メディアグランプリ

三浦さんの言葉通り、失恋をテーマに書いてみたところ。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:ときね(ライティング・ゼミ)

「失恋をテーマに書くと良いよ」
ライティング・ゼミ受講中にいただいた、講師の店主・三浦さんの言葉だ。

この言葉に数週間悩まされていた。

失恋を思い返せば苦しいことばかりだった気がする。
書き始めるために始めた思考は、どんどんネガティブになっていった。
失恋とは違うテーマの記事でもおもしろいものが書ける気が全くしなくなった。
精神的な疲労感もひどかった。
とても楽しく記事を書いて投稿なんて無理だなって気分だった。
2週目から欠かさず記事を投稿していたのに、初めて出せなかった。

どうしてこんなに苦しいか、原因は随分前にさかのぼる。
私は中学生から10年くらい、とても自己評価の低い女だった。
いつも劣等感に苛まれていた。
死にたいとまで思ったことはなかったけれど、それでも自分に存在価値があるとは思えなかった。私なんていなくてもいいとかよく思っていた。しょっちゅうネガティブな気分になって、泣くことも多かった。情緒不安定。

大学生になったあたりから、私にも恋人ができるようになった。
恋人という存在は、本当にありがたかった。
自己評価の低い私でも、愛してもらえる。
恋人同士結ばれている時は、自分の存在価値の心配などしなくて良かった。
ふたりのキスは、私がいなきゃできないわけで。
私の泣き言も聞いてくれて、精神的な支えにもなってくれた。

ザ・重い女だった私は、今思えば結構恋愛依存だったのだと思う。

恋人は、突然に去っていくことが多かった。
ある日突然電話で別れを告げられるパターン。

別れたい理由は、ほとんど聞かずに、それを了承した。
私が重い女なのが、しんどかったんだろうなと思ったからだ。

でもあとから、なんとなく察する。何故かわかってしまう。
お別れしてすぐに新しい彼女ができていること。
他の複数の女と遊んでいたこと。
裏切られたような気分を、しばらく引きずった。
SNSの「○○さんは●●さんと交際中です」とか、無くなればいいのに。なんてね。

そんな失恋の数々から3年以上が経った。
徐々に私は自分の自己評価の低さや、ネガティブに自分で折り合いをつけられるようになってきた。
ネガティブに考えすぎない。自分を気軽に褒める。好きなことに没頭する。

恋愛しなくても毎日楽しく過ごしているし、心も安定していた。

そんな私が、また交際をした。
とても幸せだったけれど、あっという間に終わった。
裏切られたような気分にもならなかったし、私の恋心もそのままだ。
ただ、恋人の関係では無くなった。

今の私は、その恋心を封印している。

お漬物のように、ビンに入れて。
片思いの時期も含めたら、もうずいぶんと長いこと漬かっている。

美味しく食べられる日が来るのだろうか。
それとも、ビンを叩き割ってしまう日が来るのだろうか。
いつの間にか、ビンを無くして、それさえも忘れてしまうのだろうか。

まだ、わからない。
なにかアクションを起こす勇気もない。

この恋心は、ファンタジーで見かける、封印された魔物のようだ。

封印を解かなければ、その世界は平和なのだ。
私の心も揺らがない。

封印を解いて、魔物が大暴れして世界を焼き尽くす恐怖を、恐れている。
焼き尽くされた世界など、考えたくない。

私が勇者なら、魔物さえも手なづけて、ハッピーな世界にできるのだけれど、残念ながらそうではない。

それでも、時々、魔物が封印の中で暴れることがある。
ドロっと溢れる、恋愛感情。
火を吹いたら、楽になるのか、苦しくなるのか。

この失恋は、まだ書けない。

ほんとうは、フィクションのお話にしてしまいたかった。
クールでスタイリッシュに表現したかった。
もっと設定とかの描写も具体的にして、ね。

結局、それにはライティングの技術が足りないのだ。
悔しい。

目標ができた。
今は無理だけど、いつか絶対、自分の失恋を、フィクション小説というコンテンツにする。
それまで書く習慣は、やめない。
いつか絶対、おもしろいコンテンツにするんだ。

「失恋をテーマに書くと良いよ」
この言葉に随分と苦しめられたけど、良いこともあった。

ライティング・ゼミの成果を感じられたことだ。

自己評価の低かった昔の私に、「失恋をテーマに書きましょう」と言ったらどんなものができあがっただろうか。
多分、悲壮感バリバリの、自己評価も最低の、誰も読みたくないネガティブなものができあがっている気がする。結局自分でそのことにも苦しんで、投稿できなさそうだ。
ああ、想像しただけで我ながらおぞましい……。

失恋について思い返すことは、私にとって苦しいことを思い返す作業だった。
でも、ライティング・ゼミのお陰で、楽しく記事を書くところまで気持ちを引き上げることができた。
我ながら、こんなにさらっと、自分の恋愛を書ける日が来るとは思わなかった。
書けたことへの達成感も素晴らしい。
私、やるじゃん。

目標も新たに見つかって、すっかりポジティブである。
三浦さん、やってみて良かったです!

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2017-03-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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