プロフェッショナル・ゼミ

天狼院プラチナクラスには入らない方が良い《プロフェッショナル・ゼミ》


*この記事は、「ライティング・ゼミ プロフェッショナル」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【6月開講/東京・福岡・京都・通信/入試受付ページ】本気でプロを目指す「ライティング・ゼミ プロフェッショナルコース」入試要項発表!大人気「ライティング・ゼミ」の上級コース、第8期メンバー募集受付開始!

 
記事:鈴木佳文(プロフェッショナル・ゼミ)
 
 
「合格とさせていただきます。おめでとうございます!」
ライティング・ゼミのプロフェッショナルコース、通称プロゼミの入試結果が届いた。
合格した嬉しさ以上に、不安と恐れが襲ってくる。
まだ、ライティング・ゼミの受講中。
テクニックだって、量を書くトレーニングだって足りていない。
しかも、仕事を抱え込んでいて寝る時間も削っている。
一日悩んで、プラチナクラスで申し込んだ。
 
文章を創作することは嫌いじゃない。
いや、むしろ好きの部類だと思う。
兎に角、必ず何かしらかの文章を読むか、書くかしないと落ち着かない。
もっぱら読む専門だった僕が、書くことに興味を持ちだしたのはいつごろからだろうか。
 
小学校の頃は、父が買って帰ってくる岩波少年文庫を読むのが楽しみだった。
通勤帰りに父が1冊買って、読んで帰ってくる。
それを僕にくれるのだ。
1日で読み終えてしまい、次の1冊を楽しみに待っていた。
ある時、岩波少年文庫でない本を貰った。
ミハイル・エンデのモモ
今でも、「読まないと損だよ」とお勧めする本の筆頭になっている。
 
面白くて、何回も何回も読み直した。
こんな物語を自分でも書いてみたいと思った。
それが、お話を書きたいと思った最初のきっかけだったと思う。
今でも100個の夢を書き出せば、童話作家や小説家になりたいなんて夢が出てくるくらいだ。
 
でも、現実的にできる自信がない。
 
「童話作家になりたい」
たぶん、その時の僕は目を輝かせて言っていたと思う。
でも、尊敬する父親から帰ってきた言葉は冷たかった。
 
「お前にできるわけがない」
 
頭が真っ白になった瞬間を、今でもありありと思い出せる。
無意識に応援して貰えることを期待していたのだと思う。
思えば、これが人生初の挫折だったような気がする。
 
諦めきれない僕は、お話の書き方を書いた本を買ってきたりして、独学で勉強した。
本を読むのが好きだったので、国語の成績は良かった。
作文や読書感想文で苦労した記憶は一度もない。
それでも、父の一言は強力に僕を呪縛していた。
 
文章を書くことへの自惚れと、父の言葉からくる自信の無さと、
揺れ動いている間にも、いくつかの機会があった。
 
中学校時代、文芸サークルを運営している友人から誘われた。
あまりにも会話のディープさに腰が引けて、結局は参加しなかった。
 
高校時代、小説サークルを運営している友人から誘われ、推理小説を寄稿した。
出来上がってきた同人誌の講評欄は悪意に満ちていた。
 
「読むに堪えない文章。陳腐な構成。稚拙な設定」
 
気分はどん底に落ち込んだ。
 
それでも、文章を書くことは人生のあらゆる場面で求められる。
大学への進学では、小論文が突破する武器になった。
文章が書けることを武器の一つにしながら、どこか劣等感のものを抱えていた。
 
社会人になって、同人サークルに寄稿して喜ばれても、
コラムの執筆や添削をする立場になっても、
コラムを読んだ社長さんから仕事の依頼を貰っても、
自分の文章に自信が持てない。
 
ご縁があって、ビジネス書を執筆する機会があった。
専門分野とはややずれてはいたが、研究もしていた。
僕の重要なテーマでもあったので、引き受けて出版までこぎつけた。
本が出たことは飛び上がるほどうれしく、自信も回復したように思えた。
 
でも、殆ど売れない。
同業者からは、役に立ったとメールを貰ったりしたが、読んで欲しい層に全く届いていない感じがした。
 
父の言葉や、友人の講評が頭をよぎる。
 
それでも、その本がご縁で新しく執筆のお話を頂いて企画書を出した。
出版社との打ち合わせで、
「売れる本にしたい」
と強く要望された。
これまでにないスタイルを要求され、困惑した。
 
要求に縛られて四苦八苦する。
書いていて全然楽しくない。
何とか書き上がりそうな時、データが飛んだ。
納期を伸ばして貰って書き直しを始めたが、全く筆が進まない。
「お前に出来るわけがない」
「読むに堪えない」
父の言葉や友人の講評が僕の中で強く主張し始める。
 
そんな時にたまたま目にしたのがライティング・ゼミの広告である。
「人生を変えるライティング」
そんなコピーに惹かれ、週1回の添削に魅力を感じ、
リハビリのつもりで受講を決めた。
いや、改めて振り返ってみれば、藁にも縋る気持ちだったのだと思う。
 
経営コンサルタントの養成講座などで、高額セミナーの参加に慣れていたのも問題だったかもしれない。
受講料金には全くの抵抗を感じなかった。
 
ふと目にとまったのが、プラチナクラスの勧誘。
なんと、ゼミの受講が半額になるという。
月に1万円の会費でゼミが半額になるなら、これは申し込まないと損だろう。
この時点で僕は、三浦さんが仕掛けた罠に嵌っていたんだと思う。
 
展開している各ゼミの親和性が高いので、一度他のゼミを受講すると他のゼミを受けたくなってしまうのだ。
 
そもそも、寝る時間も削って仕事をしていて、仕事仲間にも
「とにかく6時間は寝ろ」
「休まないと倒れるぞ」
などと言われている状態である。
ライティング・ゼミだけでも手一杯なのは目に見えている。
 
ここで、目についたのが時間術ゼミ。
リアルで多方面に活躍している三浦さんが、時間管理の秘訣を教えてくれるという。
これを受講すれば、仕事を抱えて危険な状態を脱することができる。
そう考えてしまったのは、僕だけではないはずだ。
 
実際、課題提出をさぼっているにも関わらず、効果はあった。
無駄な時間を炙り出し、削減することに成功している。
たぶん、毎回欠かさずに課題提出している人たちはもっと効果がでているだろう。
 
ここで、ちょっと効果を実感してしてしまったのが運の尽きである。
 
そう、プラチナクラスに登録しているから、受講料が半額。
プロフェッショナル・リーディング、動画ゼミ、と
気になる講座にどんどん申し込んでしまったのだ。
 
時間術で時間を少し効率化できたからといって、受講すればそれなりに時間を使うのは当たり前。
どうやって学びを継続していくか。
頭を抱えてしまった。
 
そんな状態なのに、ライティング・ゼミプロフェッショナルが今期で最後になるという。
 
ライティング・ゼミでリハビリして、2000字を書く力量が身に付いたらプロゼミに挑戦しようと思っていた。
もしかしたら、再開もあるかも知れないけれど、今と同じ形は無いだろうな。
そう思ったら、入試にチャレンジしてみる気になった。
 
記念受験のようなつもりで。
 
2000字を書くにも一苦労している状態である。
2000字から5000字の壁は厚い。
少しは掲載されるようになってきたので、基本は身についてきたかも知れない。
その状態で、どこまで書けるか、プレッシャーのある中で試してみようと思った。
だから、合格の連絡を貰った時も、不安と恐れが先に来たのだ。
 
合格してしまったからには、ベストを尽くそう。
 
思い切って、ゼミへの時間配分を集中することにした。
ライティング・ゼミ、プロゼミ、以外はリアルタイムでの受講はしない。
移動時間や手待ち時間の動画受講にする。
課題も出さない。
 
プロフェッショナル・リーディングで学んだことは、ライティングのネタに使う。
動画ゼミで学んだことは、仕事の現場で使うと共に、ライティングのストーリー構築に活用する。
時間術ゼミで学んだことは、現在進行形でクリエイティブな時間を創出するために活用する。
 
もともと、書く力を高めるために天狼院の門を叩いた。
童話作家の通信講座や小説家養成の通信講座、様々な選択肢がある中でここのゼミを選んだのは、生々しいリアルさがあったからだ。
 
コンテンツとして成立する文章を書きたい。
これが、複数の仕事を並行して進めていく中で、敢えて無理をしてこの講座に臨んでいる原動力である。
ある意味、ライティング・ゼミ以外は受講する必要性が低いのだ。
複数の講座を気軽に受講できてしまう泥沼が、プラチナクラスの罠だ。
 
天狼院のプラチナクラスを検討している方に警告しておきたい。
プラチナクラスには入らない方が良い。
ゼミの受講が半額になると思うと、ついつい申し込んでしまいがちだ。
でも、課題を毎週提出することを守れないのであれば、受講する効果は半減する。
そう、講座に集中できる環境が整えられないのであれば、プラチナクラスは泥沼になりかねないのだ。
 
逆に、完全に講座にパワーを投入できる環境にあるなら入った方が良い。
得られるものは大きいはずだ。
中途半端にいくつかの講座を受講した僕が効果を感じているんだから、100%投入した人にどんな変化が起こるかはたやすく想像できる。
「人生を変える」というキャッチコピーは、たぶん大げさではない。
 
書くことは、生きることだ。
人生の様々な場面で書くことを要求され、糧にしてきた。
これからも、書くことは避けることができない。
書くものの質が上がるということは、生きることの質が上がるということ。
 
経営コンサルタントという職業を選んでしまったのだから、納品物としても書くものの質を上げていかなければならない。
僕につきまとってきたネガティブな過去の記憶が、ポジティブに書き換えられれば、それだけでも人生に大きな変化を及ぼすだろう。
 
ライティング・ゼミとプロゼミの講座を全て受講し終えた時、
 
「お前に出来るわけがない」
 
という父の言葉は
 
「お前なら出来る」
 
と僕の中で変換されるようになると信じている。
 
複数受講の泥沼にはまることを考えれば、プラチナクラスには入らない方が良い。
でも僕は、プラチナクラスに入ったことで、気軽に挑戦への一歩を踏み出すことができた。
お財布には厳しいけれど、良い選択をしたと思っている。
 
***

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