メディアグランプリ

書くことで本当に人生を変えた僕が、もっと速く書けるようになったら。そんな妄想をせずにはいられない。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【4月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:カミシゲ(ライティング・ゼミ 特講)

 
 
いま、22:34。
僕は今日新しい自分を手に入れるために、
また、あの門を叩いた。
 
天狼院書店の門を叩いたのだ。そう、僕を中毒にしたあのゼミ。
ライティングゼミを開催している天狼院書店の門を叩いた。
 
天狼院書店の存在を知ったのは、2017年の6月。
「テンロウインというのがあるんですよ」
(テンロウイン?)
「カミシゲさんに必要なんじゃないかなと思って、
今度仕事で一緒に行くので、ご一緒しましょう」
 
僕がお世話になってる方に連れていかれたのは、
福岡の今泉というところにあるビルにある本屋さんだった。
 
テンロウインは天狼院と書き、本屋さんのことだった。
 
なんでも、読んだ後の体験まで提供する本屋さん。
ちょっと一風変わった本屋さんである。
 
その書店に入った瞬間、僕は何かを感じた。
なにかしらの可能性を感じたのだ。
 
「ここで僕のなにかを変えてくれる、ナニかがある」
直感でそう感じ、僕は天狼院のことをネットで調べつくした。
 
「これだ!」
それを直感したのが「人生を変えるライティングゼミ」である。
なんでも秘伝のデミグラスソースのような、
ライティングの秘訣を教えてくれるという内容だった。
 
これはいけるかもしれない!
 
しかし、その反面こんなことも考えた。
 
人生を変えるだと?
やいやいやい、オメエさんは何をそんな「すっとんきょう」なことを言ってやがんだ、
人生を変えるなんてな、そんなことはできやしねえんだよ。
 
人生を変えるなんてな、そんなことは強い意志をもったやつが、
努力に努力を重ねて、死ぬほど練習して、そして、そしてだな。
 
運を持った人間だけができるもんなんだよ。
こりゃ、間違いないね。
 
ネットの記事を読んでいると、死ぬほど書いてきた人間が教えるってんだ、
ってことはよ、ってことはだな、
結局努力をしないかぎり人生は変えられないってこった。
 
普通のやつにな、オレのように普通のやつは、
そんな死ぬほどの努力なんて、できっこない。
 
ということはよ、
人生を変えるなんてな、嘘だ、ウソッぱちだよ。
 
いままで文章を書いたことのない人間が本を出せたり、
ネットにあげた記事が、回し読みされて、とんでもないアクセス数をあげたのもよ、
そりゃ、もともと才能のあった人間がやったことよ。
 
才能のある人間が、ちょっとしたコツをつかんでやったことよ。
 
オレのような、普通の、いや普通以下の人間には、
人生を変えるなんて、そんなことは「うたかたの夢」ってもんだ。
 
この大ボラぶきめ!
おい、八! こいつに塩まいてやんな!
へい!
 
とも思っていた。
 
結論から言おう。
たしかに人生が変わっていたのだ。
 
人生を変えるには行動が必要で、その行動が習慣になったら、人生を変える可能性が高くなる。
 
そして、今は個人が情報を発信できる時代でもある。
情報をネットで発信することで、自分の存在をアピールし、
人に役立つ情報を提供し、その情報に価値があれば、
人生を変える可能性があるということでもある。
 
コンテンツを個人で発信できる時代なのである。
 
僕は「人生を変えるライティングゼミ」を修了し、
毎日のようにブログを書くようにした。
 
すべての記事が2,000字以上もある、バカみたいに長い記事ばかりだ。
 
こんなの誰が読むんだろうと思いながら、
とりあえず修行のつもりでカタカタとキーボードを叩く毎日である。
おかげさまでほとんどアクセスのなかったブログに、
一人また一人と、アクセスしていただけるようになった。
 
そして、作文が嫌いで嫌いでしょうがなかった僕が、
小学生のころ、中学生のころの作文の宿題を先生が根負けするまで書かなかった僕が、
自分なんて生きる価値はないし、そんな自分のことを誰かが知りたいなんて思うわけがない。
 
僕は、あまり人に関わってほしくない、かまってほしくない。
世間の片隅でひっそりと過ごしていたい。
 
そんなことを思いこんでた僕が、自分の考えをブログで語り、
一人また一人と読者が増えていく。もう、人生が変わったようなものである。
 
いままで自分のことを伝えたくない、文章を書くなんてキライだ。
そもそも自分のことを知ってほしくない。
そんな僕が自分の考えを毎日のように文章にして、情報を発信させてもらってる。
 
いままでキライだったことが、やりたくなかったことが、
好きで好きでしょうがない、三度のメシよりライティングが好きという状態になった。
 
さらに、このライティングスキルを使って自分でイベントを開催し、
毎週のようにカフェ会をするようにもなった。
 
いままで、自分のカラに閉じこもっていた僕が、
自分で人に出会いの場を作るようになった。
 
今までの僕と、行動が全然違う。行動の結果が全然違うのだ。
もう、これは人生が変わったというよりも、
別人になったのじゃないか? そう思えるくらい自分の人生が変わった。
 
しかも、それが楽しいわけである。
こんな人生になるなんて、数年前の僕では想像ができない。
 
僕は38才のとき、会社の役員を降ろされ、社会から放りだされた。
それまでの過労が原因で、体がまったく動かなくなった。
 
働くことができなくなり、収入はとまり、自分の人生は一体なんだったのだろうか?
なんのために一生懸命がんばったのだろうか?
そんな絶望のなか暮らす毎日だった。
 
そこから、一度立て直して社会復帰を果たしたものの、
やっぱり体が動かなくなった、
会社に行こうとすると、心臓はバクバクし、
ときには吐き気を催すこともあった。
 
もう、社会で働くことは不可能なのかもしれない。
いや、もうムリなんだ、雇われて働くなんて僕にはできっこない。
 
決められた場所に、決まった時間にいき、
穴を掘っては、埋めるような仕事を繰り返す。
 
これは僕の人生じゃない。
そう結論づけた僕は社会から降りることにした。
 
もう、なにも望まず、本当に自分が好きなことだけをして生きよう。
頑張ってダメだったんだから、頑張らないほうが正解なんだ。
 
そんな考えになり人生をあきらめてた頃、僕はライティングゼミに出会い、
ライティングゼミに参加し、本当に人生を変えることができた。
 
しかも、楽しいほうに、自分が好きなほうにである。
 
普通の、いや普通以下の僕が人生を変えることができた。
ライティングを覚えて、ライティングをするようになり、
それを続けることで、半年間続けるだけで人生が本当に変わった。
 
もう、書かずにはいられない、やらずにはいられない。
やらない理由がどこにも見当たらない。
 
もっと早く、もっと上手く文章を書けるようになりたい。
そのためには書くことだ。
 
そのために天狼院書店の門を改めて叩いた。
「40分で5,000字」を書くための講座である。
 
さて、ここまでで2,400字。
時間にして40分である。
本当に書けるようになるのだろうか?
 
頭が爆発しそう、頭が筋肉痛になりそう、
そして、
「めっちゃ、気持ち良いっす」
 
 
***

この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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http://tenro-in.com/zemi/47691

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2018-03-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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