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【天狼院のゼミ/6月〜開講コース】

9代目秘本を読んで流したのは、違う涙だった。《「行動イノベーションノート完全マスター・先延ばし撃退」21日間集中コース開講》


記事:平野謙治(チーム天狼院)
 
深夜2時過ぎ。
ベッドに寝転がりながら、僕は本を広げていた。
 
一日中働いて、疲れている身体。それでも中断することなく、ひたすらに読み続ける。
ページをめくる手が、止まらない。
 
……というより、止めてはいけない。
だって止めてしまったら、間に合わない。
ああ。どうしよう。あと200ページもある。なんとしてでも、読み終えなければ!
 
眠たい目をこすりながら、焦燥感に駆られて文字を追う。
あれ。なんで俺、こんなことになったんだっけ……
 
 
 
あれは、数ヶ月前。天狼院で開催される、「課題本読書会」でのことだった。
 
「スタッフで、この本を読んだ人いる?」
 
マスターである、店主・三浦が聞く。
 
あ、やばい。瞬間的にそう思った。
なぜならその本を、読んでいないからだ。
 
流れる沈黙。僕と、もう一人現場にいたスタッフも、どうやらその本を読んでいなかったようだ。
なんとも言えない、気まずさがその場を支配した。
 
「課題本読書会」とは、その名の通り、「課題本」が存在する読書会だ。マスターを務める店主・三浦が、「これこそは、皆が読むべきだ!」と思う本を、課題本に指定する。
参加者は、課題本を事前に読んできて、イベント当日に感想をシェアする。
それだけでなく、クリエイター目線に立ち、「この部分には、こんな企みがあるのではないか」などと、作品を三浦が解説していく。一冊の本を中心に、大変な盛り上がりを見せる人気イベントだ。
 
そう。このイベントにおいて参加者は、課題本を事前に読んでいることが想定される。
ネタバレ前提なので、読了していることが望ましい。それでなくても、ある程度読み進めていなければ、なかなか話についていけないだろう。
 
それなのに、あろうことか僕は、イベント当日になっても、その課題本を読めていなかった。現場を担当する、スタッフにもかかわらずだ。
 
叱責を受けた。当然だ。イベントをオススメする立場なのだから、読み終えていて当たり前だ。
 
怒られる内容の、あまりのレベルの低さに、僕は恥ずかしくなった。
「忙しかった」なんて、言い訳になるわけない。
 
そう。読めないはずないんだ。
だって僕より忙しい、店主・三浦が読んでいるのだから。そんな言い訳は、通用しない。
 
次の課題本読書会は、絶対に読み終えて臨もう。
当たり前のことを、僕は決意した。
 
 
 
そうして迎えた、5月17日。
ついに次回の、課題本が発表された。
 
5月末の課題本は、「9代目秘本」
「秘本」とは、店主・三浦が「これは絶対にお客様を後悔させない」と自信を持って言い切れるだけのオススメ本を販売している、天狼院書店の人気シリーズだ。
 
本には黒いブックカバーが掛けられており、タイトルが内緒の状態で売られている。その中身は、買った人にしかわからない仕様になっている。
 
今回の9代目は、なんと3年2ヶ月ものブランクを経て、ようやく選定されたもの。期待せずには、いられない。遅かれ早かれ、読もうと思っていた。
 
ただ、今回発売された秘本は、実はこれだけではなかった。
10代目も、なんと同時にリリースされていたのだ。
 
9代目は、小説。10代目は、コミック6冊セット。
……そう。10代目は、コミックだ。
 
マンガが大好きな僕は、つい10代目を先に手にとった。今なお、10代目を読んでいる途中だったのだ。
 
とりあえず、10代目も読まなきゃな。それから、後半が貸してくれた小説も途中だ。一気に読んで、それから9代目を読もう。
そう、頭の中で計画を立てた。
 
……そう。その計画が、間違いだった。
そう気づいたときには、もう遅かった。
 
仕事でとられる時間、自分の読むスピードの遅さを、甘くみていた。
ようやく9代目秘本を読み始めたのは、28日の夜。課題本読書会まで、あともう、40時間しかない!
 
やばい! どうしてこうなった!?
明日が一日時間使えるなら、まだいいかもしれない。でもそういうわけじゃない! 明日も仕事だ。朝から晩まで。睡眠だって、しなければいけない。使える時間は、あとどれだけある……??
 
ぺらぺらっとめくる。ページ数の確認。なんと、450ページもある……
 
焦りで脈が、速くなるのを感じた。それでも読まなければ。読まなきゃ、なにも、始まらない!!
 
帰りの電車から、深夜2時過ぎにどうしても眠くなるまで読み続けた。とは言っても、食事、風呂、諸々をこなしながら。進捗は、4分の1ほど。
次の日に賭けるしかない。そう思って、眠りについた。
 
……だけど、翌日も移動時間くらいしか読む時間が作れず、業務に追われていたら、あっという間に夜に。
深夜2時。ようやく半分を越えたものの、まだあと200ページもある! 終わるのか、終わらないのか。いつ寝れるのか。焦りに駆られていた。
 
幸い、話が文句なしに面白いからまだいいけど! 本当は、もっと心穏やかに読みたかった! 夜だって寝たいのに、どうしてこうなったんだろ。バカだな。
なんだか泣きたい気分だ。本当は、感動の涙を流したいのに!!
 
危うく違う涙を流しそうになりながら、深夜3時まで読み続けた。それでも残った、120ページ。
翌朝、駅まで歩きながら読み、電車で読み、東京天狼院に行くまでの道で読み、課題本読書会開始30分前、ようやく僕は、読み終えることができた!!
 
身体を突き抜ける、安堵。同時に湧き出る、疲労感。当たり前だ。だってこの2日間、全然寝てない。
速まった脈は、まだ収まっていない。もはや終盤は、何にドキドキしているのかわからなかった。作品のラストなのか、それともタイムリミットが差し迫っていることなのか……
 
……いや、面白かったけれども! 確かにハラハラドキドキして、感動もしたけれど!
 
「もう一回、落ち着いてちゃんと読みたいなあ」
 
それが、最初に抱いた感想だった。
 
いや。まあ、今回はもう一回読めばいいけど。根本的には、そこじゃない。そもそもなんでもっと余裕持って、やらないんだ。
俺は昔からそうだ。夏休みの宿題。大学の卒論。多分このままじゃ、直らない。
 
「次はちゃんとやろう」
 
今は、確かにそう思っている。だけどもう、バカじゃない。25年間生きてきて、知っている。自分の意志の力など、全く当てにならないということを。
 
ならば、どうすればいい。確かな方法を、学ぶしかないだろ。そうだ。天狼院という環境にいるのは、僕にとって何よりの幸いだった。6月22日から、あの講座が始まるじゃないか!
 
そう。天狼院で何度もお世話になっている、「目標実現の専門家」、大平信孝先生による講座が、6月22日に開講するのだ。
 
その名も、「行動イノベーション完全マスター・先延ばし撃退」21日間集中コース!
今の僕に、ピッタリじゃないか!
 
もう二度と、睡眠を削って苦しみながら本を読む、なんとことは無くしてみせよう。
読むのも、書くのも、むしろ締切に余裕持ってやってやろう。終わらせて優雅に過ごすんだ。おいしいハンバーグでも食べに行って、旨い酒飲んで、熱いシャワーをガーッと浴びて、ゆっくり睡眠決め込んでやるんだ。ほら。
 
今に見とけよ、9代目秘本!!!!
 
 
 
※お気づきかと思いますが、9代目秘本には、何の罪もございません。悪いのは、計画性皆無な私平野でございます。
 
むしろ焦燥の中読んでも、感動できる9代目秘本も、ぜひチェックしてみてくださいね。
 
 

【6月開講/21日間集中コース】今こそ本当にやりたいことを続けられる自分になる!「行動イノベーションノート完全マスター・先延ばし撃退」21日間集中コース

 
 

◽︎平野謙治(チーム天狼院)
東京天狼院スタッフ。
1995年生まれ25歳。千葉県出身。
早稲田大学卒業後、広告会社に入社。2年目に退職し、2019年7月から天狼院スタッフに転身。
2019年2月開講のライティング・ゼミを受講。
青年の悩みや憂いを主題とし、16週間で15作品がメディアグランプリに掲載される。
同年6月から、 READING LIFE編集部ライターズ倶楽部所属。
初回投稿作品『退屈という毒に対する特効薬』で、週刊READING LIFEデビューを果たす。
メディアグランプリ33rd Season総合優勝。
『なんとなく大人になってしまった、何もない僕たちへ。』など、3作品でメディアグランプリ週間1位を獲得。

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