イベント情報

あなたが一番欲しているものが目の前に現れるイベント《スタッフ永井の潜入レポ②》


「こんなもので、本当に見つかるの?」
配られたA3の紙を見ながら、そう心の中でつぶやいた。曜日の下には時間を示す数字が縦に並び、その隣には少しの余白がある。こんな紙1枚で人生を変えるほどの大きな発見ができるなんて、全くイメージがわかない。正直なところ、自発的ではなく少々義務的に参加したイベントだった。

天狼院に入ってからというもの、ほぼ毎日のように開催されるイベントはどれもキラキラしていて、カフェ業務に入っていても気になって覗きたくなってしまう。特に映画や漫画ラボ・読書会などは好きな作家さんや作品が話題に上がると、耳がでっかくなっちゃうことが多い。最近ではそれにとどまらず、遠隔で声を投げてしまうこともある。
しかし、今回のイベントはちょっと違った。他のラボのようなキラキラした輝きは感じられないし、わざわざイベントとしてやるほどの事なの? と思う節があったのも事実だ。
「絶対にやるべき!」
という紗生ちゃんの強い推しがなかったら、きっと参加していなかったんじゃないだろうか。
そんな中途半端な思いで参加した『手帳ラボ』だが、過去最高に自分の為になるイベントだったと今なら太鼓判を押せる。

「ではお配りした紙に、先週の一週間どのように過ごしたかを記入してください。できるだけ細かく、起きた時間なども頑張って思い出して書きましょう」
来年の計画を立てるために来たのに、先週の過ごし方を聞かれるとは思っていなかった。覚えている範囲で書き始めたのだが、何をしていたのかわからない時間が多い。まず、何時に寝たのかが定かではない。ほとんど毎日、横になって読書をしながら寝落ちする生活のため、睡眠時間を正確にカウントできない。面白い本に出会ってしまった日などは、明け方近くまで夢中になってしまい、慌てて少しだけ仮眠をとって仕事に出るような状態だ。また、特に仕事や人と会う予定のない土日は、時間の感覚が鈍っているのか、何をしていたのかほとんど覚えていなかった。余白の多さに唖然としていると次の指示がきた。
「次に、書いていただいた中で無駄だったと思う時間と有意義だったと思う時間に色分けします」
そうか、これだったのか。
私は前日の紗生ちゃんの言葉を思い出した。
「忙しさに埋もれてる時間を掘り起こせたら、もっと楽しいことに使えるよ!」
今、私が最も欲しいものが、目の前で赤く染められている。
ようやくこのイベントの意義に気づいた私は、慌てて余白を埋めようとした。しかし、そんなのはお構い無しに次の指示が来る。
「では、右側の欄に……」

この続きは、ぜひイベントで実際に手を動かして体感していただきたい。
2017年は始まったばかりだが、もう既に一週間が過ぎている。
今年をどんな年にするのか、貴重な『時間』をどのように使っていくのか、自分自身に対して宣言してみるのはどうだろう?

【1/9 Mon福岡・手帳ラボspecial】まだ間に合う!2017年の計画を「超」前向きに立てよう!実際に手帳に書いてみよう!2017年の目標宣言大会もします!《初心者・一人参加大歓迎》

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