英語部

「片付けの魔法」に教えてもらった「英語学習に大事なこと」《天狼院英語部講師Kanami先生のワンポイント講座》


天狼院英語部マネージャーの石坂でございます。天狼院書店では英会話のレッスンをしている天狼院英語部があります。
その天狼院英語部講師Kanami先生から英語学習に関するワンポイント講座が届きました!

 

結構前の話になりますが、「こんまり」こと近藤麻理恵さんの、
『人生がときめく片づけの魔法2』(サンマーク出版)を読みました。
『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)の第二弾です。

わたしは、「片づけ」とか「掃除」とか、
とにかく「キレイにする」という作業が大好きです。
なので、この本を読もうとおもった理由は、
「片づけられなくて困ってるから」ではありませんでした。

きっかけは、テレビ番組の企画で、
こんまりさんが芸能人のお宅の片づけ指南をする様子を観たことです。
彼女の考え方には、共感する部分があり、
もっと詳しく知って、確認したいとおもい、本を手に取りました。
実際、わたしが実践してることと同じものが多く、
本を読みながら「そうだよね」と、うなずきっぱなしでした。



【英語をやりたくない人に、英語を押しつけてはいけない】

この本を読み進めていくと、
片づけというカテゴリーを超えて、
英語学習ともつながるポイントがあったので、
シェアしたいとおもいます。

わたしにとって一番印象的だった一文、それは、
「片づけをやりたくない人に、片づけを押しつけいはいけない」でした。

だれよりも片づけのすばらしさを実感している著者。
「ぜひみなさん片づけがんばりましょう!」
「片づけがイヤなひとも、やってみるべき!」
と啓蒙しているのだろう、とおもっていたので、
若干、裏切られた感がありました。

しかし、そのあとに続く文章は、
十二分に納得のいくものになっていました。
そして、その内容こそ、英語学習でも大事なポイントだと確信しました。

片づけは、片づけをやりたい人が「主体的に」やるもの。
いまの環境に満足していて、快適に暮らせているのなら、
わざわざ片づけをする必要はないのです。
ましてや、他人に「片づけしなきゃだめ」と言われる筋合いはありません。
(家族など同居している人たちとの共有スペースは別の話ですが。

英語も、英語をやりたい人が「主体的に」やるもの。
周りから強制されてやるものではないはずです。
極端な話、やりたかったらやればいいし、
やらなければやらなくてもいいんです。

「英語で日々の生活が豊かになったなー」とおもっている身としては、
同じようにおもう人が増えるとうれしいなーとはおもいます。
ただ、「わたしがそうだから、あなたもやるべき」とは言えません。
わたしの場合、たまたま英語だっただけで、
あなたの場合、ほかの何かがあなたの人生を豊かにするのかもしれません。



【片づけと英語学習の共通点】

いかに習慣づけるか。いかに自然体にやるか。
片づけができるポイントはここかな、とおもいました。

上にも書いた通り、わたしは片づけが好きです。
というか、「クリーンな状態を保つこと」が大好きです。
義務的にやっているのではなく、
片付いていると気持ちがいいのでやっているのです。

理想の生活が頭の中に描かれていて、
それをなぞっている感じです。

英語学習でもこれができるようになると、
英語といいお付き合いができるのではないかな、とおもいます。
しかも長く、継続的に。

どう取り入れていくかについては過去の記事に書いていますので、
そちらの記事を参考にしていただければとおもいます。
英語との接触時間を増やすコツ
学習を継続させるための「ちょうどいい」


また、日々の生活に英語を取り入れていらっしゃる方の様子ということで
英語キュレーターのセレンさんの密着レポートがあります。
こちらの記事もおすすめです。
工夫次第で毎日を英語のある生活に〜英語キュレーター・セレンさんに一日密着取材



【「ときめき」はモチベーション効果大】

本のタイトルにも「ときめく」ということばが入っていますが、
わたしが語学学習も含め、すべての「やる気」に欠かせない要素は、
まさにこの「ときめき」だと思っています。
「ときめく」という感覚がわかりにくければ、
「わくわくする」という感覚と置き換えてもいいかもしれません。

そのことを考えるとわくわくする。
想像するだけでにやけてしまう。
無条件に好きだとおもう。

こういった感覚は、とても大切です。
エネルギー発生が自然現象だから。
余計な力が要らないのです。

そしてこの感覚が最大限に発揮されるのが
悩んだり、落ち込んだりしているときです。
こんなときは、自分が好きなこと、やっててたのしいことだけやります。
そうすると、純粋にそれをたのしむ自分に気付き、
それが大きな支えとなって、「大丈夫だよ」と教えてくれます。

わたしは、埼玉県にある「語学の○○」と謳っている某大学出身なのですが、
周りの学生たちと比べて英語がぜんぜんできなくて、
あるときすっかり自信を失くしてしまい、
ベッドからでられなくなってしまうほどにまで落ち込みました。

そんなときなんとなく、ネットサーフィンをしていて、
目に留まったのが、Apple のホームページに載っていたプレゼンでした。
確か、初代 iPhone を発表した回だったとおもいます。

「わかる。説明している内容がすごくよくわかる。」

ジョブズのプレゼンがすばらしいもはもちろんのこと、
通信機器関係の話が中学生のときから大好きなのも手伝って、
心からそのプレゼンをたのしむことができました。
「なんだ。わたし英語こんなに聞けるんじゃん。」と、
自信を取り戻した瞬間でした。

ということで、
「そのことを考えるとわくわくする」
「想像するだけでにやけてしまう」
「無条件に好きだとおもう」
そんな素材を英語に触れる時間に取り入れることを、
心の底からおすすめします。




《過去の記事》
英語との接触時間を増やすコツ
英語学習を継続させるための「ちょうどいい」 
Connecting the Dots 英語落語家「喜餅」さん 
あなたの英語力診断書「Can-do リスト」活用ノススメ
英語アレルギーを次々に生み出す「こいつ」とは、いい加減手を切ろう。
“I’m coming!”と「今から来るけん!」に見る、英語と長崎弁の共通点!?

《講師プロフィール》
http://about.me/kanami

《講師紹介ビデオ》
https://www.youtube.com/watch?v=0dsrR459t-8

 

さて、Kanami先生は天狼院英語部の講師です。月に2回、開催しております。次回は11月23日(日)です。ぜひお越しください!(天狼院英語部マネージャー石坂)

 

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2014-11-14 | Posted in 英語部, 顧問の先生

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