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職場が動物園だとうまくいく!?


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:まつしたひろみ(ライティング・ゼミ)

 

「ここは動物園か!」

 

叫びたくなる時がある。

私の職場は動物園、のようである。

 

サルのように自由奔放に動き回り、仕事をこなしていく人。自由気ままにマイペースの人もいれば、柵からはみ出ていないか冷や冷やさせるほど動き回っている人もいる。

そしてうるさい。トリたちがあちらこちらで鳴いているかのようにお喋りを始めると止まらない。それが仕事中であろうが、だ。他の部署から苦情がくると「すいませーん」と静かにはなるが、また違うところでお喋りが始まる。時には他部署も巻き込んで騒がしい。仕方ないかと諦めて、最近は放置している。

 

他にも、頑固なゾウ、プライドの高いライオン、何を考えているかわからないカピバラ、攻撃の手を緩めないチーターなど様々な動物を取り揃えている。

 

個性が強くて困ることもある。性格が違いすぎて同じような態度を示しても、機嫌を損ねることがある。一度怒らせてしまうと、修復するのに時間がかかる。

また、毎日、配置を変えて仕事を進めているのだが、メンバーの組み合わせも難しくて、間違えると生態系を崩してしまうのか、仕事が進まなくなる。これも困っていることの一つである。

どうしようもなく困った時は、エサ……ではなく、スイーツを買ってくる。するとみんなが笑顔に戻ってくれる。ちょっとホッとできる瞬間だ。

 

困ることばかりではなく、個性豊かなメンバーが集まると面白い。話題に事欠かない。食べるものの話に始まり、芸能ネタ、スポーツ、小難しい化学の話、そして下ネタまで。

「痔ができちゃって……」つい最近の一番盛り上がっていたネタである。

 

動物園であろうと職場なので、みんなきちんと仕事はこなしている。それぞれが力を発揮するとすごく効率よく事が進む。

 

以前はみんなが同じように仕事をこなせれば、うまくいくと思っていた。自分と同じ手順・スピード・正確さを求めていた。それができないと「なんでできないの!」と怒ることもあった。本当に、なんでできないのか? わからなかった。

それに私が抜けたら仕事が回らなくなると思っていたし、周りもそう言っていた。なんて傲慢な考え方なんだろう。

 

「核が抜けても、仕事が回るようにすることが必要だよ」

 

上司に言われた。

最初はそんなことできるわけがない! と反論してみた。しかし月に数日だが、研修に出ることが決まっていた。どうにかしなくてはいけなかった。でも、どうすればいいのか……。仕事を振り、配置を考え、やってみた。最初は強引に進めた。強引すぎて、バラエティー豊かなメンバーからは反対もされた。それでも進めていくうちに、意見も多く出た。私は行き詰まっていたのもあり、出た意見をどんどん取り入れていくうちにうまく回り始めた。

 

うまく回り始めてもうひとつわかった。

 

私は仕事ができていて、同じようにみんなができるようになればいいと思っていたのは錯覚だった。完璧さを人に求めていたが、そもそも私自身が完璧ではなく抜け目だらけだった。偉そうなことを言っていた自分に、後ろから蹴りを入れてやりたい。

完璧な人なんていなくて、誰にだってできないことはある。当たり前のことがようやくわかった。

 

「ひろみちゃん、ちゃんとやってー」

と、部下に言われることもある。以前の私なら、「は? 何言ってるの?」という反応をしていただろう。

今は「はーい、ごめんねー、ありがとね」と返せるようになった。

 

性格・職歴・年齢・性別、誰一人同じ人がいないのに、同じように仕事ができるわけはないのだ。

できる人ができない人をフォローする。気が付く人が気付かない人に教えてあげる。目立つ仕事をする人がいれば、影で頑張る人もいる。

個性豊かなメンバーがそれぞれの力を発揮することによってより良い仕事ができ、チームワークというものが出来上がる。

 

サイばかりの動物園ではデートも盛り上がらないだろう。

ゴリラばかりの動物園では子供も帰りたくなってしまうだろう。

 

「次はチーターが見たい!」

「シロクマは迫力があるけど、かわいいね」

「次はどんな動物がいるのかな?」

 

そんな会話を繰り返して巡ることが、動物園の楽しみではないだろうか。

 

そして、檻に入れられている動物たちを見るよりは、自然に近い動物たちを見る方が面白い。旭山動物園を皮切りに動物たちを自然に近い状態で見せる動物園が増えて、私たちを楽しませてくれている。

個性豊かなメンバーがそれぞれの特徴を生かし働くことが、仕事を楽しくする秘訣。

 

……待てよ。

うちの部署は動物園じゃないかもしれない。

個性的な動物が揃っているが、もっと自由に動き回っている。

柵や檻なんか全くないような気がする。

 

……アフリカの大草原。

 

そうか、動物園じゃないのか。

あれ? 私は飼育員のつもりだったけど、動物園じゃないとすると何だ?

 

一番の珍獣は私かもしれない。

 

*** この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

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2016-12-30 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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