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婚活はマネキンのように⁉


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:yohei(ライティング・ゼミ日曜コース)

2016年5月4日、ゴールデンウイークの中、渋滞を避け早朝に私は一路車で東京から栃木へ向かっていた。
目指す目的は「田舎暮らし体験で婚活」そんな内容の婚活パーティーだ。

今回の内容は「田舎暮らし体験」なので、おしゃれな感じになりすぎずジンプルにセンス良い服装をモットーに心がける。
もともと服装に関心のない私は、田舎暮らし体験を想像すると玉置浩二さんの田園という曲のPVに出てきそうなジーンズにTシャツで上にコットンシャツを羽織るくらいのイメージにしか考えていなかったのだが、おしゃれな感じになりすぎずシンプルにセンス良い服装を心がけるきっかけになったのは他でもない。
最近まで大手のお見合い会社で婚活をしていて、めでたく結婚をした大石くんとの会話からだった。

大石くんいわく「服装やプロマイド写真で女性に声をかけた時の反応が全く違うので大切ですよ」「自分もあまり見た目に気を使っていなかったら婚活で会った女性に貴方やる気あるの? とダメ出しをされた」「その後、服装などに気を使うようになったら今の奥さんに出会った」とのアドバイスをもらっていたので自分なりに考えセンスの良い感じを演出していった。
また大石くんからは「どんな婚活でも、メインは婚活だからね」「そこんとこを忘れないように」とも言われた。

それまでは、人間中身でしょ?
外見だけを見る人なんてお断りだ!! などと考えていたが、いざ自分の胸に手を当てて自らの行動を思い返して見ると結構第一印象を見ているものである。
個人的には、バッチリ濃いメイクの人や香水などをつけて強い匂いのする人にはあまり近寄らない。
ごめんなさい、好みでないから……。

さらに自分の胸に手を当てて自分のことを考えて見る……。
あぁ、頭ボサボサじゃいかんよな。
眉もつながっていたらいかんよな。
鼻毛にも気を付けよう。
そして、洋服も。
清涼感もなく、白馬の王子さまには程遠い。

自分でよくよく鏡を見て見ても、これは好み以前の問題だった。
婚活で今まで出会った女性の皆さん、本当にごめんなさい。
悔い改めます。

ということで、この日の為に美容室へ行き髪と眉を整え鼻もチェックする。
私などは、お世辞でもセンスが良いとは言えない部類の人間なので色々なショップを巡り一からだとどう服を選んで良いかわからないのでマネキンの着ている服を自分なりに一生懸命足し引きをしながら、また店員さんと相談をしながら洋服を選んでいった。
この時、大活躍したのが「マネキン」誰が発明したものなのだろう?
自分が試着して鏡を見て洋服を選ぶのも重要ではあるが、まず初めにどんな組み合わせがトータル的に良いのか洋服自体の組み合わせセンスを多角的に店員さんと同じものを同じ角度で見ながら相談することができ想像がしやすくまた二つ三つ並べると見比べることも簡単にできる。
洋服選びの初期段階としてとても選びやすいと思う。
そして、試着をして購入となった。

そんなこんなで清涼感を手に入れ、センスの良さそうな服を着て会場までたどり着いた「田舎暮らし体験で婚活」
東京から栃木は思った以上に長い距離だった。
現地では、グループなどに分かれて山菜をとったり、餅つきをしたり、大豆を石臼で挽き、きな粉を作るなどの都会では味わえない体験をしながら色々な話をしつつお互いに品定め? をする。
そして最後に、お約束のマッチングという流れになるのだがマッチングも発表された後、このイベントの最後の言葉として世話役の方からの印象的なお言葉をいただく。

「最初にも言いましたが皆さん、一つの考え方として自ら異性を選ぶのも大切ですが、私の経験上、自分を誰かが選んでくれているという事も忘れずに行動すると婚活は上手くいきやすいようです」
「ぜひ、自分に目を向けてくれている気配を感じるアンテナをこれからも立てて普段の生活に戻ってください」
参加させて頂いた婚活イベントの世話役のペイさんのお言葉でした。

あれ?
「自分を選んでもらう?」これってマネキンと同じじゃないか?
マネキンのディスプレーは、お客様に選んでもらいやすいように着せ替えをしている。
「うちのブランドの服はこんな感じに着こなすと良いですよ」「こんな風に選ぶと素敵に見えますよ」というメッッセージが込められているのではないだろうか。
それを見て試着、購入するとなるのだから。

私も今後はまず、マネキン達のように「自分はこんな人ですよ」と選んでもらいやすいような服装や振る舞いなどのアピールを心がけていきたいと思う。
そして次に重要なのは、選んでくれそうな気配を察するアンテナを立ててキャッチしアプローチをすること。
そう試着(交際)してもらえるように……。

これまた、なかなか難しい問題が浮上してきた。

まだまだ前途多難なようである。

***

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2017-04-28 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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