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【天狼院のゼミ/5月〜開講コース】

【満席御礼!/50席限定/特別指定講座】無限ラーニングZ〜次世代型独習システム〜学びをシステム化し、Notionでレコーディング・システムを構築する!まったく新しいタイプの独学術講座、特別開講!


満席となりました!(6/3 9:00時点)

(登場人物:小説『殺し屋のマーケティング』より)
 
「君はどうして紙の書籍にこだわるの?」
 桐生七海がその銀髪の男に久しぶりに会ったときに、男はいつものように、髭を蓄えた口元に薄く笑みを浮かべながら、丸メガネの奥の目を細めるようにして言った。久しぶりに七海が来たからと言って、ノートパソコンでの作業を少しも止めるつもりはないらしい。
 どうしてって、と七海は周りを見渡しながら言う。
「先生は、書店の経営者なのに、よくそんなこと言えますよね」
 その書店、天王星書店は、相変わらず七海以外、一人も客がいなかった。だが、古今東西の書物が、西洋の図書館のように所狭しと並んでいた。天窓から射す光が、書籍の背表紙を、まるで神聖であるかのように青く際立たせていた。
 あ、これね、とその男はこともなげに言った。
「こんなものに、本質などないさ」
「でも、先生は、これらの本をみんな読んでいるんですよね?」
「まさか」とおかしそうに、また、七海を馬鹿にするように男は笑った。
「読んでいるものもあれば、読んでいないものもある。つまらなくて、途中で止めた本もある。何せ、本は“目的“ではなく、“手段“に過ぎないからね。手段を神聖視することは、実に馬鹿げているとは思わないか」
「本が、目的ではなく、手段に過ぎない?」
 いまいち、腑に落ちず、七海は男の言葉を繰り返してみる。
 ああ、と男は頷く。
「いいかい、本は有益な情報が詰め込まれた、一つのパッケージに過ぎないんだよ。デパートの地下のお菓子売り場のお菓子は、箱のパッケージに本質があるのではなく、中身に本質があるはずだろ? 本だって同じさ。重要なのは、中身であって、決して物としての本ではないんだよ」
 そう言われてみると、悔しいが、そんな気がしてくる。
「本を読む目的は、有益な情報を得ることだから、手段は、何も紙にこだわる必要はないーー」
 ブラボー、と男は初めてノートパソコンを打つのをやめて、七海に向かって拍手をする。
「今なら、YouTubeやブログ、TikTokにPodcastなど無料コンテンツも無数にあって、しかも、世界中でそれらが公開されている! 信じられないくらいに学びやすくなったということだ。この店に、客が来ないのは、至極当然なことなんだよ」
 と、自虐的な風でもなく、両手を広げて言う。
「この前も、Amazonプライムビデオで、アメリカの独立戦争を題材にしたドラマを見たときにね、どうしても独立戦争のことをすぐに学びたくなって、役に立ったのが、YouTubeだったよ、本当に手軽に必要な情報が手に入る。そして、わかりやすい」
「本屋の店主が、YouTubeで勉強ですか?」
「ああ、便利なのものは、徹底して使うべきさ。そして、Netflixのドラマを観ていたら、ヴァイキングについて調べなくなってね」
「また、YouTubeですか?」
「いや、ナショナルジオグラフィックの特集号を見つけたんだよ、非常に面白かった」
 と、言って、その男が七海に見せたのは、iPadだった。そこには電子書籍が映し出されていた。
「電子書籍も読むんですか?」
「目的のためなら、手段は問わないからね、僕は。便利なものがそこにあれば、迷わず、それを選ぶ」
 筋は、通っていると思った。本屋の店主である、という事実を無視して考えれば。
 ただ、七海は不思議に思うことが会った。
「先生は、情報を商うプロですよね?」
 ああ、と男は頷く。この男は、情報を商うことによって、世界で隠然たる力を持っている。天王星書店の店主とは、仮の姿と言ってもいい。
「そのプロが得る情報としてはーー」
「あまりに当たり前で、普通だって、七海は言いたんだね」
 と、男が言うのに対して、七海は頷くしかない。YouTubeやAmazonプライムビデオやNetflix。そして、Kindleの電子書籍。誰もが得られる情報だろう。
「ポイントは、それをどうシステムとしてまとめるか、なんだよ。それが差別化の大元になる」
「誰もが得られる情報を、まとめるシステムを、先生は持っていると?」
 七海が想像したのは、スーパーコンピュータとサーバーが鎮座した倉庫のような空間だった。この男なら、世界中のスーパーコンピュータとサーバーにアクセスすることなど、他愛もないことなのかも知れない。
 ところがーー
「ま、こんな感じかな」と男が見せたのは、iPadのアプリらしかった。
「Notionと言ってね、非常に便利なんだよ。これまでデータベース化させるのに手間がかかっていたんだけど、今ではこれに一元化して管理している。現在進行形の学びも、去の学びも、これからの学びのスケジュールもね。YouTubeや何かも、全部これで整理している」
 
「スーパーコンピュータでも、サーバーでもなく?」
「そう、Notion。これで学習速度と量が格段に上がって、僕の中で革命が起きたと言っていい。そのメソッドをまとめたのが、今、書いているこれだ」
 今度は、男は七海に、先ほどまで打っていたパソコンの画面を見せる。どうやら、何かのドキュメントを制作していたらしい。そのタイトルを七海は意味を確認するように読み上げる。
「無限ラーニングZ?」
 そう、と男は頷く。
「このメソッドを駆使すると、一生涯、何かのスキルや知識を習得するのに困らなくなる。しかも、別に紙の本を買わなくても、YouTubeで学び、ブログで学び、電子書籍で学べば十分だ」
 そしたら、と七海は湧き上がっていた懸念を口にする。
「このメソッドが広がってしまえば、本屋さんが潰れちゃうじゃないですか!」
「たしかに、そうかもね。だから、僕だけがこのメソッドを独占しようと思っているんだよ」
 と、男は、パソコンの画面をクルリと自分の方に戻し、パタンと閉じてしまう。
「私には、教えてくれますよね、先生」
「どうして?」
「どうしてって、なんだか、ズルくないですか、先生だけそのメソッドを独占するのは」
「企業秘密とは、そう言うものだよ。それにたった今、君はこの無限ラーニングZが世の中に出ると、本屋が潰れるって言ったじゃないか。僕も本屋が好きなんで、潰れると困る。だから、教えないよ、誰にも。ただしーー」
 と、男は七海に、悪戯っ子のような目を向ける。前にもこの目を向けられたことがあるような気がする。
「いくら、ですか?」
 そう、この男は、情報を商うことを業としているのだ。
「七海、いくらなら、払える?」
 七海は、ちょっと考えてみる。もし、その学習方法を身につけて、そのメソッドの名前にもあるように、「無限ラーニング」ができるようになれば、いくら払っても、高いと言うことはないような気がする。逆に、そのメソッドがない人生は、ちょっと損をするような気がしてならない。現に、目の前にいる男は、学ぶことを楽しそうに語っている。
 こんな風になりたい。
 そう、七海は思ったーー
 
 改めまして、お読みいただき、ありがとうございます。天狼院書店店主および『殺し屋のマーケティング』著者の三浦でございます。
 今回、実際は僕が講師を務めますが、立場上、この「無限ラーニングZ」を世に出すことは、自己矛盾も生じることなので、今回はこの小説の主人公に因んで、“西城潤”として登壇いたします。しかも、全講座、顔出しせずに、「天狼院マルチディスプレイ方式」を使った通信講座といたします。
 しかも、この講座を受講することによって、「無限ラーニングZ」を習得する人が増えてしまえば、有料講座を買う人も、紙の書籍を買う人も減ってしまうかも知れませんので、特別指定講座として、50名様限定でやりたいと思います。
 講座を受講する場合は、必ず、Notionをダウンロードしてください。このサービスがレコーディング・システムの中核となりますが、基本的には無料で使えるサービスで、パソコン版もiPad版もアプリとして提供されています。
 それでは、「無限ラーニングZ」の特別講座でお会いしましょう。
 どうぞよろしくお願いします。

講師プロフィール/西城潤(あるいは天狼院書店店主 三浦崇典)

天狼院書店店主および『殺し屋のマーケティング』著者。
独自の独習メソッド「無限ラーニングZ」によって、数々のスキルや資格を習得。
現在、経営者、大学講師、プロカメラマンの他に、劇団主宰、雑誌編集長、ライター、小説家の顔、および、国家資格行政書士の資格を保有する。
天狼院書店の運営会社㈱東京プライズエージェンシーのみならず、福岡でも㈱インパルスを経営する。

■カリキュラム 1回2講義制(講義①70分+休憩10分+講義②70分)
 ※7月〜10月にかけて月1回、収録した動画を配信いたします。

 
DAY 1/1ヶ月目 無限ラーニングZという次世代型独習システム〜学びの徹底したシステム化〜
 ・学習スキルの差別化で人生に決定的な差がつく時代の学習法「無限ラーニングZ」とは?
 ・オールドメディア(紙の書籍や新聞など)のみでは、学習の生産性を極大化させることはできない
 ・無限ラーニングZでは、“目的“のためなら“手段“を選ばない〜あらゆる学習の可能性を考慮に入れる〜
 ・無限ラーニングZは、永遠に学ばなければならない時代の永久に滅びない学習法である
 【ワークショップ】無限ラーニングZ式学習プランニング**オリジナル・シートを使用**
 
DAY 2/2ヶ月目 学習の多様化を徹底して活かす方法〜インテグレート版次世代型ラーティング〜
 ・YouTube、ブログ、TikTok、ホームページ、Podcastなど無料コンテンツが有料級に有益である理由と仕組み
 ・無料コンテンツでの学習での決定的な弱点と、それを補う方法
 ・有料コンテンツや講座の決定的な利点と、それをさらに徹底して有効に利用する方法
 ・無料のYouTubeでかなりのスキルを習得することができる
 【ワークショップ】Z式学習プランニング・シートをYouTube縛りで構築してみよう
 
DAY 3/3ヶ月目 学びを統合し、徹底して記録せよ〜Z式Notionレコーディング・システムの活用法〜
 ・「Notion/ノーション」というデータベースサービスを使いこなすことがZ式学習の中核となる
 ・Z式Notionレコーディング・システムの構築方法
 ・Notionは学習のレコーディングだけなく、システム化を促進させる
 ・Notionのプロジェクト機能を使い、無限ラーニングZを実践する
 【ワークショップ】Z式Notionレコーディング・システムを構築してみよう
 
DAY 4/4ヶ月目 やがて、著者/ORIGINALになる〜進化型ラーニング〜
 ・無限ラーニングZ式で学習を進めると、いつしか“相対的優位”を手に入れられる
 ・無限ラーニングZ式での実践を、レコーディング・システムにさらにレコーディングする《2×REC方式》
 ・複数のプロジェクトを並行して走らせ「無地キャンパスへの自由思考」で、ORIGINALを生み出す
 ・ORIGINALを整理・編集し、発信・アウトプットする《著者化》
 【ワークショップ】4ヶ月のプロジェクトを総括して「無地キャンパス」で自由思考を実践しよう

【概要】無限ラーニングZ〜次世代型独習システム〜

■講義回数と日程:月1回×4ヶ月(全4回)
 7月〜10月にかけて月1回、収録した動画を配信いたします。
 *単講座のみの受講はできません。ただし、動画や音声のストックがありますので、定員に満たない場合(通信受講も含め)はどの時期からも受講開始することが可能です。 

■参加費:

一般:月額 ¥22,000(税込)×4ヶ月=¥88,000(税込)

限定50席/特別指定講座

*特別指定講座で席数が限られているので、早期特典や早割の適応はありません。
天ポイント利用での受講の場合、22,000天ポイントまでご利用可能です。
特別指定講座ですが、天狼院読書クラブのお客様は25%引(¥22,000引)で受講できます。

*他のゼミ受講の際に使える¥10,000クーポン券(*定価から¥10,000引)が2枚¥20,000分おつけします。

■参加特典:
講義受講権(全4回)/講師や他の受講生とコミュニケーションできる非公開のFacebookコミュニティ参加権/全講義動画視聴権(*講座を収録した動画を、最終講終了後、1ヶ月視聴可能)

■参加条件:
Facebookアカウントをお持ちである、もしくはこれから登録予定であること。
*「天狼院読書クラブ」の方は、本ゼミに割引でご参加いただけます。
*お申し込み受付は、決済完了順とさせていただきます。
*定員になり次第、予告なく、締め切らせていただきます。
*通信で生中継での講義を受講される際には、安定したインターネット環境でご視聴ください。
*決済後の返金はいたしかねますのでご了承ください。

 

 

*PayPalを利用しての決済はアカウントの作成が必須になります。

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注意事項


※必ず、注意事項を読んだ上で決済にお進み下さい。

・勧誘、営業活動を目的とされる方の参加は、固くお断りいたします。勧誘、営業目的で参加されている事が発覚した場合、以降のイベントへの参加をお断りさせていただき、もしくは退室していただく事があります(その場合でも、参加費の返金はいたしません)ので、ご了承ください。

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