新ファナティック読書会は、なぜ「ファナティック」なんだろうか?
「ファナティック」の意味を調べたところ「熱狂的なさま」という言葉が出てきました。
そして「熱狂的」という言葉を調べると、
・狂おしいほどの
・狂おしい
・発狂寸前の
・気違いのような
・気が狂ったような
・狂的な
・熱烈な
という言葉が並びます。
「異常な興奮状態にあるさま」と。
ヒトは何に熱狂的になるのでしょう。
スポーツ、アイドル、そして本。
本に熱狂的になるなんて、想像できないと思うかもしれません。
それもそのはずです。
スポーツ、例えばサッカー・ワールドカップであれば、プレイヤーはもちろんのこと、サポーターである観客が熱狂的になっている様をみることができるでしょう。
アイドルも、ファンの方々が熱狂的になっている姿が、テレビでも映されているので、誰もがよく知るところです。
それでは、本はどうなのでしょう。
本を読むという行為は、とても静かなものです。
しかしながら、読んでいる人の心の中は、とても大きく揺さぶられているのではないでしょうか。
悲しみ、憎しみ、楽しさ、暖かさ……。
心が揺さぶられて、感動へと繋がります。
最後の1ページを閉じた瞬間、感情の波にどうしようもなくなり、ため息しか出なくなることもありました。
そして、誰かにこの気持ちを伝えたい、と思うのです。
天狼院書店の新ファナティック読書会は、静かで熱狂的な読書を、みんなで楽しもうというものです。
ファナティックに紹介された本は、熱を帯びていて、熱が伝わり、また読書がしたくなります。
自分で本を選ぶと、どうしても偏りが出てしまって、同じジャンルが偏ることも多いのですが、
誰かにおすすめの本を聞くことで、さまざまな本に出合えます。
ひとりでは出合うことのない本に出合うことも多い。
こんな本があったんだ! という新発見も多いのです。
「熱狂的に」紹介できる本がない……。
という方でも、問題ありません。
この新ファナティック読書会は、「聞き専」でのご参加も大丈夫です。
「聞き専」とは、聞く専門の方のこと。
スポーツでも、アイドルでも、観る人たちが多いから「ファナティック」になるのです。
だから、本でも観る人たちによって「ファナティック」に盛り上がるのです。
「観る」側で、一緒に「ファナティック」を体験しませんか?
ただ、少しだけ注意していただきたいことがあります。
熱狂的に紹介された本が全て欲しくなってしまいます。
そしてまた、読書会に足を運びたくなってしまいます。
気づいたら、沼に落ちているかもしれませんが、ご了承くださいませ。
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