はそうはいかないぞ、と」

結果と根拠をつなぐ論理がかなり雑だが、
「コスパ」を重視する思いは理解できたような気がした。

「ただ、信頼関係のような可視化できていない資産を
どう評価するかは難しいですね。

少なくとも、0から構築するのに1年。
転職することで、自分のキャリアがただの遠回りになるのは
避けたいと思いました」

「うん、そうだね。

いいか、転職先で成功する奴は、結果、転職しなくても
成功するんだよ。だって、転職先が評価する基準と
この会社が評価する基準が違ったら変だろ? 

転職したら、8割くらいの人は給料が下がるんだ。
その理由は様々だけど、不慣れな環境で高い成果を狙った結果、
うまくいかない、というケースが多いんじゃないかな。 

成果を狙うにあたって、必要なのは信頼できる人間関係だよ。
せっかく作った信頼関係を転職によってみすみす捨てることが、
自分にとってどれくらいの損失かもう理解できるよね」

そう。良い仕事をしたければ、仲間がたくさん必要なのだ。

「先輩は、転職否定派なんですね。
理屈は分かります。では逆に言えば、新卒で入った会社に
骨を埋めろってことですか?」

「いや。そうじゃない。
転職するならそれも自分の人生だと思うし、
覚悟していけってこと。

転職じゃなくても、起業したり、独立したり
自社に残る以外の道はいくらでもあると思うよ。

ただ、本質的な意味で、転職する時は、
夢を追いかける時だけだと思う。それなら賛成だよ」

仕事に慣れて周囲が見えるようになると
回りの会社が魅力的に見えて仕方が無い時がある。

友人を見てうらやましく思える瞬間も
一度や二度じゃないし、特に結果が出ていない時ほど
余計に羨ましく思えるものだ。

でも、転職は魔法の杖ではない。

目的がしっかりしていないとうまくいかないのだ。
どうしても転職したくなった時、自分に問いかけてほしい。
すべてをリセットしても転職したいのか? 
後悔することはないのか? 

もし、周囲の会社が魅力的に見えて仕方が無いのなら
その会社で働く苦労も含めて考えてみて、
それでも魅力的かどうか自分に問いかけてほしい。
***

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2017-03-03 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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