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メディアグランプリ

「人生を変えるライティング・ゼミ」で人生はどうなったか?


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【10月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:古川博之進(ライティング・ゼミ平日コース)

 
 
「人生を変えるライティング・ゼミ」。
最初は「人生!? 何を大げさな!」と感じざるを得ないそのタイトルだ。ネットサーフィン中に、こんな感じの煽り文句につられて先へ進んだ結果、肩透かしをくらったことは誰もが経験したことがあるだろう。しかし天狼院のライティング・ゼミは、そんなものとはまるで異なる、極めて面白いゼミであった。タイトルの中に秘められた込められた沢山の謎は、8回の講義の中で、極めて論理的に証明されてゆく。最後には、「完」というよりは、「Q.E.D.」(証明終わり)と打ってよいくらいだ、というのが受講した私の感想である。
 
そもそも、私がこのゼミを申し込んだきっかけは3つ。
別に、どうしても変えたい人生があってタイトルに辿り着いたわけではない。ひとつには、単純に天狼院が好き、次に、締め切りというものに挑みたい、最後は将来への勉強とでも言うべきか。人の人生が100年になり、会社ではカバーできないステージが目の前に現れている。自分の人生を生きてゆく上で、起業を決めたわけではないが、お金を稼ぎ出す力は身に付けておかねばなるまい。そのステージでやりたいことをやるために、おそらくは必要となってくるであろうオウンドメディア作成のための準備としてであった。そして、それは予想以上に実のある有意義な4ヶ月だった。
 
「で、あなたの人生は変わった? 」
 
店主 三浦氏に聞かれたとしよう。
答えは残念ながらNOだ。
それは、講座を終了してまだ時間的に間もないとかいう理由ではない。終了はしたものの、修了はしていない、感覚としてはそんなところか。
この4ヶ月は、あくまで「車の走らせ方」を聞かせて頂いたに過ぎない。オウンドメディアという擬似空間で路上教習は受けたが、外の世界というのはまだまだこれから挑んでゆく場所だ。文章が、或いはライティングのスキルが活かされる世界は無限大であり、ここから先は場数を踏んでゆくしかない。それこそが腕をあげる術だろう。
 
しかし、店主に対して、これだけの記述では物足りない。
 
人生とまでは言えないが、敢えて言うなら、私という個人は、変わりはしないどころか、逐次変わってきているのだとも報告しておきたい。
変化なんていうものは、大なり小なり常に起こっていることだ。たまたま複数の変化のタイミングが重なった時には、それをあとから振り返れば「大きな変化だった」と認識できるが、まさにその瞬間というのは、ただゆったりと時が流れているものだろう。毎週毎週締め切りに追われ、並べた文字列に駄目出しをくらう。たとえ傍から見て稚拙なつまらない文章を書いていても、書いたという事実、facebookのグループにアップしたという事実、師に突っ込まれて心折れた現実……。その全てで私は少しづつ変わってきた。文章だけではなく、それを書く時の心理的な姿勢、或いは机の前から離れた場所でも脳内の動きは変わり始めていた。ネタ探しはこれまで以上に日頃から意識するようになり、更にそれを文章に置き換える際の構図をぐるぐる考えるようになった。このステップは今思えば大きい変化だ。それは稚拙な物だったり、油断すれば脇道に逸れていくレベルの低い物ではあったが、それでも、以前とは違っていただろう。
 
変化の時を更に遡るならば、それはこのライティング・ゼミの受講を決めたとき、ゼミに興味を持ったとき、そして、東京天狼院を覗きこんだとき、になるのだろうか。
 
そもそも、私はメジャーが好きじゃない。携帯電話のキャリアでは、docomoの一強が嫌で、当時のCellular(今のau)を選んだ。業界トップから始めたくなくて、業界下位の企業に入社した。上を目指せるというのが、自分にはひとつの魅力なのだ。巨大な書店は魅力的ではあるが、街の片隅にある小さな本屋さんにこそ魅かれてしまう。そんな性癖のある私には、南池袋の通りの奥の階上にある、得体の知れない空間はたまらなく素敵に見えた。裏打ちされたロジックがあるのだが、一見するとわけのわからない言葉を発し、それを狂信的に実現してゆく書店。これからのステージにおいては、マイナーからメジャーになっていくオーラを大いに感じる場所だった。最初は恐る恐る爪先から忍び込んだが、今ではゼミ受講やその他のイベントも参加して、腰までは浸かっている。実に心地良いのに、実に刺激的だ。
 
くり返しになるが、天狼院書店に足を踏み入れて、私の人生は変わった。ライティング・ゼミを受講した分、また少しづつ変わってゆくのだろう。しかし自分の人生を変えるのはあくまで自分自身である。教わった武器とその使用法を自分なりに磨いていき、より一層「自分の人生を生き」ようと再度決意することができたことも大きな成果だ。そして、この学び遊ぶ姿勢を見せることこそが教育であり、これからこのタイミングで生まれてくる我が子に見せたい背中でもあるのだ。
 
 
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2017-09-27 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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