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ミニボトルが教えてくれたこと


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:スガイユカ(ライティング・ゼミ通信コース)
 
 
POKETLE(ポケトル)という120mlサイズの小さい水筒がある。「2019年日経ヒット商品ランキング30」にもランクインもしたという、このアイテムに出会ったのは、ちょうど去年の今頃のことだった。
 
梅雨入り間近、ジメジメして暑くなってきた私は、通勤時に気軽に水分補給できる水筒が欲しいと思っていた。
 
それまでは、のどが渇いたらコンビニでペットボトルを買えばいいと思って過ごしていたが、友人がマイ水筒を使っている姿を見て、私も水筒生活を始めてみたいと思っていたのだ。
 
手頃な水筒は無いものかと探していたら、仕事帰りに立ち寄った雑貨屋さんで、とても小さい水筒が並んでいるのが目についた。
 
実はこの雑貨屋さん、置いているものが機能的かつ実用的でとてもセンスがいいので、人にプレゼントを探す時に重宝しているお店だった。信頼しているお店の新商品。これは気になる。
 
シルバー、ピンク、ネイビー、カーキ、ブラック、ホワイト、どれもシンプルでかわいい。スマホより小さくて、女性の手で握ってちょうど一周するぐらいの細さの水筒。よく見ると「POKETLE」という文字が控えめにデザインされている。
 
蓋を開けるとそのまま飲めるタイプの水筒で飲み口も広い。入れやすそうだし、洗いやすそうだ。でも、かわいいんだけど、こんな小さい水筒じゃ、持ち歩く意味ないかな……。その日は、手にとったものの、サイズの小ささが気になり、購入には至らなかった。
 
それからしばらく水筒を探していたものの、なかなか好みのものに出会えずにいた。やっぱりあの小さい水筒、デザインがシンプルで、オフィスでも使いやすそうだし、なんせ軽いのが良かったよな〜。思いは一巡した。
 
そこで、またあの雑貨屋さんに立ち寄った。すると、この前はきれいに整列していた水筒たちが、すこし品切れを起こしていた。なんと……やはりこの商品は売れている。値段も手頃だし、買おう。そう思って、シルバーの水筒を購入した。
 
自宅に帰って、さっそく使ってみることにした。小さいけれど注ぎ口は大きく、氷もなんなく入れることができる……! 有能!
 
翌朝私は、自宅のウォーターサーバーで水を補給し、意気揚々とPOKETLEをかばんに入れて出勤した。その日からオフィスでもコップ代わりに使うようになった。そんな生活をしていると、あることに気がついた。
 
それまでオフィスでは、マグカップを使っていたのだが、明らかに水を飲む量が増えたのだ。なんだかやたらとウォーターサーバーに立ち寄っている気がする。
 
こんなことなら、大きい水筒にしておけばよかったのかもしれない。そう思いつつ、でも、この小さいサイズの水筒にしたからこそ、飲めている気もする。
 
私はそもそも、水分摂取が苦手で、1日に1.2リットルは水を飲みましょう。ダイエットのためには2リットルは飲みましょう。そんな話を聞いても、なかなか水を飲めないでいた。そんな私が、POKETLEを使いだしてから、何回も水を継ぎ足し飲んでいる。
 
なぜだろう……。なにか理由がある気がする。でもはっきり理由がわからなかった。
 
ある日のこと、うっかり自宅に水筒をわすれてしまったので、久しぶりにコンビニで飲み物を買うことにした。
 
何を買おうか物色していると、一際目立つペットボトルを見つけた。真っ青なペットボトルに惹かれて手に取ると、それはSOLAN DE CABRAS(ソラン・デ・カブラス)というスペインのミネラルウォーターだった。せっかくだし今日はこれを買ってみようと、職場に持ち込んだ。そのペットボトルを使っていて、あることに気がついた。
 
このペットボトルも水が飲みやすいのだ。普段飲んでいる日本のペットボトルではこうは飲めない。何かが違う。そう思って考えていると、POKETLEとの共通点に気がついた。
 
どちらも飲み口が広くて、薄いのだ。そうか、薄さだ!
 
私がそれまで職場で使っていたマグカップは、350ml容量のたっぷりサイズで、スープも飲めるというタイプだったので、飲み口が分厚かった。そのマグカップを使っているときは、1日1杯の水も飲めない日があったのだ。まさか飲み口の薄さが、無意識のうちに自分の水分摂取量に影響していたなんて思いもしなかった。
 
これは新たな発見で、もう少し検証したくなったので、自宅で使っているマグカップを観察した。
 
すると、よく使っているコップと飲み口の薄さは比例していることが分かった。自然に手に取るコップは、やはり飲み口が薄かった。思いもよらない自分の嗜好を見つけたので、夫に興奮気味に伝えてみたが、この感動はあまり伝わらなかった。
 
でも、私は水が飲めないわけではなく、自分にあったアイテムを使えていないだけだったことが分かったのは、大きな収穫だった。そしてまだまだ知らない自分がいることが分かったのも、なんだか嬉しかった。今年の夏もPOKETLEをつかって水分補給をしようと思う。
 
 
 
 
***
 
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2020-06-05 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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