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メディアグランプリ

ライティングは瞑想だ


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【2月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:藤本香織(ライティング・ゼミ平日コース)

 

ほぼ日課になっている、Facebookのチェックをしていると、1月の半ばくらいから、毎日出てくる広告があった。

「ライティング・ゼミ」

 

なんとなく気になってクリック。それが最初の出会いだった。

「天狼院」という名前は知っていた。もともと私は本好き。子どもが産まれて忙しくなってから、あまり実際には読めなくはなっていたが、本屋や図書館に行けばそれこそ丸々1日いることができる。夜中眠れなくなった時は、kindleかAmazonの徘徊。数年前まで、結構な規模の読書会を主催していた。

そんな私なので、珍しい東京の書店が福岡に出店した。というのは知っていたし、知り合いが何人もイベントやゼミに出入りしているのも知っていた。ただ、実際に足を運んだことはなかった。

広告だな、と思いながらついついクリックしてしまった後、文章の量に圧倒される。途中まで読んで、ふと我に返り、しまった、もう娘を迎えに行く時間だ。と途中で閉じた。

 

その次は、またフェイスブックの広告。すべて読み終えた。いや、読み終えてしまった。ついついこんな長い文章なのに、最後まで読んでみたくなるのだ。「受けてみたいな」少しづつそんな気になる。そして金額を見て、少し躊躇して、一旦また閉じた。

 

こんな事が数回あっただろうか。

最後のダメ押しは、同郷でFacebook友達の安光さんの投稿だった。

シェアされた文章。内容が内容だけに、ついついリンクを開く。

……すごい。

ぐいぐい引き込まれて、結局最後まで読んでしまった。

あ。これはライティング・ゼミでの文章なんだ。そういえば、数年前にも知人が「掲載された!」とFacebookに投稿していたっけ。あの子もライティング・ゼミを受講したのか……。

 

こんなに人の心を掴む文章を私も書いてみたい。

「気になる」「気になる」「気になる」……

これが2週間くらい繰り返された後、

去年、あまり良いと言えなかった1年を送った私は「人生を変える」という副題に後押しされて、とりあえず、そのまま申し込んでしまったのだ。

申し込んだ後に、平日の夜開催ということに気づいて、娘の預け先もはっきりできないまま、当日を迎えることになるのだが……。

 

実際の講義を受けて、その内容の量にも驚く。

今まで、多分、文章をそんな視点で見たことがなかったのだ。

こんなに日常に文章を書いているのに。

こんなに本も読んでいるのに。

電話よりはメールやLINEやチャットやメッセージなど。

文章を書く機会は実は多い。

そうなると、このライティング・ゼミは単なる文章を書く技術、と考えていたが、顧客とのやり取り、新規開拓先とのやりとり、業務の拡大や、夫に自分の意見を通すのにも、使えそうだった。

 

講師の三浦さん曰く、よい文章はすべて、また過去掲載された受講生の記事も、三浦さんの小説も、またまた、経営も、写真も、すべて、ABCユニットなるもので構築されているそうだ。

確かに、最後まで読んでしまう文章と、途中で辞める文章があるな、と。

ならば、私が何度かクリックしてしまった、ライティングゼミの文章は、すごい。あんなに、長い文章なのに、結局最後まで読んでしまって、ずっと頭の中に居座り続ける。

文章に関しても、起承転結でも序破急でもなく、そのABCユニットが秘伝であり、マニュアルなのであるが、ただし、その体得には4か月かかるという。

 

「今日、なんとなくわかった気になると思うけど」と三浦さんは私達の気持ちを察してか、「わかるのと、使えるのは、違いますから」と言った。

とにかく、課題を出して添削してもらう。

それが、体得するまでの当面の課題だ。

 

今までの文章作成の根底概念が覆った。

しかし、同時に疑問も湧き上がる。

ついつい読んでしまう文章すべてが、ABCユニットというわけではないのでなかろうか?

この疑問は次回の講義で聞いてみたいと思う。

 

が、しかし。まずはこの課題の文章。月曜日が締め切り。そういう設定で、余裕だと思ったが、実際やってみるとこれがどうして、書けないのである。

注意文書には、「できれば毎日記事を書いて頂き、その中で厳選したものを週に1本」提出、と書いてあるので、そのハードルは異様に高い。

そんな中、秘密のFacebookグループには、次々に受講生の文章が掲載されていく。

私は、というと、日常ブログを書いていたりするし、イベントの広告文書なども作っているので余裕! と思っていたのだが、2000字が結構な量だということに気づく。今までの文章だと思っていた文章は、メモ程度だったのか?

2000字という文章をしっかり書いたのは、小学生の作文以来ではないだろうか?

小学生のころ、結構いい文章を書いていた気がするが、このABCユニットを知っていたら、そのころの夢である小説家になれていたかもしれない。

 

そんな事を考えながら、はじめは、自分の仕事や家族のことや今話題になっているネタを書こうと思った。

Aは思いつく、Cも思いつく。Bが思いつかない。

A・B・Cすべて思いつく。しかし、AとBの乖離がなくて、先が読めてしまう。面白くない。

まずい。あと7時間しかない。

 

えーい。まずは数だ。数をこなすことが一番大切だ。

そう言い聞かせて、だらだらと日記的なライティングを始める。

そんな中ふと頭に浮かんだのが、これ。

ライティングは瞑想。

あ、確かに。

考えが浮かんでは消え、浮かんでは消え。

試行錯誤を繰り返す。

が、心は集中していて、シンと静かである。

日常生活では、あまりこんなことはない。

いつも様々な雑事に追われ、時間に追われ、子どもに追われ、頭もフル回転だが、喜んだり、悲しんだり、困ったり、怒ったり、悩んだり、楽しんだり、それはそれはめまぐるしく、心も忙しい。

一日終わった後は毎日どっと疲れている。

しかし、今回の課題を日常の中で時間を見つけて取り組んでいる時間、心は静かで、平静だったのだ。

こんな効果があったのか。

なんか、自分の集中力の無さや大雑把さを改善するのにもよい気がしてきた。

しばらく、続けてみよう。

「ライティング・ゼミ」の「人生を変える」という副題を信じて。

 

***

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2018-02-16 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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