メディアグランプリ

Dr.K


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担当:山田将治(ライティング・ラボ)

 

 

ベイスボールで、三振を多く奪取するピッチャーを“Dr.K”と賞賛する。
Kは、スコアブックに書き込む際の三振を意味する記号だ。

話しは変わって、天狼院のこと。

天狼院では、Kが活躍している。
最初にブレイクしたインターンは、川代紗生さんだ。
ミスコン出場を狙う、長身女子大生インターンこじなつもKだ。
この度、二号店にあたる福岡天狼院の店長は、嘉村佳奈(Kが二つ)さん。
これは、偶然だけでは片付けられない。

このところ、メディアグランプリで、手が付けられない活躍をしているインターンが“こつこ”だ。
体育大学に通うこの女子大生は、天狼院で唯一の体育会系人間として、その独特の感覚や行動様式で、他を寄せ付けない輝きをしている。
しかも、店主の三浦氏の覚えも良く、氏の発言や記事にも度々登場する。
天狼院の常連が集まると、ついつい彼女の話題となる。必ずではないが殆どの話題は、彼女のドジ話では有るのだが……

天狼院で、男性のKといえば幸田君である。
三浦氏の記事にも登場した幸田君は、その風貌からして一度会ったら忘れられない男だ。
強面の割には、実に幼げな笑顔を見せる。その巨体からは想像出来ない、甲高い声を発する。
それも、意外なところだ。
忙しい仕事の合間を縫って、絶えず天狼院の顔を出している。
恐ろしい読書量に裏打ちされた、底知れない知識を有している。私よりはかなり年少だが、しばしば征服してしまう。特に時代小説や歴史、マンガやアイドル(?)に関する知識は、まさに博職の域である。

幸田君は、その博識を活かし毎週のように天狼院の花形部活、ファナティック読書会で活躍している。
天狼院は一応、書店である。通常の書店では考えられない部活が多い天狼院の中で、読書会は書店としての最も重要な集いだ。日曜日の早朝に開催される読書会(寝坊な私は、一度しか出席出来ていない)に、幸田君は殆ど毎回出席している。

もう一つ、幸田君は実に冷静な男だ。
気短で他人とぶつかる事をいとわない私に比べて、対極のような対応をする。何度も、幸田君のおかげで問題を起こさずに済んだ。

幸田君はまた、持参したカメラで実に個性的で味わいのある写真を撮る。
先日の天狼院旅部では、幾枚もの写真を撮ってきて、私に見せてくれた。
意外なほど可憐な表情の、こつこの写真も有った。

もしかしたら、この二人は似ているのかもしれない。
何気なく、私はそう思った。

そうだ!
二人とも、三浦氏のオモチャ的な存在なんだ。

これからは、店主の三浦氏を“Dr.K”と呼んでみようかとも思った。

 

 

***
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