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今日の編集部日記

【6月2日(木)】色っぽい女になりたいと思い続けてはや8年《今日の編集部日記》


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おはようございます! WEB天狼院編集部川代です。
「雌ガール」って聞いたことありますか? たぶん20代の女性ならほとんどの人が聞いたことあるんじゃないかな。

あとは「色っぽかわいい」とか「おフェロ」とか「ほてりメイク」とか。

目の下がなんとなく赤くなっているメイクをした女の子を見かけたことがある人も、結構いるんじゃないかと思います。

そう、ここ数年、「色気」ブームが続いてる。色っぽいとか、フェロモンとか、エロとか、そういうピンク色のワードが女性誌にもちらちらと出てくるようになった。

おそらくこのブームを作り出したのは、主婦と生活社の女性誌「ar」。
リニューアルしたときに「雌ガール」という新しいコンセプトを打ち出して、それが若い女の子の間で大ヒットになったんです。

じゃあ、どうしてこの「雌ガール」という言葉に、多くの女子が反応したのか?

これはあくまで私の予測でしかありませんが、たぶん女子には、「色っぽくなりたい」という願望が潜在的にある。
そういえば、私もかなり前から「色っぽくなりたい」と思っていたな、というのを思い出しました。

なんてませているんだ、と思われるかもしれませんが、私、たしか15歳くらいの頃から「色っぽくなりたい」願望があったんですよね。

そのとき、ちょうど彼氏とかがいる友達とかが増え始める頃で、そして私にはもちろん彼氏がいなくて、でも恋愛したいという気持ちはかなり強くあった。

どうすれば男にモテるのかと思って、よくモテる私の友人のことを観察していた。

その子は特別美人というわけではないけれど、なんというのか、いわゆる男好きする顔をしていて、スタイルもよかった。

そして何より、人と違う何かがあった。

それが何なのかはわからないけれど、本当に何か、雰囲気というのか、空気というのか、何かが、人と違う。
私にはない何かをこの子は持っている、とずっと感じていました。

そして、その「何か」が何なのかに気がついたのは、保護者会翌日の、母の一言。

「さきの友達の、あの子、なんかあの子って高校生のわりには妙な色気があるよね」

色気。

ハッとしました。
そうか、色気か。

私にあって、あの子にないもの。

それが、多分、色気。

きっとそれは意識して身につけようとしても身に付けられるものではなくて、生まれつきなのか、生い立ちなのかはわからないけれど、知らないうちに身についているもの。

それはわかっているのだけれど、なんだか、自分にはその色気というものが身についていないことがすごく悔しくて、その友人よりも劣っているような気がして、私は頑張って色気を身につけようとして、いろいろなことをしたのです。

恋愛をしたり、本を読んだり、服を女らしくしたり。

でも結局、そんなことをしても自分は自分でしかなくて、とても色っぽくなんかなれない。

そして今では、もう諦めて、「色気がほしい」とは言いつつも、結局自分らしくいようとしているのですが。

と、こういうことを男性に、特に年上のおじさま的な男性にぽつりと言うと、よくこう言われる。

「色気っていうのは、身につけようとして身につくものじゃないよ」
「色っぽくしようとして何かしても、狙っている感じがして、逆に色っぽくない」
「人生経験が伴ってこその色気であって」

……などなど。云々かんぬん。

そう言われるとたいてい、こう言い返したくなります。

いや、わかってますよ。
十分すぎるくらい、わかってますよ。
だって自分が一番そのために頑張ってきて、成果が出ないことわかってるんだもん。自覚してるんだもん。
どんなに女っぽい服着てメイクして、触りたくなる肌を作ろうとスキンケア頑張って、仕草とか意識しても、結局は中身が伴ってなければ本当に色っぽことにはならないことくらい、十分わかってますよ。そんな簡単に色気が身につかないことくらい、わかってます、って。

でも、それでも女が色気を身につけようという努力をやめられないのは、自分を肯定してあげたいからだ。
モテたい。
彼氏がほしい。
かわいいって言ってもらいたい。

そういう純粋な、女としての欲求。
女として価値のある存在でいたいと思う。だから色気がほしい。動物的なフェロモンがあれば、自分はいろいろな男を惹きつける魅惑的な女だと証明できるような気がするから。

「モテたい」は言いにくいけど、「色っぽくなりたい」なら、言いやすい。

色っぽくなるための努力をしていることによって、そんな雌としての本能を持っている自分自身を、肯定してあげられているような気がする。

だから、arは人気があるのかなあ、とふと思ったんです。
「雌ガール」「色っぽかわいい」「おフェロ」
キャッチーなワードが女の心をぐっとつかんで離さないのは、このarという雑誌自体が、その私の「色っぽくなりたい願望」を肯定してくれるからじゃないかと。

きっと潜在的に私と同じように思っていた女の子はたくさんいて、そういう気持ちを応援してくれて、憧れの存在をモデルさんを通してちゃんと示してくれるからこそ、このブームを起こすことができたんじゃないかと思います。

だからね、というわけじゃないけど、私は8年間も健気に「色っぽくなりたい」と言い続けている私自身のことを、すごくかわいいやつだと思いますよ。笑

ま、といってももう、色気を身に付ける努力とか、もうほぼしてないんだけどさー。

いやー、それにしても、そろそろ色気、こっちに来てもいいんじゃないか!? いいよね!? まだこないの?

と、言いたいところですが、まだまだ先は長そう。
せめてあと10年後くらいには色っぽくなっていたいぜ。

と、いうわけで、今日も1日頑張りましょう。

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【6月4日(土)ar編集長 笹沼編集長トークイベント】

主婦と生活社「ar」笹沼編集長のトークイベントを、今週土曜日夜に行います!

今回は、笹沼さんに、参加者の方からのご質問も答えらえる範囲で答えます、とのお言葉をいただけたので、事前にお申し込みいただいた方から、質問を募りたいと思います!!

私ももちろん、

・arの思い切ったリニューアルで意識したことは何ですか?
・撮影するとき、モデルさんに意識してもらっていることはありますか?
・arが生み出した女子の流行「雌ガール」という言葉はどうやって思いついたんですか?
・毎月特集はどうやって決めているんですか?
・女子が求めているものを敏感に察知するために意識していることはありますか?
・細かいところ(表紙の言葉選びなど)の芸が細かいar。言葉選びはどうやって考えていますか?
・コピーを生み出す上で意識していることはありますか?

などなど、聞きたいことがわんさかありますが、きっとお客様の中にも、聞きたいことがある方がたくさんいらっしゃると思いますので、質問がある方はぜひ、お早めに教えてくださいね。前もって笹沼さんにお伝えさせていただきます!

ということで、楽しみすぎますね!
arファン、読者の方はもちろんのこと、出版業界の方にとっても、はたまたコピーライターの方や営業の方などにも、めちゃくちゃためになるお話が聞けると思います!!

乞うご期待でございます!!

【概要】
日時:6月4日(土)
19:00 受付開始
19:30 開会
21:30 閉会
参加費:
一般2500円+1オーダー

*加えて、ar最新号(6月号)をご購入ください。すでに購入されている方は必ずお持ちください。

*CLASS天狼院「プラチナクラス」の方は、本イベントに半額で参加いただけます。CLASS天狼院「プラチナクラス」についてはこちらから→http://tenro-in.com/tsushin/15866

定員:東京30名様/福岡30名様
*定員になり次第、締め切らせていただきます。
場所:東京天狼院/福岡天狼院
*最新鋭の通信システム「天狼院LOAD」で東京と福岡をリアルタイムで繋ぎます。
*笹沼さんは東京で講義を行います。
*福岡の方のご質問にお答えいただくこともできます。

▼東京会場

▼福岡会場

【注意事項】
・参加者への他のイベント、セミナー、グループ、店、企業、その他への勧誘は固く禁じます。また、勧誘を見かけた場合はスタッフまでご一報ください。
・本イベントの内容の著作権は、天狼院書店に帰属します。本イベントの内容を他で利用することを、あらゆる面で、固く禁じます。
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2016-06-02 | Posted in 今日の編集部日記, 女子部, 記事

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