イベント情報

【1/22(日)京都】「京都天狼院・編集部」初の店舗開催! ~「世界最強の書店」はいかにして作られるのか?~ 今一番話題の次世代型書店「天狼院書店」が関西にやってくる! あなたも一緒に「書店づくり」に参加できる京都初のイベントを開催します!!! インターン生も大・大募集!


 

*2017年1月27日(金)、ついに天狼院書店「京都天狼院」がオープン!
当イベントは、正式オープン前の「プレイベント」として、オープンに先駆けて、京都天狼院の店舗にてイベントにご参加いただけます!

 

*こちらのイベントはPEATIXページもしくは店舗での事前申し込み制となります。決済がすむまではお申込み受付完了とはなりませんのでご注意ください。
PEATIXページはこちらから→【1/22(日)京都】「京都天狼院・編集部」初の店舗開催! ~「世界最強の書店」はいかにして作られるのか?~ 今一番話題の次世代型書店「天狼院書店」が関西にやってくる! あなたも一緒に「書店づくり」に参加できる京都初のイベントを開催します!!! インターン生も大・大募集!

 

天狼院書店とは・・・今マスメディアでも話題の「次世代型書店」。「READING LIFE=本+その先にある体験」を提供する。ファナティック読書会や部活、ゼミなどの人気の「体験(EXPERIENCE)」が多数ある。
2017年1月27日、京都に店舗オープン予定。

 

私がその不思議な書店に出会ったのは、ちょうど二年前。東京の片隅で、暑い夏が終わろうとしていた時のことでした。

 

「うわー、さすが東京やなぁ」

私は本が好きで、本屋さんも好きで、旅先でその土地ならではの本屋さんに出会うことが好きです。
ちょうど京都から東京に遊びに来ていた私。以前、facebookでちらっと見かけたその不思議な本屋に、自然と足が向かっていました。
お店の名前は―――「天狼院書店」。
池袋の狭い道をくぐり抜け、着いた先は、まるで隠れ家のように小さいお店。
入る前は「なんだここ?」と思ったのですが、入ってみると、びっくり箱のようにたくさんのものが詰まった本屋さんでした。

店の真ん中にはコタツがどどんと置かれており。
本の並べ方も、なんか変な感じ。しかもラインナップが、面白い。
うわー、さすが東京やなぁ。刺激的で、型にはまらん面白い場所がこんなふうにあるなんて。

 

すると、店のカウンターで、私を見る人がいました。
スキンヘッドの、眼光鋭いおじさん。
だれだこのあやしい人……。私が怪訝な顔をしたのでしょう、その人は、ふはっと笑いました。
「ここ、はじめてですか?」
私はこくんと頷きます。
「ありがとうございます、どこから来てくださったんですか?」
ここのスタッフさんなのかな、なんか容貌あやしいけど、と私は思いながら、
「京都です」と答えました。

するとその人は「わざわざ京都から!」と、驚いた声をあげました。
「ちょうど東京に遊びに来てまして……なんか面白そうな書店があるなぁって」
「ありがとうございます、めちゃくちゃ面白い場所で、日本一の書店ですよ!」
スタッフ自ら言うんかい、と私は心の中でツッコミながら、そうですね、と笑いました。
「なんか、さすが東京やなぁって」
へぇ、とその人は私を見ました。
「京都だって、面白い場所いっぱいあるじゃないですか」
「そりゃ、ありますよ」
無邪気に言うその人に向かって、私は微笑みました。
「うーん、でも、天狼院書店は京都にないじゃないですか」

私がふいに呟いた言葉に―――、その人は、にやり、と笑いました。
そして私にこう言ったのです。

「京都に、天狼院書店があったら、どんな書店になると思いますか」

私は、口をつぐみました。
来たばかりの客に何を聞くんだ、この人は。
しかし、黙っていても、その人はにやにや笑うだけです。

うーん、と首をひねりながら、私は答えました。

 

「それはもう……世界最強の書店になると思います」

 

だって、京都は世界一の街やもの。
東京には刺激的で面白い場所がたくさんありますが、やっぱり京都の文化や人のすばらしさは日本一、いや世界一やと私はほんとに思っています。

その人は、声をあげて笑いました。
「いいですね! 世界最強の書店!」
そして、私をじっと見ました。

 

「僕はいつか京都に天狼院書店を出します。
――その時は、一緒に、世界最強の書店をつくりましょう」

 

え。
私はぽかんと口を開けました。

その人こそが、天狼院書店の店主さんだったことに、その時気が付いたのです。

私は、ごくんと唾を飲み、言いました。
「ひとつだけ、条件があります」

私は、スキンヘッドが光るその人を真正面から見つめました。

「つくる時は、私だけじゃなくて……関西の、たくさんの人と一緒に、世界最強の書店をつくりたいです」

ええ、と店主さんは笑いました。
そうしましょう。

 

それは、暑い夏の終わりの日。
私が京都天狼院の店長になることが決まった日の、約束でした。

 

***

 

改めましてこんにちは、天狼院書店京都天狼院店長の三宅香帆です!
東京と福岡にある不思議な本屋・天狼院書店。
本屋でありながら、こたつがあったり、ゼミがあったり、本屋なようで本屋でない「次世代型書店」でございます。
その天狼院書店が、京都にオープンします。
その日取りは、2017年1月27日。
お待たせしました。やっと、やっとのオープンです。

京都には既に幾多の書店があります。
全国チェーンだけでなく、それぞれに個性豊かな書店が多く存在しています。
本が大好きな私も、いるだけで嬉しくなるような書店がたくさんあります。
だけど!
だけど、何かが足りない。
何か―――それは、刺激だったり、新しさだったり、「なにこれ!」と笑っちゃうようなもの。

天狼院書店は、そんな不思議な面白さの詰まった書店です。

できあがっている店舗の写真を、ほんの少しお見せしますね。
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私が言うのもアレですけど、でも言わせてください。この店舗、素敵過ぎませんか!!!!

京都の祇園の街にふさわしい、世界最強の書店になるんじゃないかと私は身震いしております。
だって京都に、天狼院だもの!
この掛け算の面白さがまだまだ多くの人に伝わってないのがもどかしいです。
私にとって、こんなに刺激的な面白い掛け算はありません。

京都には、文化があり、そして何よりたくさんの素晴らしい「人」がいる。
それは京都の人に留まらず、関西全体の人が、集まってきてくれる。
私は、ツッコミながら人情深い、関西の人が大好きです。

だから、思うんです。
天狼院書店を「つくってゆく」のに、私やスタッフだけじゃもったいない! と。
関西にはこんなにたくさん面白い人がいるのに、その人たちの力を借りずに作るなんて、ありえない!
心からそう思っております。

 

関西の本好きのみなさん、どうか、私に力を貸してくれないでしょうか。
私一人の力では及ぼそうもない、この面白いプロジェクト「京都天狼院」を羽ばたかせるために、みなさんの力が必要です。

一緒に、世界最強の書店をつくりませんか?

 

書店は本を売るところなので、置いてある本が面白くないと何も始まりません。
「こんな面白い本あったのかー!!!」
と叫びたくなるような本を、私は京都天狼院で売りたいのです!
そのために、ぜひ、あなたの力をお借りしたいです。

あなたが思う「面白い本」を、京都天狼院に、売らせてください!!

「こんなテーマで本を置くと面白いんじゃないの?」
「こんな面白い本があるよ!」
「こんな本、欲しいんだけど、置いてもらえない?」

ぜひぜひ、あなたの声を聞かせてください!

一緒に、京都で、世界最強の書店をつくりませんか?

 

***
また、京都天狼院ではインターン生を募集します!

【募集要項】
☆関西の学生
☆履歴書、ES不要
書店の立ち上げに興味のある人
天狼院書店が気になっている人
出版業界への就職に興味がある人
自分のアピールポイントを見つけたい人
何かを始めたい人
一緒に、京都天狼院をつくりませんか?
インターンに募集したい方は、今回のイベントにいらしてください!
※インターン応募生は割引料金で参加できます。

 

【概要】
日時:1月22日(日曜日)
16:30 受付開始
17:00 「京都天狼院編集部」
19:00 閉会
参加費:一般2,000円/プラチナクラス1,000円/インターン応募生1,000円
*CLASS天狼院「プラチナクラス」の方は、本イベントに半額で参加いただけます。CLASS天狼院「プラチナクラス」についてはこちらから→【破格の割引サービス】「CLASS天狼院」誕生!〜最上ランク「プラチナクラス」は全店合計100名様限定〜《詳細・決済ページ》
定員: 30名
*定員になり次第、締め切らせていただきます。
場所:天狼院書店「京都天狼院」
〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112−5

【お申込はチケット販売サイト「Peatix」または「店頭」にて事前にお受けいたします】
※お支払い・決済がすむまではお申込み受付完了とはなりませんのでご注意ください。(当日お席がございましたら店頭お支払いも受け付けさせていただきます。)

《店頭でのお申し込み(当日お支払い)》
こちらの お問い合せフォーム から、タイトル【1/22「京都天狼院編集部」参加予約】と明記し、お名前、メールアドレス、受講店舗(京都)を記入の上、メッセージをお送りください。

なにかご不明点あれば
お電話、お問い合わせをフォームにて承っております。

 

天狼院書店「京都天狼院」2017.1.27 OPEN

〒605-0805
京都府京都市東山区博多町112-5
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【天狼院書店へのお問い合わせ】

TEL:03-6914-3618(東京天狼院)

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2017-01-09 | Posted in イベント情報, 京都天狼院

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