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セルフイメージを上げて、人生を楽しもう! 輝かせよう!!


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記事: yuko (ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
「一歩外に出たら、一瞬で表情が変わる」
 
そう母に言われたのは、高校生の時だった。
家にいる時の緩んだ私の表情が、「いってきます」と外に出た途端、キリっと締まるらしいのだ。
当時は、からかわれた気がして、何となく恥ずかしく感じたのを覚えている。
 
きっと、私はずっとそうしてきた。
ほとんど無意識の中で、セルフイメージを守り続けている。
 
無意識なので、無理をしているわけでも、偽っているわけでもない。
私は、「そう見られたい私」を、自分にまとって生きてきたのだ。
 
人が私に抱くイメージを、裏切ることなく、守り続けていると言ってもいいかもしれない。
守り続けるといっても、自分も「そう見られたい」ので、居心地がいい。
 
例え、イメージと違った行動をしても、「ギャップ」として深みを増してくれることさえある。
(このギャップは、良くも悪くもだが……)
 
こうした「セルフイメージ」は、実は付き合うコミュニティーによっても異なってくる。
意識の高いコミュニティーでは、自分もそうであるかのように振舞えるし、ネガティブなコミュニティーの中では、居心地の悪さは感じつつも、合わせることができる。
「八方美人」という言葉があるが、これには自分の本心への偽りが感じられるので、異なるものだと認識している。
 
多くの人は、セルフイメージを持って生きている。潜在意識といってもいいだろう。
「自分はこういう人間だ」と、一種の思い込みも含みつつ、「自分」をというものを作り出しているはずだ。
 
「女性らしくいるのが自分」
「責任感の強いのが自分」
「向上心があるのが自分」
といった、好きな自分もいれば、
 
「頑固なのが自分」
「自信がないのが自分」
「人見知りなのが自分」
といった、嫌いな自分もいる。
 
どちらも、私のセルフイメージに入っている。
 
どちらの人に見られたいか、と言えば、もちろん好きな自分の方だ。
そして、鎧のようにそれをまとい、社会という戦場に出ているのかもしれない。
 
メイクだってファッションだってそうだ。
自分のセルフイメージのままに人から見られるように、自分を飾る。
大概の人は、それを楽しんでやっているからいい。
「すっぴんの私」は私であって、「私」ではない。メイクをした私が、今を生きる私なのだ。
(あれ? これは偽りなのか?)
 
学生の頃の彼氏に、こう言われたことがある。
「世の中のこと、すごく知ってそうに見えて、実はけっこう抜けているよね」
教養があるようにみえたらしい。ただ、彼の場合、私が知らないことを聞いてくることで、自尊心が保たれ、嬉しかったようだ。
イメージと実際が違っても、こういう場合のギャップは有難い。
 
セルフイメージは自分でコントロールできる。
「どういう自分でありたいか」を明確にすればいい。
明確にできたら、あとはイメージした自分の鎧を装着するだけ。
 
外見からだって、言動からだって、それは変えられる。
外見で言えば、ギャルと呼ばれる派手な女子高生が、お年寄りに席を譲って称賛されるケース。
彼女たちは、「なりたい自分」に合わせたメイクやファッションをしているだけだから、実際がイメージと違って驚かれることも多いのだろう。
 
コントロールできるとすれば、私はどうなりたいだろう、どうありたいだろう。
紙に書き出すことがある。
書き出すとワクワクする。
机上の自分は、どんな自分にでもなれている。
よし、この鎧をまとって自信にしよう。
 
鎧が外れない為の、理想のコミュニティーに入り、セルフイメージを上げていく。
きっと楽しい人生になる。
 
「嫌いな自分」の潜在意識に引っ張られそうになるが、理想のコミュニティーでは、引き上げてくれる人たちがいるから大丈夫!!
 
自分の身体でなく、それが鎧だと気付かれる怖さはある。
しかし、自信をつけることで、鎧はいずれ、自身の身体になっていくだろう。
 
みなさんも、想像してみてほしい。
自分はどうなりたいか、どうありたいか。
自己肯定感が弱かった私が、なりたい私に近づいているのは、きっと理想のコミュニティーに属したからだ。
マイナスなセルフイメージも払拭してくれるように、彼らが意識を高めてくれ、私もそうなりたいと努力する。
このコミュニティーを一歩出れば、外からの私の見え方は変わっているのかもしれない。
 
少し話が飛躍するが、こう思うと、人はやっぱり一人で生きてはいけないんだなと実感する。
人に支えられ、助けられ、救われることは多くある。
 
『セルフイメージを上げて、人生を楽しもう! 輝かせよう!!』
 
そう気付かせてくれたのも、周りにいる人たちだ。
セルフイメージは自身の問題であるが、「見られている自分」と思うと、やはり対、「人」になる。
 
周りに刺激を受けながら、自分の理想像を叶えたい。鎧でなく、自身の身体にしたい。
セルフイメージは、自分自身でコントロールできるのだから。
 
 
 
 

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2020-03-26 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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