僕が「天狼院旅部」を始めた本当の理由《天狼院通信》
天狼院書店店主の三浦でございます。
様々な仕事や事故の処理、取材対応、新しい本の打合せを経て、本日最後のアポは、旅行会社の須田さんとの打合せだった。
そう、今週の土曜日、5月30日に迫った、旅する天狼院! 大人の修学旅行! 江ノ島行きの最終的な打合せだった。
須田さんはこう言った。
「私もお客様として参加できないことに気づいて、愕然としました。本当にこんなにワクワクする話はありません」
昨日の、僕の店主だからお客様になれないと嘆いた記事を受けての話だった。
「ですよね! もう、僕は一番楽しんでやろうと覚悟を決めました! 座席決めのくじも引きますしね! いやー、本気で楽しみです!」
江ノ島の話だけではなく、7月25日、26日の一泊二日で予定している日光林間学校への旅行の打合せもして、その先の福岡、京都への旅と話は尽きることなく進む。
気づけば、17:30に始まった打合せは、あっという間に19:10を過ぎていて、周りには落語部に参加の皆様の顔が増えてくる。
「私も旅行業界に長くいますが」
と、須田さんは言った。
「こんな旅行、初めてですよ。旅行に革命を起こすと思うんです」
「僕は、旅行に関しては素人ですから、固定観念が全くないんですよ。とにかく、究極面白い旅行はどういうのだろうと考えて、自分でも時間とお金を投じても絶対に行くという内容にしようと思っています。幸い、天狼院には部活があって、様々なコンテンツを自社ですべて提供できる」
そこなんですよ、と須田さんは言う。
「普通、どうやって間をもたせようと考え、どれだけ多くの観光地を回れるかを考えるのですが、天狼院さんの場合はちがう」
はい、と僕は頷く。
「天狼院には、すでに多くのコンテンツがあるんで、移動中のバスの中でさえ、もう楽しくて仕方がないことになる」
フォト部の先生に写真の撮り方を教わり、映画部の先生に映像の撮り方を教わり、雑誌編集部で記事の書き方を教える。
また、天狼院の映画を上映する。読書会をする。
すべてが天狼院独自にまかなえることだ。
「そして、それは天狼院さんにしかできないことですよね」
「はい、模倣、絶対的に不可能です笑」
それでね、と僕は須田さんに言う。
「僕はその先を考えているんです。観光地に行くんではなく、観光地を作ればいいんだと」
「どういうことですか?」
「福岡天狼院が、すでに東京の人にとって、観光地なんですよ! それだけでも行く価値がある場所を、僕は全国に作ろうと思っています。まずは福岡天狼院。そして3月には京都天狼院」
「それは……。もう、そんなことを考えている人はいませんよ! 京都とか、お客様いっぱいになりそうですね!」
「だから、今回の最初の旅部が重要なんです。僕の頭の中には、この旅がどれくらい素晴らしいものになるか、もう鮮明に描けているんですね。前からいるスタッフも同様で、心から楽しみにしている。そして、何より、お客様もそれに勘づいている」
「はい、旅行業界にいる私としても、本当に革命的なことが起きると感じています!」
「ただ、僕らの頭のなかで鮮明なイメージを持っていると言っても、多くの人がそうじゃない。けれども、想像してみてください」
と、僕はこめかみの横で人差し指を立てて言う。
「旅を終えたお客様が、Web天狼院でそれぞれの旅行の物語を連続で掲載したとしたら? 我々が現地で撮った写真や映像が、連続して発表されたとしたら? Facebookで旅部の公式グループができて、その中で、ディープにストーリーや画像、映像が共有されたとしたら――」
「もう、すごいことになりますね!」
ええ、と僕は頷く。
「ようやく旅部がイメージとして鮮明に共有されることになって、僕らが今感じているワクワク感も、摩擦減数なしに受け入れられることになる。そうすると、天狼院旅部は、常に満員御礼となる。プレミアムな旅となる」
須田さんは、大きく目を見開き、興奮した面持ちで何度も頷く。
「僕には夢があります。天狼院旅部は、壮大にして鮮烈な夢の、始まりでもあるんです」
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