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テレワークが続き、イライラが溜まったので、コーチングを受けてみた

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:和田 誠司(ライティング・ゼミ特講)

 
 

皆さん外出ができない状況が続き、自粛疲れ、テレワーク疲れを感じているのではないだろうか。
私自身、テレワークと外出自粛を約1ヶ月しているため、少し疲れを感じるようになってきた。加えて、4月から保育園の自粛が始まり、家にの子ども(3歳男子)がいる時間が長くなり、仕事が思った以上に進まず、イライラが溜まっていった。
イライラが溜まりに溜まり、ピークに達したのが、先週の金曜日(17日)である。その日は一日中オンライン会議があり、子供の面倒を見ることが難しかった。嫁にも打ち合わせなどの仕事があり、付きっきりで面倒を見ることが難しかった。
お互いに1日のスケジュールを共有し、打ち合わせの合間を見て、交代して子供の面倒を見ていた。お互いに仕事が進まず、また、打ち合わせ中にも子どもは容赦なく割り込んでくるので、周囲に気を遣うため、イライラが溜まっていった。
やっと一日が終わろうとした午後5時、最後の打ち合わせが終わり、最後の資料づくりを始めた頃、また子どもが泣き出した。
私は思わず嫁に「ちょっと静かにさせてよ」と言ってはならない一言ははなってしまった。嫁は「私だって忙しいのよ!」と当然のように怒った。私はとてもイライラした。それに刺激を受けて子どもは更に大きい声で泣き出した。思わず私は手に持っていたボールペンを机に投げつけ「いい加減にしてくれー!」とどなってしまった。
嫁は「オー怖い怖いですねー」と子ども抱っこして、別室へ避難した。
資料を作り終えメールを送信して、冷静に戻った私はこう思った。「このままではまずい」と。「自分のことを見つめ直すため、コーチングを受けよう」と直感的に思った。
 

私は1年ほど前から、月に一度コーチングを受けていた。しかし、今年に入ってからは心が安定し、気づきも得られなかったので、コーチングを控えていた。
金曜日に怒りのピークに達した私は、心の安定を崩しているなと気づき、コーチング受け、バランスを取り戻したいと思ったのだろう。
 

早速担当コーチに連絡を取り、週明け月曜日にオンラインコーチングをしてもらうようにお願いをした。
「こんにちは、お久しぶりです誠司さん」担当コーチの高橋さんは笑顔で挨拶をしてくれた。「そうそうこの感じ。心地よい」高橋さんの何でも話を聞いてくれそうな笑顔に、僕は嬉しくなり、早く話し始めたいと思い始めた。
それを察して高橋さんは「じゃー早速1時間のセッションをはじめましょうか。今、誠司さんはどんな感じですか?」と質問をくれた。早速私は「テレワーク疲れ、自粛疲れでとてもイライラしています」と自分の心の声を伝え始めた。その後5分くらい自分の心の話をした。一旦落ち着いたタイミングを見て「イライラしたときのことを思い出してみてください」と高橋さんは私にさらに問いをくれた。
コーチングは1回1時間でコーチが相手の話を聞いて、問いを立てて、それに答えるということを繰り返す。僕は高橋さんの問いに答えていくうちに、金曜日のイライラがピークに達したときのことを思い出し、身体が震え始めた。すかさず問いが来た。「今身体にどんな変化がありますか」答える私、問いをくれる高橋さん。
私は過去を振返りながら、どんどん自分の奥に入っていき、自分の感情や思考の流れがわかっていった。同時に私を別の視点から見ている私がいることに気がつく。「あれ? 自分はどうしてこんなにイライラしていたのだろう」高橋さんがさらに問をくれる「誠司さんの溜まっていったという言葉に何かありそうですね」この問いに私はピーンっと来た。
「そうだイライラしていたのはこの日だけではないですね。じょじょに溜っていましたね。そういえば、最近スマホを見ている時間が長いですね」さらに問いをくれる高橋さん、私はイライラが重なっていく思考回路が判明していった。
「あーそうか。私は自分の得た知識をアウトプットして、自分を磨いていないとイライラしてしまうんだ」この気付きに私は、スーっと腹を落ちした。
私が落ち着くのを見て、高橋さんから最後の問いが来る「では、今度イライラしたときにどうやって解消しますか」「そうですね。今は人に言う機会が少ないので、紙に書いてみます。紙に思考を吐き出してみます」「良いですね。それを続けてみてください、結果が楽しみです。それに誠司さん、顔がいつもどおりになりましたね」
あっそか。自分でも気づかないくらい、顔がしかめっ面になっていたのか。コーチングが終わった後、胸の中に居座り続けたイライラはスッとどこかに旅立っていた。
 

コーチングを受けて感じていた良さは全部で3つある。1つ目は、1時間もほぼほぼ自分の話を聞いてもらえること。普段の生活はでは味わえない体験である。話を聞いてもらい続けたときのすっきり感はなんとも言えないものがある。
2つ目は、問いを通して自分のことを振返り、知れること。あーあのとき、自分はこういう感情の流れでこう思ったんだなとか、自分にはこういう思考パターンがあるなとかとか。今まで気づきたことは数しれずある。
3つ目は、自分を知ることで、やりたいことが見えてくることである。話しているうちに、振返っているうちに、自分は本当はこういうことがしたかったんだなーというものが見えてくる。見えてくれば、迷わずそのことに向かっていくことができる。
 

私にとって、コーチングは、カラオケとマッサージを組み合わせたようなものである。
話を聞いてもらい続けたすっきり感はカラオケで熱唱したときの感覚に似ている。自分の道が見えて、心のバランスが取れたときの感覚はとアロママッサージを受けた後の心の安定感に似ている。
ストレスが溜まりやすい今だからこそ、みなさんもコーチングを受けてみてはいかがだろうか。
 
 
 
 

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2020-04-21 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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