劇団天狼院〜FUKUOKA〜

【11/19(土)・26(土)福岡限定】劇団天狼院〜FUKUOKA〜2016秋公演〜『親にまったく反抗したことのない私が、22歳で反抗期になって学んだこと』《書店が「劇場」に!? Web記事を演劇化!「読む」から「体験する」へ!》


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反抗期を経験したことは、ありますか?

私はありません。より正確に言えば、つい最近まで、ありませんでした。まったくと言っていいほど。中学二年の頃、ほとんどの友人が「親ウザイ」と言っていたときですら、私はうまく想像できませんでした。

というのは、私と母は昔からとても仲が良いのです。母は子育てにとても熱心な人で、私に並々ならぬ愛情を注いでくれました。私がやりたいと言ったことはなんでもやらせてくれました。借金をしてでも、休みなしで平日と土日、仕事を掛け持ちして働いてでも、母は私を優先してくれました。英会話、お絵かき教室、テニススクールなどの習い事にも通わせてくれましたし、私がほしがる本は全部買ってくれましたし、中学の頃、私が勉強を一切やらないで遊び呆けていた時も、勉強しろとは一切言わず、友達との時間を大切にしなさいと言いました。

「紗生がやりたいことを、全力でできるように」。母はいつもそう言っていました。だから私が何かをやりたいと言ったときには、反対することはありませんでした。私立の大学に行きたいと言ったときも、アメリカに留学したいと言ったときも。「お金が無いからだめ」などとは、一切言いませんでした。幼い頃からそうやってやりたいことは何でも挑戦させてもらえていた私は、それがどれだけお金のかかることなのかなんて、想像もしていなかったのです。母親という生き物は毎日朝から晩まで、家にはいないで働いているものだと思っていたし、祖母の家に預けられることや、自分で鍵を持ち歩いて一人で誰もいない家に帰ることは、至極当然のことだと思い込んでいたのです。

母がなぜそこまでして、私に「紗生はどうしたい?」「紗生が決めていいよ」と言ってくれたのかというと、母自身が厳しい両親のもとで育てられた経験があり、子供のことを芯から理解してあげられる母親になりたい、という強い意志を持っていたからでした。母が幼い頃からしつけが厳しかった母の両親はもちろん、母のためを思ってやっていたことだったのですが、当人はむしろ、「親に自分のことを理解してほしい」というもやもやとした感情を長年くすぶらせることになってしまったのです。そのおかげで、わかってもらえないならいっそ、と自分の好きなことを追いかける道を選ぶようになりました。両親を好きだからこその、反発心でした。

結果として、母は両親が心配する視線も無視して、自分の夢を追いかけるようになりました。親がすすめようとする堅実な道ではなく、自分が大好きなことを全うする道を選んだのです。そして、母はその日その日を楽しく生きられればいいと思うようになりました。「今」その瞬間を、一瞬一瞬を楽しもう。それが自分の生き方だと信じていたのです。

けれど、そんな生活はそううまくはいきませんでしたーーー


Web天狼院でも、常に高いPV数を誇っている記事があります。
それが、こちらの記事。

親にまったく反抗したことのない私が、22歳で反抗期になって学んだこと
(つづきはこちらから)

毎週、アクセスランキングのトップの常連になっているこの記事ですが、
2016年秋、劇団天狼院〜FUKUOKA〜2016秋公演にて 演劇化 することが決定!

今まで文字だけでしか体験できなかったこの記事を、なんと福岡天狼院で、完全3D化いたします。
その日だけ、「書店」が「劇場」となるのです。

Web天狼院には読みもの記事が、ほんとうにたくさんありますが、今回はまったくの、前例のない試みです。

脚本・演出は、プロの役者・脚本・演出家である中村雪絵氏に、これまで同様ご担当いただきます!

記事は、「読む」から、「体験する」時代へ。
究極の「READING LIFE」が、いよいよ、幕開けとなります。

この機会を、絶対に、お見逃しなく。
一緒に、前代未聞の、歴史の目撃者となりませんか。

ご来場、お待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

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劇団天狼院〜FUKUOKA〜
2016秋公演

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『親にまったく反抗したことのない私が、22歳で反抗期になって学んだこと』

主宰 三浦崇典
脚本・演出 中村雪絵
原作 川代紗生(原作記事:親にまったく反抗したことのない私が、22歳で反抗期になって学んだこと

【概要】
日時:
①11月19日(土)開演 11:00(開場 10:30)定員40名
②11月26日(土)開演 11:00(開場 10:30)定員40名

場所:天狼院書店「福岡天狼院」

〒810-0021
福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階(TEL 092-518-7435)
チケット:1枚 2,000円
*CLASS天狼院プラチナクラスの方は参加費半額にてご参加いただけます。
*別途1ドリンク頂戴いたします。

【脚本・演出】中村雪絵(なかむら・ゆきえ)

2002年8月、高校在学中に『劇団ぎゃ。』を旗揚げ。
同劇団の主宰となりすべての脚本・演出を手がける。
福岡県福岡市内を拠点としながらも、東京・大阪・福岡の3都市ツアー公演や市民吹奏楽団とのコラボレーション劇など企画性の高い作品を制作。 2012年、NHK福岡放送局主催イベントのショー構成・演出や、アクロス福岡主催事業の脚本・演出など、放送局や文化施設主催のイベントや演劇作品も多数手がけている。
2013年よりテアトルアカデミー福岡校の演技講師に就任。
3歳から60歳まで幅広く指導している。
2014年8月、同劇団解散によりフリーとなる。役者としてもコメディーを中心に多数の作品に出演。
2011年より現在まで、九州最大の動員数を誇る「劇団ギンギラ太陽’s」にレギュラー出演中。

【チケット購入方法】
店舗での直接購入もしくはPEATIXページから購入をお願いします。(メール・電話でのご予約も承ります)

*Peatixでのチケット予約
《公演1》2016年11月19日(土)10:30 開場/11:00 開演 定員40名

《公演2》2016年11月26日(土)10:30 開場/11:00 開演 定員40名

*メールでのチケット予約
こちらの お問い合せフォーム から、タイトル【劇団天狼院〜FUKUOKA〜2016秋公演】と入力し、お名前・メールアドレス・希望の公演日(11/29 or 11/26)を記入いただき、メールをお送りください。

*お電話でのチケット予約
092-518-7435(福岡天狼院)までお電話ください。

天狼院書店「福岡天狼院」2015.9.26OPEN

〒810-0021

福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階

TEL 092-518-7435 FAX 092-518-4941

【福岡天狼院へのお問い合わせ】

TEL:092–518-7435

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