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社会人歴3年目のペーペーが仕事についてちょっと考えてみた

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:草場(ライティング・ゼミ日曜コース)

ウェブ上で仕事について語っている人は、肩書きが代表取締役だったりCEOだったりと、
かなり実力がある方たちがクローズアップされているようです。
なので、あなたがそのような記事を読んでも「それはあなただからできたんでしょ!」と思ってしまうのは当然かもしれません。
だから今回、あえて社会人3年目の僕が仕事について改めて考えてみました。

つい最近、僕は2年ちょっと勤めていた会社を退職する決意を固めました。
僕はウェブマーケティングの会社に勤めており、特にウェブ上でいかに効率よく集客するかということをやっています。

GoogleやYahooで検索した後に検索結果の上の方に広告が出ているのを見たことがあると思います。Facebookを見ているときに広告を見かけませんか? 
僕は、そういった広告達を運用していました。
なぜか僕のFacebookには出会い系アプリの広告が良く出てきますが……笑

まあ、良くあるITのベンチャー企業でした。ブラック企業という部分を除けば笑
しかし、小さいベンチャー企業だったからこそ、広告運用から営業までたくさんの経験を積むことができました。本当に自分の社会人としての基礎を作ってくれた会社だし、いろんなことを学ぶことができたのでとても感謝しています。

しかし、僕は辞めることを決意しました。
なぜなら僕の理想の姿がその会社ではどうしても描けなかったからです。

「仕事」とは「航海」のようなものだと思います。
会社という船にほとんどの方が乗っています。
独立したり、フリーランスでやっている人は自分で船を作って、自分の理想のビジョンに向かって船を進めています。

「航海の目的地」は将来の自分の在りたい姿(ビジョン)と言ってもいいかもしれません。

目的地に早く到達するために、あえて大きな船に乗る人もいると思います。
目的地は特にないけど、頑丈な船で嵐がきても沈みそうにないからという理由で大きな船に乗る人もいるかもしれません。

反対に、大きな船に乗ってしまうとルールが厳しくて、ふら~っと寄り道できないため、小さな船に友達同士で乗る人もいるかもしれません。

ただ、みんなに共通して言えることは、どこかしらの船に乗っていることだけです。

社会人1年目の僕は、ただただ働き続けました。
仕事を覚えるので必死だったので、朝から終電まで死に物狂いで仕事しました。
目的地なんて当時の僕にはなくって、単純にかっこいい船だったし、どこの船でも使えそうな操縦が学べるからという理由で船に飛び乗りました。

しかし2年目が終わるころ、仕事もある程度こなせるようになってくると、
急に周りや自分の状況が見えてきました。

僕って今ワクワクできているかな? 
僕がしたいことって本当にこれだっけ? 
何のために仕事ってするのだろうか? 
死ぬまでこの仕事で満足だろうか? 
僕にとって仕事ってなんだろう? 
などなど

このまま今の仕事をして突っ走っても、僕の思い描くビジョンと全く違う方向に進んでしまうと感じました。

目的地と反対方向に進んでいると気付いたら、あなたならどうしますか?
反対方面に走っている船に飛び移るか、自分で船を作って反対方面に自力で進んでいくと思います。

今まで、僕の目の前にかかっていた霧が2年目になってようやく晴れて、「あれ?これ方向ちょっとずれてるな!」と気づきました。
そして目的地に到着するために、方向転換いわゆるキャリアチェンジをする決意をしました。情熱をもって船を進めて行けるような目的地が明確になったので、あとはその目的地から目を離さずに、船を進めるだけです。

情熱は燃料です。
情熱がなければ船はちっとも前には進みません。

何かを極めるには、めちゃくちゃ量をこなす必要があります。
「量より質だよ!」って思うかもしれませんが、かなりの量をこなさないと
質に転換しないことは僕自身が今までの人生で感じています。

かなりの量をこなすためにも好きな分野、熱心になれる分野、情熱を注ぐことが
できる分野を仕事にする必要があると思います。

情熱は燃料と言いましたが、燃料にも石炭、石油などと色々種類がありますよね。
好きなことを仕事にしている人は、核燃料並みのエネルギーをもって航海しています。
僕はこのような人たちを何人も見てきました。そしてそんな人たちのように情熱をもって仕事をしたいと強く感じました。

もしかしたら、今のあなたは目の前に霧がかかっていて、現在地も目的地も分からないかもしれません。そして情熱をもてるものが見つからないかもしれません。

しかし、一生懸命船を進めているうちに、石炭が核燃料に豹変することがあるかもしれません。またどこかに船を進めているうちに霧が晴れて、目的地が明確になるかもしれません。

「目標をもってみんな自分の船をもって航海するべきだ!」なんていうつもりはさらさらありません。しかし、これは僕にとってもあなたにとっても一度きりの航海なので、後悔だけはしないようにしましょう。(ダジャレですみません!笑)

***

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2017-04-28 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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