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メディアグランプリ

結果を出すって油絵を描くようなものですね!


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:諏訪太郎(ライティング・ゼミ 平日コース)

 
 
今の倍のスピードで結果が出せるようになったらいいと思いませんか?
しかもその方法とは、少し視点を変えるだけの簡単なものです。
もしそんな方法があるとしたら、知りたいですか?
 
多くの部下を見てきた中で、次々と結果を出す部下も居れば、なかなか結果につながらない部下も居ました。
どちらも一生懸命仕事をしています。
だから私は、みんなに結果を出して欲しいと思っていました。
そして、結果を出す部下に共通する1つの事に気がつきました。
その鍵は「油絵」にありました。
 
多くの部下を見てきた中で、次々に結果を出す優秀な部下は2割程度でしょうか。
残りの8割の部下は結果を出さないかと言うと、そうではありません。
ちゃんと結果を出してくれます。
では、結果を出す部下と何が違うかと言うと、結果につながらない部下は「次々に」結果が出せないのです。
一時的に結果は出せるのですが、結果を続けて出すことができないのです。
 
では、結果を出す部下と、結果につながらない部下の違いは何だと思いますか?
実は両者の違いは、結果を出した時に分かります。
結果につながらない部下は、「結果を出したこと」に喜びます。
「今月は予算達成だ!」
「今月は残業0時間だ!」
「新規の取引先を開拓できた!」
結果を出したことを喜ぶのはよいことです。
でも、それだけでいいのでしょうか?
 
それに対して結果を出す部下は「結果を出したプロセス」を喜びます。
「予算を達成できたのは、既存顧客へのアプローチが効果的だったな!」
「残業が0になったのは、仕事前に1日のやることを書き出したのがよかったな!」
「新規開拓できたのは、事前リサーチを徹底的にやったのがよかったな!」
結果が出たことも喜びますが、何よりも自分が考えたことで結果が出たことを喜びます。
このことが結果の出る人と結果につながらない人の大きな違いです。
 
そして、結果を出す部下はさらに上を考えます。
「もっと、結果を出すには何が出来るだろう?」
結果を出したことは、1つのステップです。
結果を出す部下は、結果を出した時にはすでに次のステップに目が向いています。
次のステップは、今回のステップより難易度が上がります。
だらか、次のステップでも結果を出すには「何ができるのか?」、「どうするのか?」を成功から学んでいくのです。
 
こんなことを考えていたら、結果を出す部下の考え方は、まるで「油絵」を描いているようだなと思いました。
 
私が油絵の描き方を聞いた時に一番印象に残ったのは、絵の具を何度も重ねて塗っていく描き方です。
絵の具を何度も重ねていくので、初めの絵の具は見えなくなります。
「目に見えないのだから、そんなに重ねなくてもいいのでは?」と正直思いました。
 
そんな時に、絵の具を塗り重ねていくことで、下の絵の具が透けて見えたり、意外な発色があったり、色の組み合わせで深みが増すことを教えてくれました。
「そうか! 下に塗られた絵の具も意味があるのか。それどころか、下に塗られた見えない絵の具が、この絵画の深みを出しているのか」
それを聞いた時に、とても感心しました。
 
油絵を描くことは、まさに結果を出す部下のプロセスそのものです。
次々に結果を出す部下は、大きな目標を目指して「結果を出す」、「考える」という行為を繰り返していきます。
1つ1つの結果に一喜一憂しないで、大きな目標を達成するために次の一手を常に考えています。
そうすることで、1つ1つの結果は忘れられてしまうかもしれませんが、1歩1歩大きな目標に近づいていきます。
 
もし、結果につながらないなと悩んでいるようでしたら考えてもらいたいことがあります。
結果が出たことに対して考えていますか?
 
世の中の成功は、「原因」と「結果」で出来ています。
原因があるから結果があり、その結果が原因となって、さらなる結果を生み出します。
「原因」、「結果」、「原因」、「結果」……。
原因と結果は続いていきます。
しかも、「原因」と「結果」を繰り返すことで、逆円錐を描くように2倍、3倍……10倍と結果はどんどん大きくなっていきます。
 
次々に結果を出す人は、「原因」と「結果」の円錐のスパイラルにうまく乗っていきます。
次々に結果を出すように見えて、実は1つの大きな目標に向かって結果を出していっているだけなのです。
1つの事に対して結果を出していくので、雨水が石に穴をあけるかのように、気が付くと大きな結果が出せるようになっています。
 
それに対して結果につながらない部下は、結果が出ても「原因」と「結果」を考えない、または、考えたとしても1回だけしか考えようとしません。
「原因」と「結果」につながりがないので、「1つ結果を出しては別の事へ」、「1つ結果を出してはまた別の事へ」と、次々と渡り歩いていきます。
それなので、大きな結果につながらないのです。
 
「結果が出たことについて考えてみる」
この1つの事を意識するだけで、結果は大きく変わります。
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2018-03-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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