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ハロプロを好きになると人生が豊かになるって本当?~私がハロプロを好きな理由~

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:ハンプティ(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
「ハロプロって何?」
ハロプロが好きだと私が言うと、大体半分くらいはこの質問がくる。
 
「モーニング娘。とかが所属する女性アイドルグループのことだよ。いわゆるジャニーズみたいな感じかな。嵐とか関ジャニとかいろんなグループがいるけど、まとめてジャニーズでしょ。そんな感じ」
 
そしたら、次には、こんな質問がくる。「なんでハロプロが好きなの?」
AKBでものなく、乃木坂、欅坂でもなく、モモクロでもなく、なぜハロプロなのかと。
 
ハロプロファン歴、早6年の私だが、最初の頃はうまく説明できなかった。
 
「好きなモノは好きなんだよー!」と叫んでいた時期もあった。
 
最近、やっと説明できるようになってきた。自分が彼女たちを、ハロプロを好きな理由を。
 
そのきっかけは、上司のカワノさんだ。
 
「タナカは好きな芸能人とかいる?」
 
今までハロプロオタクであることを職場では隠していた私であったが、その場が飲み会であったこと、またいい感じに酔っていたこと、カワノさんがとても聞き上手で優しいこともあり、私は怒涛のごとくハロプロについて話しまくった。
 
ハロプロの歴史、一般的に名前が知られているモーニング娘。以外のグループの特徴や素晴らしさ、私の推しのハロプロメンバーなど、誰かと話したかったけどなかなか話せないでいたことを、いっぱい語った。
 
その日をきっかけにカワノさんから、「ハロプロって女性ファンは多いの?」「ハロプロの何処が他のアイドルと違うの?」と純粋に聞かれるようになった。
 
それに答えていくうちに、なぜ私がハロプロが好きなのか、自分でもつかみ切れていなかったところがわかるようになってきたのだ。
「つんく♂がつくる女性目線の歌詞に共感できる!」
「ダンスしながら歌っているのがすごい!」
ハロプロをすきな理由はたくさんある。
 
が、私が一番ハマる理由は、常にみんな頑張っているところだ。
 
ハロプロは歌、ダンス、表現力ともに、高いレベルを求められる。
 
事務所全体がそういう方向性だし、激しいダンスでもきちんと歌えるように、厳しいレッスンで鍛えられる。
 
そんな状況を知っているから、ハロプロファンも、ハロプロのメンバーに高い歌唱力、高いダンスを求める傾向にある。
 
だって、ハロプロファンって、「あの子は声質がいいからちゃんとレッスンすれば伸びる!」とか「リズムがきちんととれているから気持ちいい」とか、ただ単に「歌がうまい」ではなく、おおよそ他のアイドルグループのファンが言いそうにない、声質とかリズムとかそういった音楽的要素にうるさいのだ。
 
そんなファンの期待にメンバーは常に答えようと努力している。
 
「アイドルって、ただかわいいだけじゃやってられない」
 
ハロプロを見るたび、私はそう思うのだ。
 
私は女に生まれてきて、女として何十年間か過ごしてみて、やっぱり女にとって顔って大事だなと思っている。
 
顔がかわいい子はちやほやされるし、もちろんその子なりの悩みもいっぱいあるんだろうけども、かわいくない子よりかわいい子の方が、断然生きやすい世界だと思う。
 
そんな世界で、かわいい顔で生まれてきて、そのまま一般人であればちやほやされ、人生イージーモードで過ごせるかもしれないのに、それを捨て、厳しいアイドルの世界に入ってくることが本当にすごいと思う。
 
かわいい子がたくさん集まる芸能界で過ごすことは決して楽ではないと思う。
その子がかわいくとも、他のかわいい子と比較されるし、顔を見えない相手から容姿を批判されることもある。年齢を重ねたり、太ったりしたら、「劣化」と揶揄されることもある。
 
アイドルの世界はそんな世界だ。
 
ハロプロでもかわいい子はやっぱり人気がある。
 
かわいいことは大事だ。
だけど、かわいいだけじゃやっていけない世界。それがハロプロだ。
 
ライブを何回もこなす体力も必要だし、歌やダンスがいつまでたっても下手では許されない。
 
歌が下手だったり、ダンスが苦手だったりした子が、だんだん上手になって、ステージで輝いている姿を見ることができる。
 
これがハロプロだ。
 
「かわいい子たちがこんなに頑張っている。だったら私も頑張ろう。」
 
そんな風に彼女たちを応援していると、やる気がわいてくるのだ。
応援しているけど、私が応援されている。そんな感じ。
 
ハロプロを好きになって人生が本当に豊かになった。
 
あなたもぜひ頑張っている彼女たちをみて、元気をもらってください。
 
 
 
 
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2020-03-06 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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