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「赤信号」をラクラクと渡るための、誰にでもできるカンタンな方法


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【12月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

 

記事:安堂ひとみ(ライティング・ゼミ平日コース)
 
「最近、うまくいかないことばっかりなんだよね」
 
運転する私に、助手席の友人はこう、話しかけてきた。
 
ちょうど赤信号にさしかかったタイミングで。
 
たとえばどんな? とたずねると、せきを切ったように、友人の言葉があふれだした。
 
「この間ね、10月になったら予約しますね、って言ってたお客さんがいるんだけど。ぜんぜん連絡なくって。ある日Facebookを見たら、そのお客さん、ほかのエステサロンに通いだしてたのよ。もう3年もうちに通っていたのに」
 
「ほかにもね、契約が決まりかけてたところで、やっぱりキャンセルしますって電話があったり、問い合わせがあっても先に進まなかったり。まるで、なにかに止められる感じなの。もう、動くなってことなのかなぁ」
 
まるで、いま目の前にある、赤信号のようだなと、私はクスリと笑いそうになったが、声には出さずにしまっておいた。
 
自分にも似たような経験があるからこそ、友人の気持ちがわかるだけに、さすがに不謹慎な気がした。
 
人生には、法則がある。
 
車のように、動くときもあれば、止まるときもある。
 
しかし、止まったままでいると、どうなるだろうか?
 
そこには、渋滞が発生する。
 
うしろがどんどん詰まってくる状態を解消するには、前のほうから解放していくしかない。
 
たとえば、掃除機。
 
ゴミが詰まった状態では、掃除機本来の役割を果たすことはできないだろう。
 
新しいゴミを吸い込むには、まず古いゴミを捨てるしかない。
 
それから、バスタブ。
 
バスタブにお湯をはったままにしておくと、循環がおきないので、いつしか腐る。
 
新しいお湯をはるために、古いお湯は捨てるしかない。
 
そうやって、水が流れるように、ものごとは循環している。
 
人生において、なんとなく停滞を感じたなら、そこにはなにかしらの「詰まり」があると考えていい。
 
私が運転している車だってそうだし、仕事だって、お金だって、人間関係だって、すべては循環のたまものだ。
 
青信号に変わってから、私は、前方を向いたまま、友人にこう、たずねてみた。
 
「最近、掃除してないでしょ?」
 
友人は、間髪入れずに答えた。
 
「ぜんっぜん! できてないよ。なんでわかったの?」
 
友人は驚いて私の顔をのぞきこんでいるが、私の経験上、なにかうまくいかないことがあるときは、掃除をおこたっていたり、モノが散らかっていたりするときと一致する。
 
なにより、空間というのは、素直なもので、あいていなければ、新しいものは入ってこない。
 
お腹が空かなければ、食事をしたくならないのと同じなのだ。
 
新しいものを入れるには、まずカラにするしかないということ。
 
それが、流行りコトバでいえば「断捨離(だんしゃり)」である。
 
「じゃあさ、まずは掃除してみなよ」と、投げかけてから、私は次のように、3つのコツを友人に伝えた。
 
1.壊れているものから捨てる
 
2.1年以上使っていないものを捨てる(壊れていなくても)
 
3.見えるところにモノを置かないで、できるだけしまい、入り切らないものは捨てる
 
「うん、わかった。やってみる」
 
よほど、いまの状態から抜け出したいのだろう。案外、素直な返事だった。
 
友人をとりまく周囲の変化は、すぐに表れるだろう。
 
ちゃんとやれば、の話だが。
 
……それから数日後。
 
友人から、Lineで、部屋の写真が送られてきた。
 
それは友人の自宅の一室の、掃除前・掃除後の写真。
 
ビフォー・アフターとしては、カンペキなまでの仕上がり具合だった。
 
棚の上でホコリをかぶっていた、置物らしきものたちは、すべてとりはらわれ、引き出しや箱の中にしまわれたのか、もしくは処分したのか、とにかくなくなっていた。
 
扉のついていない、むき出しの本棚には、カーテンがかけられており、見た目にもスッキリした印象。
 
床に散乱していた雑誌の数々は、跡形もなくなっていた。
 
友人の性格からして、ひとまず別の部屋に移動させただけのような気もしたが、それでもいい。
 
自分がいちばん長い時間を過ごす空間が、キレイになり片付いたということが、重要なのだから。
 
写真の次には、メッセージが続く。
 
『半信半疑だったんだけど、掃除が終わったら、急にやる気になってね』
 
『よしやるか! と、パソコンの前に座ったとたんに、半年コースの契約申し込みのメールが届いて、トリハダ立ったわ~(笑)』
 
私からしたら、ごくごく、当たり前のことではあるが、『よかったね! その調子でがんばって!』と、返信した。
 
なぜ、こんな結果が生まれるのか?
 
理屈はカンタンだ。
 
幸運というのは、自分から遠いところにあるのではなく、ごく近くにある。
 
掃除が行き届いていなければ、近くにある幸運に気づかない。
 
散らかっていれば、モノが探し出せないのと同じだ。
 
だから、掃除をして、見通しをよくする。
 
よくないことがあると、つい神社めぐりをしたり、パワースポットに行ってみたくなったりするかもしれないが、自分の家がゴチャゴチャの状態で、いくらパワースポットに行っても、運気は上がらない。
 
まず、自宅を整え、上昇気流の運気を呼び込む準備をする。
 
神社やパワースポットに行きたいなら、掃除のあとがよい。
 
 
類は友を呼ぶというコトバがあるように、「気」のよい空間には、よい「気」が集まる。
 
自分自身が明るく、ハツラツとした状態になれば、似たような人、または出来事が集まってくる。
 
その第一歩が、掃除なのだ。
 
 
「脳」も、ある種の空間であると考えれば、思考が散らかっている人は、必ず部屋もしくは、デスク周りが、ゴチャゴチャしている。
 
空間が整うと、自分の思考が整う。
 
だから、落ち込んでいる「すきま」がなくなり、そして元気になる。
 
本当にカンタンなことなので、なんとなくうまくいかない、イヤなことばっかり起きる……そう感じている人には、ぜひとも「掃除」を試してみてほしい。
 
赤信号から、青信号に変わる瞬間が、必ずやってくることを信じて。
 
***

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2017-11-22 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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