ゼミ

【GW特講/10日間集中コース】天狼院店主・三浦の「最強の読みつぶし術」集中講座〜本屋が教える、読書を人生に生かすための「読みつぶし術」を10日間に凝縮!《4/27(土)〜5/6(月)超短期集中!GW限定クラス》



《「天狼院店主・三浦の『最強の読みつぶし術』10日間集中コース」のポイント》
・通常3ヶ月で行う「独学術ゼミ」のエッセンスを凝縮し「1冊の本を読みつぶす」ことに特化したコース!
・10日間で集中して一気に学べる!
・読書を人生に生かすための「未来マニュアル」を完成させる!

僕にはコンプレックスがあります。

頭の毛の話ではございません。

学歴の話です。

今、僕は天狼院書店を経営していますが、経営学やマーケティングを大学で学んだわけではありません。
大学に在籍していたことはありますが、僕が取得した単位は、おそらく、多く見積もっても一桁台だったでしょう。授業には、ほとんど出ませんでした。
ですが、今、大学の講師として教壇に立っています。

また僕は、アルバイトと社長しか経験したことがないので、企業に就職して新人研修などを受けたことがありません。
けれども、様々なゼミやイベント、商工会議所の講演などで日々講演しています。

演劇や映画を学校で学んだことはありませんが、僕は劇団天狼院の主催として脚本や演出もやっていますし、自ら監督して95分の映画も撮りました。

9ヶ月でプロのカメラマンにもなり、独自のフォトサービス「秘めフォト」を展開し、『モヤモヤさまぁ〜ず』や『有吉くんの正直さんぽ』にも取り上げていただきました。

たしかに、僕は大学でしっかりと学んだ経験も、卒業した経験もありません。
ですが、こうして数多くの肩書きをもって、僕は世を渡り歩くことができています。
優秀な社員も増えて、来期は、さらに社員を倍増させる予定ですし、天狼院書店も、東京天狼院、福岡天狼院、スタジオ天狼院、京都天狼院、Esola池袋店につづいて、新しい天狼院がオープンを目前に待っている状態です。

なぜ大学を出ていない僕が、こうして様々な世界でプロとして生きていくことができているのか?

その理由は、単純明快です。
僕は「本」のエッセンスを、あますところなく人生に活かす術を知っているからです。

大学を出てないという引け目が、焦燥感を呼び、一時期、僕は取り憑かれたように、本を読みました。
ビジネスの師匠も先輩も上司もいない僕には「本」に頼るしか、ほかに方法がありませんでした。

起業したのは、就職できなかったからです。

そんな起業が、うまくいくはずがありません。
今からおよそ8年前、起業したての僕にはたったひとりのお客様もいませんでした。
起業して、「社長」の肩書きがあれば、勝手にお客様が振ってくるとでも考えていたのでしょう。
けれども、そんなはず、ありませんよね。
その当時はまだ天狼院書店をオープンしていませんでしたが、お客様が一人もいない状況が、半年も続きました。

日々、刻一刻と銀行の残高が「0」に近づいてくる一方、それに反比例するように、恐怖と焦燥感が増してきます。
やがて、眠れなくなり、寝ようと床についても、恐怖で目が爛々として眠れず、暗闇の中で目が冴えて天井の模様をすべて覚えるくらいの状況でした。

失敗の原因は明らかでした。
「本」の読み方を、致命的に間違えていたからです。

実は、それまでも、本を読んでいました。
ところが、本のセレクトの方法を、当時の僕は知りませんでした。

「これだけをやれば大丈夫!」
「月100万円が簡単に稼げる方法!」
「起業なんて怖くない!」
「誰もが年収1000万円!」

そういう類の本ばかりを読んでいたのです。
そう言った本を読んで、自分がもう成功者の仲間入りをしたと勘違いしていました。
本だけを読んでいれば、人生が変わると考えていました。

ところが、誰も、お客様が来ない。
本に書いてあることが、いつまでたっても一向に起きない。
月100万円どころか、1円も稼げない始末。

僕が起こした会社は滅亡寸前でしたが、なんとか、自分の力で打開するしかありませんでした。

その恐怖と焦燥の中で、僕が選択したのは、それでもなお「本」を読むことでした。
偏屈で、人見知りで、お金もなかった当時の僕には「本」しかなかったのです。

追い込まれると、人は力を発揮するものです。
火事場の馬鹿力とは、よく言ったものです。
滅亡するかどうかの瀬戸際で、まさに死ぬ気で僕は本を読むことに取り組みました。

まるで、吉川英治の『宮本武蔵』(漫画『バガボンド』の元になった小説)において、荒くれ者だった武蔵が、ある城の書物庫に閉じ込められ、あらゆる書物をむさぶり読んだように、僕は片っ端から「本」を読みました。

あるいは、お客様がいなかったことが、長期的に見ると僕にとって幸福だったのかもしれません。

なぜなら、その時の僕には「本」を読むための時間が、いくらでもあったからです。

「本」に没入している間だけ、目前に迫った滅亡を忘れることができました。
あたかも、息継ぎするように、生きるために、僕は「本」を読みました。
うずたかく「本」を積み上げて、片っ端から「本」を読み潰していきました――

そうすることによって、僕の人生に、何が起きたのか?

有り体にいうと、そのとき、僕は実質的に一度目の起業に失敗しました。

人生は、そう簡単ではないんですよね笑。

起業する前までアルバイトをしていた書店に、頭を下げて、またアルバイトとして働かせてもらうことになり、少ない収入の中、最初の起業で負った借金を返しながら、なんとか、生きることができました。

それでは、最初の起業に実質失敗したあの日々は、無駄だったのか?

実は、あのとき夢中になって読んだ本が、後になって人生に効いてくることになります。
そして、あの絶望の中でむさぼるようにして「本」を読む過程で、僕は知らないうちに、「人生を変える読書術」を体得していたのです。

「本」を正しく「セレクト」する方法を、確立しました。
「本」を読み潰し、「本」のエッセンスをあますところなく人生に活かす方法を、独自に方法で編み出しました。

まさに、宮本武蔵が数々の戦場を経ることによって、自らの兵法を確立していったように。

その理論体系は明確になり、いよいよ、再現性のあるかたちで、皆様に提供できるレベルの「コンテンツ」になりました。

僕には、コンプレックスがあります。

もちろん、頭の毛の話ではございません。

学歴の話です。

けれども、今はこう胸を張って言えるのです。
このコンプレックスがあったからこそ、「人生を変える読書術」に、僕は出合うことができたのだと。

今、人生が、とてつもなく楽しいのだと。

もし、あのときの僕が、生きるために「本」を読むことを選択していなかったら、きっと今のように仕事と遊びの境がない人生を送っていなかったことでしょう。

プロのカメラマンになれたのも、いずれ建築家になりたいと思っているのも、それを実現するのはそう難しいことではないと心の底から思っているのも、僕が当時命がけで組み上げた「人生を変える読書術」を、僕は体得しているからに他なりません。

本屋として、今回、皆様にこの「人生を変える読書術」を、包み隠すことなくすべてお教えしようと考えています。

この度、天狼院書店では、GWという集中した期間を活用し、最低1冊の本を読みつぶす機会をご用意いたしました。
①選書 ②初読 ③読みつぶし ④未来マニュアル というフローを通し、本を読んで終わりではなく、自分のためだけの徹底的な実践マニュアルを作成し、最後にご提出していただきたいと思います。

「本」が人生を変えることを、一人でも多くの方に実感していただければと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。


❏カリキュラム
■第1講 プロの本屋が教える「選書の作法」〜どのように「本」を選ぶのか?〜《東京・通信 2019年4月27日(土)10:00〜11:20》

・ベストセラーは本当に今あなたが読むべき本なのか?〜「良書」の定義〜
・「本」を読む費用でもっとも大きいものはお金ではない〜選書の大前提〜
・天狼院書店オーナーの僕が全国の「ジュンク堂書店」に通う理由
・「ABCユニット読書法」において「Amazonのシステム」が必須である理由
・「Amazonレビュー」が当てにならない理由
・唯一信用できるのは「実践的書評家(実践者)」のレビュー(推薦文)である
・まずはどの分野でも「基本」を徹底して押さえる〜最大公約数を身につける〜
・「選書」は「ジャンル」まで絞れ〜ジャンル適正のセレクト〜
・「選書」は基本的に「リトルベッツ」でいくしかない
・「名著」を疑うべき理由
・本屋が教える「良書」に出合う「確率」を高める方法
・本を選ぶときに、必ず見るべき「3つのポイント」
・選び、読む中で自分の「軸」を創って「プロ」に育てる
・その道の「プロ」に推薦本を聞け!〜プロへの聞き方〜
・その分野が得意な「◯◯」に推薦本を聞け!〜「◯◯」への聞き方〜
・もしその分野で「良書」が見つからなかった場合、あなたは鉱脈を探り当てたかもしれない
・「選書眼」の養い方
・先達の「成功体験記」を徹底して「リサーチ」する方法
・先達の「成功体験記」のエッセンスを「本」で置き換える方法
〔課題〕「エッセンス(棚ジャンル)」ごとに「ABCリーディング・シート」を構築しよう/1枚の場合も可

■第2講 プロが教える「初読の作法」〜選んだ本をまずはどう読むべきか?〜《東京・通信 4月27日(土)11:30〜12:50》

・「本」を読むのは強烈な「ストレス」を伴う行為である〜読書の大前提〜
・「読書をしない理由」を徹底的に潰していく〜読書ストレス排除法〜
・具体的にどう読めばいいのか?〜ストレスフリーの読書術〜
・「初読」で唯一使う道具は「◯◯」である
・大切なのは「本」を「読む習慣」ではなく「買う習慣」である
・「初読」は「仕分け」るつもりで読む
・選書の段階では「速読」しても、初読でも「スロー・リーディング(心で音読)」を心がける
・理想は「幹本(トランク)」→「枝本(ブランチ)」→「葉本(リーフ)」を順に固めていくこと
・読んでいて、足りない部分はリストを「随時補強」する
・もし「読むべきでない本」に出合ったら
・物理的に「◯◯部分」が最も厚くなった本を機会的に「幹本(トランク)」に選出する
・たとえ電子で初読したとしても、最低でも「幹本(トランク)」は紙の本を用意する
・天狼院オリジナル「スパイラル・シート」で読書を習慣化する〜カスタム・マネジメント〜
・どこに選んだ「本」を「積み上げる」べきか?〜読書空間の設定法〜
〔ワークショップ〕あなただけの「スパイラル・シート」を創ろう

〔課題〕4/30(火)第3講まで「初読」を終えよう

■第3講 プロになるための「読み潰しの作法」〜どうすれば「本」からエッセンスを残すことなく「抽出」することができるのか?〜《東京・通信 4月30日(火)10:00〜11:20》

・その分野の基礎を身につけるために徹底して「幹本(トランク)」を読み潰す
・理想は「幹本(トランク)」の内容を自著のように講義できること
・「知識」から「体得」へ、本の「エッセンス」を人生に染み込ませる方法
・「読む」というより、身体に染み込ませる
・「読者」から「当事者」に頭のスイッチを切り替える方法
・「読み潰し」の6つのフェーズ/「初読(幹本の選定)」→「アクティブ・メモ」→「エッセンス・シート」→「実践的レビュー」→「アクション」→「フィードバック」
・「初読」で「◯◯」した箇所を改めて「□□」する
・なぜ「◯◯」したか、その理由をスペースに「アクティブ・メモ」する
・「アクティブ・メモ」の作法
・「アクティブ・メモ」をエッセンス化させる
・本のエッセンスを自分用に徹底して「カスタマイズ」する方法
・「エッセンス・シート」を創る方法
・「エッセンス・シート」の項目には〆切を設定するのが望ましい理由
・「本」は汚くなればなるほど美しい
・人生で何冊の本を徹底的に読み潰し、本を「アート」に昇華することができるか?〜読み潰しの美学〜

■第4講 なりたい自分になるための「未来マニュアル」の書き方〜「未来マニュアル」があなたを行動に駆り立てる〜《東京・通信 4月30日(祝火)11:30〜12:50》

・「書評」のメカニズムと「未来マニュアル」のメカニズムの決定的な違い
・「未来マニュアル」があなたを行動に駆り立てる
・「未来マニュアル」は「書評」ではなく「アクション・リスト」である
・「未来マニュアル」に「公開宣言効果」の役割を担わせるのも1つの手である
・「未来マニュアル」に必要なのは抽象化ではなく、徹底した「具体化」である
・「エッセンス・シート」から「未来マニュアル」を起こす方法
・複数の「エッセンス・シート」を編集して「未来マニュアル」を創る
・複数の「未来マニュアル」を編集して「未来マニュアル」を創る
・「未来マニュアル」の目的は、未来をより明瞭に想い描くことである
・「未来マニュアル」の構成している最中にあなたの思考は未来を想い描いている
・胸を踊らせながら書き、書き終えたときに顔が晴れやかになっているのが理想
・「企画の◯◯」を説明することに「エッセンス」を利用するというスタンス
・「未来マニュアル」に適した文字数はあるのか?
・徹底して読みやすく書けると、その分野の「◯◯」の大部分を理解できる
・最も理想的な「未来マニュアル」とは、「◯◯」になりすぎて、人に見せたくないものである

〔課題〕1冊分の「未来マニュアル」をつくろう《〆切:5/6(月)23:59》

❏10日間完成!GW開講「読みつぶし集中講座」 概要

■講義回数:全4回
■会場
・東京会場 Esola池袋店
天狼院書店「Esola池袋店」STYLE for Biz
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋2F
・通信受講 インターネットが整った環境であればお好きな時間にお好きな場所で受講頂けます。
*ワークショップに関しては、通信の方もFacebookのコメント欄でやりとりをすることができます。

■参加費
一般           30,000円(税別)(全4講義ほか参加特典)
ファイナルクラブ天狼院  15,000円(税別)(全4講義ほか参加特典)

■参加特典
講義受講権(全4回)/講師や他の受講生とコミュニケーションできる非公開のFacebookコミュニティ参加権/全講義動画視聴権/全講義音声ダウンロード権含

■参加条件
・Facebookアカウントをお持ちである、もしくはこれから登録予定であること。
(諸連絡や課題の投稿も全てFacebookを使用します)

*「ファイナルクラブ天狼院」の方は、本ゼミに半額で参加いただけます。「ファイナルクラブ天狼院」についてはこちら
*お申し込み受付は、決済完了順とさせていただきます。
*定員になり次第、予告なく、締め切らせていただきます。
*通信で生中継での講義を受講される際には、安定したインターネット環境でご視聴ください。
*決済後の返金はいたしかねますのでご了承ください。

■三浦崇典(Takanori Miura)
1977年宮城県生まれ。株式会社東京プライズエージェンシー代表取締役。天狼院書店店主。小説家・ライター・編集者。雑誌「READING LIFE」編集長。劇団天狼院主宰。2016年4月より大正大学表現学部非常勤講師。2017年11月、『殺し屋のマーケティング』(ポプラ社)を出版。ソニー・イメージング・プロサポート会員。プロカメラマン。秘めフォト専任フォトグラファー。

NHK「おはよう日本」「あさイチ」、テレビ朝日「モーニングバード」、BS11「ウィークリーニュースONZE」、ラジオ文化放送「くにまるジャパン」、テレビ東京「モヤモヤさまぁ〜ず2」、フジテレビ「有吉くんの正直さんぽ」、J-WAVE、NHKラジオ、日経新聞、日経MJ、朝日新聞、読売新聞、東京新聞、雑誌『BRUTUS』、雑誌『週刊文春』、雑誌『AERA』、雑誌『日経デザイン』、雑誌『致知』、日経雑誌『商業界』、雑誌『THE21』、雑誌『散歩の達人』など掲載多数。2016年6月には雑誌『AERA』の「現代の肖像」に登場。雑誌『週刊ダイヤモンド』『日経ビジネス』にて書評コーナーを連載。

【お申し込み方法】
こちらのお申し込みページ内のPayPalボタンより決済、または各店舗までお問い合わせください。
お支払いは、店頭ご一括、またはPayPalでの一括決済、銀行振込みをご利用いただけます。
ページ下部の注意事項をよくお読みいただき、手続きにお進みください。

■店頭支払い(一括):
全国の天狼院書店各店にて現金またはクレジットカードでお支払い頂けます。店舗スタッフまでお申し付けください。

■銀行振込み(一括):
メールやお電話にて銀行振込みでのお支払い希望の旨をお知らせください。手続き方法、振込み先口座をご案内させて頂きます。

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*こちらは全4回の講座になります。途中解約はできません。また、ページ下記に記載されている「注意事項」をよく読み、同意いただける方のみ、決済ボタンからお申し込みいただくようお願いいたします。

◆【一般】2019年GW特講/天狼院店主・三浦の「最強の読みつぶし術」集中講座(生講義/通信受講)一括払い《¥30,000(税別)》




◆【ファイナルクラブ天狼院】2019年GW特講/天狼院店主・三浦の「最強の読みつぶし術」集中講座(生講義/通信受講)会員価格一括払い《¥15,000(税別)》






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2019-03-25 | Posted in ゼミ

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