「変化」するということ
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
【10月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:萩原 朔(ライティング・ゼミ 平日コース)
自分を変えたいという目的でもあり、天狼院ライティング・ゼミを受講する理由の一つでもある。どうすれば変えられるのか、自分が変わることによって何ができるのか、を見てみたい。
僕は普段、会社員として働いている。組織の中でも他の社員とは仕事の内容がかなり異なり、常に暗中模索な状態で仕事をしている。組織で働くということは、複数人で働くということでもあり、やはり意見の衝突がどうしても避けられない。その中でどのように自分の意見を通していくのか、どのように説明すれば通りやすいのかを考えていく必要がある。幸い、今はある程度上手くいっていても、これから先もその状態が続くとは限らないのだ。そのため、伝わる技術などを磨いていく必要がある。そのために何をすればよいのか探していた。また、この2,3ヶ月仕事でもプライベートでも落ち込むことがあり、自身のモチベーションのコントロールを悩んでいる時に、とあるセミナーで次のフレーズを教えてもらった。
1. 自分の感情は変えにくい。だが、思考、行動は変えられる。
2. 他人はなかなか変えられない。だが、自分は変えられる。
3. 過去は変えられない。だが、未来は変えられる。
話してくれた方は僕がどう捉えたかまでは意識していないだろうが、僕の中ではとても響いた。頭のなかでモヤモヤとしていたもの、霧がかかっていたものが晴れた気がした。
確かに感情はなかなか変えることができない。これは生まれ持った感性でもあるし、それまでの人生の過ごし方で定着しているものによることが多いからだ。ただ、考え方、行動は意識をすることで変えることができる。例えば恋愛において、ある人のことが好きで好きでどうしようもない、という感情はきっと変わらない。その人が今何をしているのか、誰と一緒にいるのか、まで気になってしまうのではないだろうか(30過ぎの男が言うのも気が引けますが……)。この感情は簡単には変えることができず、制御することも難しい(少なくとも僕は)。ただ、思考、行動は簡単ではないが、比較的変えることが可能であると感じた。特に行動は意識すればできるはずだ。行動を意識して変えることは思考の変化に繋がっていく、ということも考えられる。験を担ぐ、という言葉もそのようなニュアンスを若干含んでいるのかもしれない。
また、他人を変えることは難しい。自分の感情を変えることが難しかったように、他人を変えるということは他人の感情を変えるということに近い。自分の感情を変えることが難しいというのに他人を変えることができるのだろうかと聞いたときは感じたが、1点目と2点目は特に繋がっている。
思考、行動を変えることで感情の変化に繋がるかもしれない。また、自分の感情が変化し、自分が変わることで他人に影響を与え、変化させることができるかもしれない。
もちろん、必ずしも変化が発生するかは誰もわからない。あくまで可能性ではある。ただ、何もしなければ変化は発生しないのだ。宝くじを買わなければ当たる可能性すらないことと同じように。
組織で仕事をしている場合はプレゼンや説明の機会はよくあることで、こちらが理路整然と話しているつもりでも異論、批判は往々にして発生し得る。もちろんこの場合、自分の意見が誤っている可能性もある。お互いの意見の食い違いや、それこそウマが合わないという関係の人物もいるだろう。ただ、ビジネスの現場ではその資料を納得してもらうことが必要であり、分かり合えないから苛立ち、他人のままで良いというわけにはいかない。組織としての納得が必要なのだ。
今までの自分の思考、行動は正しかったかはわからない。だけど、これから先、様々なアクション、考え方を身に着けていくことで感情も変えられるのではと、感じた。今回天狼院ライティング・ゼミを受ける理由もそれだ。行動の変化として、初めて文章を書くゼミを受講しようと考えた。普段はコンテンツといっても説明用のパワーポイントがメインだが、自分がコンテンツを届ける側になれるのか、自分に変化を与えてみたい。そしてコンテンツを消費してもらった人たちに影響を与えることができるのかを試したい。これが当面の目的だ。まずは自分が変わること。
ライティング・ゼミを通して「変化」を身に着けることで、これから先の未来を変えていきたい。この投稿はほとんど文章を書いたことがない僕の第一歩だ。また、未来が変わることで今までの過去についても、良いものだったと感じることができるようになるのではないか。過去は変えることができないが、振り返った時には過去の失敗も笑い飛ばせるような、そんな自分に「変化」していきたいと思う。
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