メディアグランプリ

あなたの言葉で好きになる


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:ときね(ライティング・ゼミ)

「あなたには、ライター線があるわね。文章を書くことに向いているわ」
何度となく、手相占いで言われる言葉。

なんとなく気になって、でも、文章にそこまで深く関わることはなくOLとして生きていた。
「ああ、おもしろいなあ」
思い返せば、私は「文章」「ことば」が好きだった。

小さい頃から本を読むのが大好きで、ベストセラー作家に憧れた幼少期。

降ってくるタライやゲテモノミックスジュースのせいで、大嫌いだったお笑い。
好きになったきっかけは学生時代のネタ番組ブームで観た、アンジャッシュのコントだった。

わずかなボケのセリフだけでとにかくひたすら面白いとか、
同じ言葉を別の意味で使うとか、
言葉遊びのようなネタに「日本語の力って、すごい……!」と感動したこともあった。
他の芸人のネタもどんどん観たし、それから随分と長いこと、お笑い好きをやっていた。
とあるアイドルにハマったきっかけも、彼が公式ウェブ上でやっている連載だった。
歌やダンスから彼に興味を持ち、公式ウェブにアクセス。彼の連載ページがあったので読んでみると、とても読み応えがあってめちゃくちゃ面白かった。
すぐに、公開されているバックナンバーを全部読み漁った。まんまと心を掴まれた。

芸能人が書く文章は、書く人自体がコンテンツだから、読まれていくものだ。
しかし、芸能人がコンテンツになる文章を書けるなら、その効果は絶大なのだなと感じた。
連載が100回を迎え、感想が読者から募集された。かなり熱い感想メールを送ってしまった。

身近でも小説や漫画を描く友人がいる。彼らのHPにアクセスして、最新作を読むのも楽しみだ。

文章のプロアマ問わず、大好きな彼らが生み出すものは、私にとって素晴らしいコンテンツだった。

そんな私が、なんとなくライティング・ゼミに引き寄せられたのは、なんとなくと言いながら、必然的なものだったのかもしれない。

大好きな言葉を紡ぐ人たちに憧れ、書くことに向かい合ってもうすぐ4ヶ月。順調に書ける時もあれば、そうではないこともあった。
自分の書き上げるものは、なんだか泥臭いものばかりで、天狼院Webに載っても、その泥臭さに苦笑いしたり。

ライティング・ゼミを始めてから、読むものが増えた。
天狼院Webのメディアグランプリに掲載される記事たちや、ゼミに参加されている方のブログ記事だ。

感嘆したり、悔しくなったり、素直に面白がったり。
読むこともさらに刺激的になった。

ゼミの期間中、書くことに苦しんでいた時期があった。
その時読んだある人のブログ記事に心が揺さぶられて、言葉がどんどん自分の中にわいてきた。
行き詰っていた、ライティング・ゼミの課題をあっという間に書き上げた。
ジェットエンジンを手に入れたようだった。
私の周りに溢れる文章たちは、万華鏡のようだ。
視界に与えられる万華鏡のいろいろな色と模様が、いろんな人の文章によって心に与えられる様々な感情のようで。
時に、書くエネルギーとなり、時に、ひたすらに私を癒し楽しませ、時に、ライバル心や嫉妬心を煽ってきたりする。

次はどんな景色が視界に広がるのかと、わくわくしながら万華鏡を動かすのもそうだ。
次に更新される文章が楽しみで、ページにアクセスするためにマウスを操作する。

読まない生活をすることは、もはや不可能だと思う。
感情を豊かにする万華鏡は、もう手放せそうにない。
ライティング・ゼミを始めてから、文章のプロである友人と書くことについての話をした。
ものすごい熱量で、友人が創作に取り組んでいることを知ることができた。
作品のファンとしてもともと尊敬していたけれど、さらにその度合いが深まった。
これも、自分が書くことに向き合わなければ知り得なかったことだろう。

ライティング・ゼミでは、プロとアマチュアのマインドの違いについてのお話をうかがうことが何度かあって、そのたびに、自分は文章を通じてどうなりたいのか、プロを目指すのかと考えさせられることになった。
文章のプロになりたいという野心は、現状あまり無い。
熱量も、目指すには足りないと思う。

ただ、素敵な周りの文章たちが私をそうしたように、誰かの心を動かす文章を書いてみたいと思う。
次の更新が楽しみにされるような、おもしろいものを書きたい。

果たして私は、素敵な万華鏡のような文章を作り出せるだろうか。
「あなたには、ライター線があるわね」
手相占いに行って、何度か言われたこの言葉。
この言葉も、ライティング・ゼミに引き寄せられた原因のひとつかもしれない。

その言葉はやはり、頭に残っている。
ライティング・ゼミも終盤。ライター線の行く先は、どこだろうか。

今後も書き続けて行きたいと思う。
万華鏡と、ライター線の行く先を目指して。

さて、今週の記事も書けたことだし、大好きな人たちの記事を読みに行こう。

***

この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

http://tenro-in.com/fukuten/33767

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2017-03-26 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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