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メディアグランプリ

楽しむ起業 vs 勝つ起業


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:鉾立由紀(書塾)
 
 
個人起業家のプロデューサーとして、3000名以上のビジネスの相談を受けています。そして、その過程を通して、私は世の中には2種類の起業があると気がつきました。
 
それらは「楽しむ起業」と「勝つ起業」の2種類!
 
この2種類の起業の存在に気づいてからというもの、私はそれらの違いを観察し、理解を深めました。結果、起業志望者の方々が、この2種類の起業の種類に気づかず、自分の希望とは違う起業のタイプに突き進むことで、自身の起業家人生を大きく狂わせてしまうということに、私は学んだのです。
 
この記事では、1人でも多くの起業志望者の方々が、この「楽しむ起業」と「勝つ起業」の違いについて理解を深め、自分に適した“起業家道”を歩み、自分のほしい成果を出していくことができるよう、これらの違いについて説明していきます。
 
早速、楽しむ起業と勝つ起業、違いを説明していきましょう。
 
まずは楽しむ起業から説明します。
 
楽しむ起業、それは「売上をあげることを必須としていない起業」のことを指します。
 
「起業しているのに、売上をあげることを必須としていないってどういうこと?」と思われるかもしれませんね。
 
しかし、ご主人がいらっしゃったり、ご両親と同居されている方などの場合、家の大黒柱として起業している方とは違い、売上をあげる必要性は、どうしても低くなってしまいます。そしてこの「楽しむ起業」をされる方々の多くは「売上があがったらラッキー♫」と言う姿勢でビジネスをされているので、業績をあげるための努力や戦略立案とは無縁というケースが多いのです。
 
では、勝つ起業とは一体どういう起業なのでしょうか?
 
勝つ起業、それは「売上をあげることにコミットする起業」のことを言います。
 
想像してみてください。
 
IBMのCEOが自社の売上にコミットせず、自分のやりたいことを優先していたら? まずそんな方が企業の社長にはなることはありませんね。
 
そして勝つ起業というのは、この例のように、起業家として売上をあげるためにすべきことを、すべて実践する、そんな売上にコミットする起業のことです。
 
仕事をして、絶対に収入をあげなければならないという方が起業を考える場合、絶対に選ぶべきは、この「勝つ起業」のタイプ。なぜなら、会社で正社員として働く場合は、例え会社を休んでも、銀行口座に給与が振り込まれます。しかし、起業の場合、自分が働“か”なくなったり、働“け”なくなったりした途端、収入は一気にゼロになってしまいます。
 
だからこそ、「絶対に収入をあげなければならない」という方が起業する場合、「勝つ起業」で起業しなければならないのです。
 
私がこの記事で、この2種類の起業のタイプを説明しているのは、楽しむ起業の方々にひがんでいるからではありません。私も自分の両親が裕福だったりすれば、楽しむ起業をしているかもしれません。ですので、この楽しむ起業の方々が売上がなくても困らないのであれば、このタイプの起業でも全く問題はないと、私は思っています。
 
では、今回のこの記事を通して私が伝えたいことは何なのか?
 
それは確実に売上をあげなければならない起業志望者の方々が、「楽しむ起業」の姿勢で、「勝つ起業」の成果が得られると勘違いし、起業するリスクをなくしたいと言うことなのです。
 
ここで具体例をあげて説明していきましょう。
 
30代後半の独身女性を想像してみてください。その女性は、2020年末までに結婚して子供がほしいと思っています。
 
それなのに結婚にふさわしい相手とは出会おうとせず、結婚する気のない男性との恋ばかりを楽しんでいたらどうでしょう。
 
私はこの女性は「楽しむ恋愛の姿勢で、勝つ恋愛をしようとしている」と考え、もしその女性が友人であれば、確実に「楽しむ恋愛と勝つ恋愛」、どちらに進みたいのかと問いただすことでしょう。
 
なぜなら、今の世の中、30代後半以上の独身女性が結婚できる可能性は約2%と言われており、そんな中で結婚する気がない男性と遊んでばかりいては、結婚することは不可能だからです。
 
そして私はここでも「楽しむ恋愛」を否定している訳ではありません。女性にだって一生独身でいる権利も、子供を産まない権利もあると私は思っています(実際、私は独身で、子供も欲しいと思っていません)。
 
私がここで言いたいのは、自分が結婚したいなら、きちんと「勝つ恋愛」に向かい合うべきであり、起業も、売上をあげる必要がある方は「勝つ起業」を行うべく、本気でビジネスにコミットするべき。私はそう言いたいのです。
 
令和の時代、人々がいろいろな選択肢を自由に選べるようになりました。しかし、一方で過度に間違いを怖れ、「いいとこ取り」をしようとする方も増えてきているように感じます。
 
確かに以前と違い、私達の選択肢は圧倒的に増えてきています。しかし、現代人の多くは、どの選択肢にもメリットとデメリットがあるということに自覚がなく、どこか自分だけは、不都合な選択をしなくても成果が上がると思い込んでいるようです。
 
自分がどの選択を生きていくのか?
 
それが楽しむ起業であろうと、勝つ起業であろうと(楽しむ恋愛であろうと、勝つ恋愛であろうと)、どちらにもメリットがあり、デメリットがあります。
 
自分の責任で、自分の進みたい道を選択することができ、且つ、その結果に、女性だろうと男性だろうと責任を持つことができる世の中となりました。
 
どの責任も、どれかが楽で、どれかが苦しいと言うものではありませんし、また逃げようと思って逃げ切れるものではありません。自分で覚悟を決めて、立ち向かうからこそ、コントロールができるようになり、起業家としての人生を圧倒的に充実したものとして成長させてくれるのです。
 
起業家として立つこと。それは、自分の人生から困難がなくなることではなく、困難に立ち向かい、乗り越えることができるようになることなのだ。
 
これから起業を志すすべての起業志望者のみなさんに、このメッセージをお届けしたいと思います。
 
 
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2019-09-05 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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