天狼院プロフェッショナル

「仕事ができない人」ってなんで仕事ができないの?行動心理学のプロ池田貴将さんに聞いてみた《天狼院プロフェッショナル》


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いつも天狼院書店をご利用いただきありがとうございます!スタッフの川代です。7月も後半にさしかかり、子供たちや、学生たちは浮かれ回っていることでしょう。そしてテストに苦しんでいることでしょう。でもその先の、一年に一回の天国に向けて、テンションがぶち上がっていることでしょう!!

そう、学生だけに許されたすばらしい天国のような期間、夏休みが待っているのだから!!!

いや〜本当に羨ましいですね。真夏にタンクトップで二の腕こんがり焼いている少年たちが公園で鬼ごっことかしてるの見るとなんかなんとも言えない切ない気持ちになりますね。あの頃に戻りたいな〜、というわけではないのですが、「あー、あの時間はもう二度と自分には訪れないんだな」という現実に、ときどきちょっと悲しくなってしまいます。

そして私を切ない気持ちにさせるのは、夏休みだけではないんです!

夏休みが始まる直前に渡される一枚の紙……。みんなが恐怖に怯え、震えながらページを開くあの紙。

 

そう、成績表です!

 

大人になるとなかなか、成績表をもらう機会なんてないですよね。会社によっては評価シートみたいなものがあるのかもしれないですが、あの先生からの曖昧なコメントをもらう機会はなかなかない!

 

「いつもクラスでは元気いっぱいで」

「おとなしいけれど素直」

「努力を惜しまないがんばりやさん」

 

と、色々、見てくれているのかいないのかよくわからないコメントが書かれるフリースペース、毎回なんて書かれているかを見るのが楽しみでした。

私の学校は長所と短所のスペースが二つあって、短所のところには「こういうところをもう少し頑張りましょう」とか、直したほうがいいところとかが、これまた優しい言葉でオブラートに包んで書いてあるのですが。私はどの先生に当たっても、だいたいいつも同じことを書かれていました。

 

長所:何事にも一生懸命

短所:少々のんびりしているところがある

 

子供の頃の私といえば、おとなしくて、引っ込み思案で、いつも1人で教室の隅で絵を描いているような、いわば典型的な優等生タイプでした。

他の友達の成績表を見ると、短所のところには「はしゃぎすぎる」とか「もう少し勉強をがんばりましょう」とか「落ち着きがない」とか書かれているのに、私の短所は「のんびりしているところがある」って! っていうか、「のんびり」って別に短所として使う言葉じゃないじゃん!

きっと私があまりにいい子だから、先生も書くことがなくて仕方無く「のんびり」なんて書いたんだな、なんておめでたい私は超ポジティブにとらえていました。

そして小学校から高校まで「のんびりしている」は言われても、これといって直したほうがいいところを指摘されてこなかった私は、大人になっても「自分には急いで直さなければならないほどの短所はない」と思い込んでいました。

 

……社会人に、なるまでは。

 

仕事が遅い!!

 

そう、上司に言われるようになるまでは!!

衝撃でした。

変に自信を持っていた自分への信頼がガラガラと崩れていく瞬間が、一生分、全部一気に押し寄せてきたような気分!!

そう、小学校の頃に成績表に書かれていた「少々のんびりしているところがある」は、書くことがないから書いていたのではなくて、単純に「テキパキしてない」「遅い」「要領が悪い」ということを、すばらしくお優しい先生が何重ものオブラートに包んで言ってくれていただけだったのです!!!

 

「え……。私って、仕事遅いの?」

図1

……と、いうわけで。

前置きが長くなりましたが、私の今の一番の悩みは仕事が遅いこと! 仕事ができないこと! 仕事が遅いとすべてにおいて迷惑をかける!(ああチーム天狼院のみんなごめんなさい)

とは言っても、今まで全く改善しようとしてこなかったわけじゃありません。

何せ「何事にも一生懸命」な私です。

「仕事術」系の本は結構読んでますし、就活生時代から「アイデアの力」とか「考える力、書く力」とか「P&G流 世界のどこでも通用する人材の条件」とか読んでたし、ロジカルシンキングの問題集をやったこともあります。

二次関数みたいなグラフを作って付箋で緊急性が高くてかつ重要なものからやる、みたいな整理方法を試したこともあったし、システム手帳もかなりの数いろいろ試したし、TODOリストなんてデジタルも合わせたら手元に何個あることか。

でも、なぜか、なんだか、うまくいかないんですよ。すごく頑張ってるはず、というか毎日がんばってはいるんだけどそれが成果に結びつかないというか。

 

んもー、なんだ!?

何がいけないんだーーー!! 誰かたすけてーーーー!!!

 

と、いうことで、今回この謎を解明すべく!

 

プロにお話を聞くことにしました!

うん! こういうのは専門家に聞くのが一番早い!!

 

助けて!

池田先生〜〜〜!!!

図1

 

「はい。なんでも聞いてください!」

 

ということで、今回相談させていただくのは、なんとあのアンソニー・ロビンズの講義を直々に受けていて、さらにあの28万部超えの大ヒット本「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」の著者でもある、行動心理学のプロ、池田貴将さん!!

天狼院で今「読書術ゼミ」(詳しくはこちら)の講師をやっていただいているので、ご相談させていただけることになったのです! いやーよかった! マジで天狼院のスタッフやっててよかったー!!

【プロフィール】

池田貴将氏

株式会社オープンプラットフォーム 代表取締役

リーダーシップ・行動心理学 研究者

早稲田大学在学中よりベンチャービジネスの新規事業立ち上げなどに関わり、ビジネスの中での「心理学」の重要性を感じる。成果をもたらす心理学の中で、世界的に有名なアンソニー・ロビンズのトレーニングを受けに渡米。アンソニー・ロビンズの主要トレーニングを修了。大学卒業後、株式会社オープンプラットフォームを設立。起業家・経営者・ビジネスリーダー向けのスクールを主宰。ビジネスの成果を上げる「感情と行動をつくる心理学」と、東洋の「人間力を高める学問」を統合した独自のメソッドが注目を浴び、書籍や雑誌などに数多く取り上げられる。その誠実に学び続ける姿勢と、膨大に蓄積した知識を活かした講座は「専門家」も多く参加するセミナーとして全国で広く知られている。世界で活躍するビジネスリーダーを輩出することをミッションに、全国で活動している。

著書『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』『動きたくて眠れなくなる。』(サンクチュアリ出版)『未来記憶』『心配するな。』(サンマーク出版)、『がんばらないほうが成功できる』(PHP出版)累計で35万部を突破。

いやー、それでしかも自分で会社もやってて書籍も書いてセミナー講師もめっちゃやってて、って……。

専門家だけあって池田さんって鬼のように仕事してる……。

この人自体超仕事できるんじゃ?

っていうか池田さんだからものすごい量の仕事こなせるだけじゃないの?

この人超人なんじゃないの? 1日本当に24時間で生きてるの?

と相談する前から卑屈な見方をしている私。だって池田さん話も面白いしわかりやすいしもう自分と違う人種だなって身構えちゃうんだもの……!

 

図1

白い歯がキラリと光る池田さん。笑顔まで仕事できる感がすごい。

いや、でもそんなこと言っていられない。私も早く「のんびり」から解放されなければ……!

 

▶︎「仕事ができない」ってどういう状況?

川代「じゃあ、池田さん、早速聞いちゃうんですけど。私仕事ができるようになりたいんです! どうすればいいですかね? 仕事ができなくて悩んでいる人ってなんで仕事ができないって言われちゃうんですかね?」

池田さん「まず『仕事ができない』って言った時に、そもそも怠けているのであれば、それは本人の問題ですよね。でも、実は、一番世の中に多いのは、『もったいないよね』っていうタイプの人なんですよ。川代さんもそのタイプの人かも」

川代「もったいない?」

池田さん「本人は頑張ってるんだけど、仕事が遅い、仕事してない、仕事できないって思われちゃう人。それはなんでかっていうと、上司がやってほしい仕事を外してたりすると、できないよねみたいな感じになっちゃう。だから、鍵になってくるのが、やっぱり時間って限られてるから、その時間を何に使うことが『仕事してるよね』になるのか。1日9時間、少なくとも椅子に座ってパソコンやっていることが仕事ではないし。問題は、多くの人が、『自分の仕事ってなんなの?』っていうのを、定義できてないってことなんですよ」

 

私、ここですでに目からウロコ。めっちゃそれだわ……それ私だわ! 定義できてない。自分の仕事って何? って聞かれてもよくわかんない。

 

池田さん「だから、自分の仕事ってなんですか? って聞かれた時に、『メール返す事です』とか『営業です』とか『人事です』とか言っちゃう人いるけど、それ部署でしょ? っていう話ですよね。そうじゃなくて、お客さんの問題を解決することなのか、上司のプレゼンをサポートすることなのか、何が自分にとっての仕事なのか、見極める。逆に言えば、上司がしてほしいと思っている仕事を、本人は仕事だと思っていない。仕事への認識がずれていると、『仕事できないよね』って思われちゃうんですよ

 

もうこの辺で私、胃が痛くなってきました。

マジでそれだわ。というかそれしかない。それすぎる。

 

▶︎上司がしてほしい仕事を見極めるのが「できる人」になる鍵!

池田さん「かたや、『仕事できないよね』って言われている人が思うのは、『なんで自分あいつよりがんばってるのに、あいつの方が評価高いんだろう? 不平等だな、理不尽だな』みたいな。っていうのはなんでかっていうと、その上司がしてほしいと思っている仕事を優先的にやっているから」

川代「ギクッ」

 

それ私めっちゃ思ってるわ……。この世って理不尽だなって超思ってるし自分の方が頑張ってるのにって言い訳することめっちゃあるわ……。

やばい。なんかグサグサきすぎてどんどん顔が真顔になっていく。

やばい。なんかグサグサきすぎてどんどん顔が真顔になっていく。

 

川代「でも、その上司がしてほしいと思っている仕事を見極めるのって難しくないですか?」

池田さん「いや、簡単です。やり方があって」

 

え!? 簡単なの!?

 

池田さん「どんな結果、成果を作りたいのかっていうのを、定義しなきゃいけない。実は、なんの行動をするかっていうのは、トラップなんです。TODOリスト書いても、みんなトラップに引っかかる

川代「え!? TODOリストってトラップなんですか!?」

池田さん「気になっているやらなきゃいけないことが10個あって、それを書き出していても、その何が成果につながって、何が成果につながんないのかがわかんないと、ひっかかる

川代「あー、じゃあ成果になることから手をつけていけばいいということですね?」

池田「そう。でもそのためには、発想の転換が必要で。ほとんどの人の思考は、『やらなきゃいけないことは何か?』から入って、そのあと、結果が出たか、出なかったか。評価が上がったのか、下がったのかとか、収入がアップしたのかしないのか、とか。やってみた結果、どうなるのかを考えてしまうんですよ。でも結果が出せる人は逆で、どういう評価がほしいのかとか、どういう成果を出したいのかとか、それにつながる行動は何かとかをまず考える。そして、その未来から取り組む事をきめる。そうすると、未来につながる事を優先的にできるようになる」

 

なるほど……。日本人って「評価や結果は勝手についてくるもの、そのために頑張るのはなんか違う」みたいな精神があるけど、別に結果のために頑張ってもよかったのか……!

 

池田さん「能力が高いから評価が高いんじゃなくて、その限られた時間をどういう風に配分しているか? っていうのが、成果につながってくる。一度、自分の時間の使い方を、書き出してみるといいと思います」

 

▶︎自分が仕事できているかを見極めるには、「15分メモ」をやれ!

池田さん「今の時間の使い方を、15分ごとくらいに、書いていく。出社は何時、メールチェックは何時、とか。そこから15分たって、自分は何してたかを見る。そうすると、仕事できないよねって思われる人は、仕事してないんですよ。成果につながる仕事をしてない。なんかうろうろしてたりとか、調べごとして終わっちゃったりとか、メールの文章考えて終わっちゃったりとか。で、成果が出ている人たちっていうのは、頑張ってるんじゃなくて、成果につながるものに、時間を使ってる

 

やばい。また耳が痛い。

 

池田さん「僕、この考え方をすごく大切にして、意識しているんですけど。何をするかを決めたら、その行動の結果も一緒に選んでるんですよ。『二度寝をする』っていう行動を選んだら、同時に『ドタバタ家を出る』っていうのを選んでるし。今何をするか。今チューリップの種を植えたら、同時に『チューリップの花が咲く』っていうのを選んでるし。時間の使い方を記録していると、自分が今なんの種を植えているのかわかるんですよね」

川代「記録するのは、なんでもいいですか?」

池田さん「なんでもいいですよ。メモ帳とか、エクセルとか、記入しやすいもの。メモ帳を立ち上げて、何分から何分何してた、ってやると、すごく結果は出やすくなる。で、基本的に結果が出る人は、結果が出るものを、優先的にやっているだけなんですよ。で、仕事ができないって言われちゃう人は、上司の頭の中にある『こういう順番でやってほしい』っていうのと、本人が持ってる『こういう順番でやっていこう』っていう優先順位が、だいたいずれている。自分が気になってるものから手をつけちゃうから。

けど、上司はどういう優先順位なのかって言ったら、大体の場合、上司の評価に関係するものが順位としては高いんですよね。だから、上司自身が『仕事できるな』って思ってもらうためには、上司の評価に関係するものの優先順位を自分が高くできれば、仕事ができるよねって思われやすい。上司がどうしてほしいと思ってるか。何に責任を持ってるか。その人が任されてる責任が、その人の期待されてる事なんですけど」

 

▶︎ルーチンワークは一番最後にやってもいい!? 

川代「じゃあたとえばなんですけど、毎日確実にやらなければならないルーチンの仕事、そこまで重要じゃないけど、やらないとのちのち大変なことになる、っていうのがあった場合、池田さんだったらどういう順番でやりますか?」

池田「僕は、どうしてもやらなきゃいけないものを、考える時に、それにどのくらいのエネルギーがかかるか、しか考えない。だから、めちゃくちゃエネルギーがかかるのであれば、朝やらないと。エネルギーは1日のうちで朝がマックスで、あとはどんどん減っていくだけだから。エネルギーが少ない時に、エネルギーがたくさんかかるやつをやったら、すごい疲れるし長引く。けどエネルギーがめちゃめちゃあるんだったら、すぐ終わる。だから、そのルーチンの仕事があるとしたら、そのルーチンってどのくらいエネルギーが必要なのか、っていう。だってかかる時間が、自分の持ってるエネルギー量で決まる。ルーチンは、エネルギーがほとんどかからないのであれば、僕の場合は、最後。だってエネルギーかけなくていいから。作業のようなものと一緒なのであれば、最後にする。最後でいいんですよね。どっちにしろ間に合うから。その日中ならいつでもいいんなら、最後」

 

そうなのか……「ルーチンは最後でいい」という発想がそもそもなかった。必ず朝のうちにやるっていう発想しかなかったわ。

 

池田「最初にルーチンを最初にやりたい人は、やることでリズムを作りたい人ですよね。トーン! って終わりにして1日の仕事のリズムを作りたい人はいいと思うんですよね。僕とかは、ルーチンはなるべくやりたくないから、でもやる必要があるのであれば、最後にやる。たとえば僕は、講義の資料作る、ってなったら、メインとなるコンセプトとかアイデアとかは、先に作るんですけど、文字修正とか微調整とかは、期日ギリギリ。だって目の運動と手の運動だけで終わるから。時間管理っていうよりももう、エネルギー管理なんですよね

 

▶︎「あれやらなきゃ」と思っているだけで人間のエネルギーはどんどん減っていく!?

図1

 

池田さん「エネルギーを何に優先的に配分していくのか。だって立ち話してたってエネルギーは使われていくから。それに、基本的に人は、気になってることがたくさんあると、エネルギーが減っていく生き物なんですよね」

川代「ええ!? じゃあ、あれやんなきゃー、って思ってるだけでどんどんエネルギー減ってくって事ですか!?」

 

やばい、私めっちゃ思ってる!

 

池田「そうそう。バケツに穴が空いてるみたいな状態で、どんどんエネルギーが減っていくっていう。だから、自分の気になってる事を、常に全部出しておかなきゃいけないんですよ。で、ポイントは、優先順位を意識すること。エネルギーの状態に合わせて、取り組むものを決めて、上司の評価につながるものか、自分の評価につながるものか。わかんなかったら、上司に聞くしかないんですよね。『僕は何をしたらいいですか?』って。『僕に何を期待してますか?』って」

川代「池田さんは、最初に仕事始める前とかに、たとえば気になってる事を全部書き出して、優先順位をその日1日でつけるとか、そういうことはやってるんですか?」

池田「僕の場合は、優先順位はエネルギーだから、どの順番で取り組めば一番エネルギーの効率がいいか考える。僕は疲れたから明日にしよう、じゃなくて、疲れたなら、その疲れた自分でできることをやろう、っていう人なんですよね。だから、エネルギー量が少ないから明日にしようじゃなくて、取り組むことをエネルギー量に合わせたものに変えればいいだけだから。疲れたから片付けるの明日にしよう、じゃなくて、疲れたから、今日二個だけゴミ拾おう、にしておけば、ほっといても得たい結果に近づいていくというか」

 

はー、やっぱりできる人は違うわ。私いっつも疲れてベッドにバタンキューだわ……。

 

池田「大事なのは、仕事できる人は、結果が出せる人は、仕事できる優先順位が組み込まれてるんです。だから、どんどんやっても、仕事できるんだけど、仕事できない人は、持ってる優先順位が、仕事できない優先順位だから、その通りに頑張ると、仕事できない方に向かってまっしぐら

 

▶︎「仕事ができない人」ってなんで仕事ができないの?

川代「じゃあ、つまり、結論としては、『仕事ができない人』がなんで仕事できないのかっていうと、エネルギー効率が下手だから、ってことですか?」

池田さん「そうですね。自分で自分を苦しくしてるのかな。エネルギーをかけたもののスキルは上がるじゃないですか。スキルが上がれば、できる仕事のレベルも上がるから。今なんで仕事のスキルが低いかっていうと、優先順位が間違っていて、スキルが身についてないだけなんですよ」

川代「じゃあ自分をスキルを上げられる方向に変化させていけば、仕事ができるようになるってことかー! 意外と簡単なんですね!」

池田さん「簡単ですよ。行動心理学で言えば、やっぱり「変化を起こすこと」の真逆は何かって言ったら、人のせいか、出来事のせいか、自分のせいにすることなんですよね。『会社のタイミングが悪い』とか、『上司が評価してくれない』とか、『そもそも俺には才能がない』とか。そうじゃなくて、あらゆる結果は、自分がどんな選択をしたのか、から作られてるから、選択が変われば未来が変わるんですよ。時間の選択って、つまりは未来のことじゃないですか」

川代「え、じゃあそもそもの能力は関係ないってことですか!?」

池田さん「全く関係ないと思いますよ。どちらかというと、積み重ねてきちゃったもの、どういう優先順位の習慣を持っているのか、という方が問題ですね。実は、優先順位をはっきりさせる7つの質問とかあるんですよ。その優先順位ってどういう風にやれば見えてくるのか、とか。テクニックとかスキルとしてはある。そういうのを素直にやっていけば、それまで「仕事できない」って言われていた人でも、変わると思います」

 

なるほど……!! 優先順位が大事なのかーー!!!

いやあ、本当に勉強になった! 仕事が遅いのは私のせいじゃなかったんだー! 選択が間違ってるだけだったんだ! 私がのんびりしてるのもなんとかなるのかもしれない!

図1

 

なんかもうどんどん仕事できるような気分になってきたぞ。仕事やるぞー! 私は生まれ変わるぞー!!!

 

よーし!! 早速やってみよう!!!

 

川代「あ、じゃあ池田さん、その優先順位をはっきりさせる7つの質問ってやつを早速……」

池田さん「あ、その質問やテクニックを実践するいいツールが」

 

図1

「こちらです!!!」

図1

 

図1

 

 

 

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「えっ」

 

池田さん「この7月20日発売の新刊『この選択が未来をつくる』の中だと、あくまでもその場しのぎじゃなくて、自分の未来をよくしていくために、ステップバイステップで、どうやっていけばいいかっていうマニュアルが入っているので、その通りにやれば絶対変わりますよ」

 

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池田さん「『人生を変える7つの質問』が、この本のひとつのポイントです!」

 

川代「……」

 

池田さん「……」

 

川代「池田さん」

 

池田さん「はい」

 

図1

川代「もちろん、買いますよ!! 買うに決まってるじゃないですか!!」

 

 

最後まで最強に「できる男」な池田さんなのでした。

 

ご相談させていただいて完全なる池田貴将ファンになってしまった私。

「この選択が未来をつくる」、早速買いました。この本を買うという選択の種が「できる女になる」という結果の花を咲かせてくれるにちがいない!

楽しみだーーーー!!!!

 

池田さん、私のようなやつのご相談にのっていただき、本当にありがとうございました!!

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……と、いうわけで!

 

7月20日発売「この選択が未来をつくる―最速で最高の結果が出る『優先順位』の見つけ方」(きずな出版)、天狼院書店でももちろん、お買い求めいただけます!

 

【目次】

第1章 「選択」が未来を「創造」する

第2章 結果が出ないのは、モチベーションや能力の問題ではない

第3章 目標や夢は、どうすれば叶うのか?

第4章 間違えた優先順位のリスクを顕在化する

第5章 優先順位を見極めるコツ

第6章 自分を知り、最適解を選択する

終章 「いつか」は永遠に訪れない

 

「この選択が未来をつくる―最速で最高の結果が出る『優先順位』の見つけ方」(きずな出版)《通販》¥1,400+税+送料手数料¥500
*送料をいただく代わりに全国の天狼院書店で使えるドリンクチケット(¥360円相当)をおつけします。
*在庫は多めにご用意しておりますが、人気が殺到して品切れしてしまい、お届けまで少々お待ちいただく場合があります。予めご了承ください。




【天狼院書店へのお問い合わせ・オンライン決済ではなく、店頭でのご予約をされたい方はこちらからどうぞ】

TEL:03-6914-3618

 

 

〜後日談〜

図1

みすず(天狼院スタッフ)「さき〜、あたし最近さあ、やること多すぎてなんかどれから手つけていいかわかんないんだよね……。もう頭パンパンでマジでストレス……」

川代「みすず」

みすず「ん?」

 

スッ

 

川代「黙ってこれ読め」

 

★広がる、池田貴将信者の輪────!

《おわり》

 

 

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