メディアグランプリ

28歳の女性こそ人生に目的を


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:市原冴也香(ライティング・ゼミ通信限定コース)
 
 
女性は28歳になると、人生の分岐点を迎えると言われる。
 
結婚するか、しないか。
結婚して仕事を続けるか、辞めるか。
子供を産むか、産まないか、あと何年二人の時間を楽しむか。
管理職を目指すか、目指さないか。
 
人の数だけ分岐点がある。どんな道をこれから歩んでいくか目的が決まっておらず、そしてどのような選択肢があるかわからないまま選択を迫られる。これが目的が明確にあったら選択がしやすいだろう。
 
もし、舞浜駅にいたとしよう。
 
ディズニーランドに行くか。
ディズニーシーに行くか。
ホテルに泊まるか。
イクスピアリで買い物をするか。
 
今回は食事を楽しみたい!だからディズニーシーに行って、レストランはあそこに予約していて、その間にあれに乗りたいし、パレードはここで見たいからこのルートで行こう。
 
このように目的が明確で、そして選択肢を知ってるほど、安心ができて行動も決めやすい。
 
突然舞浜駅にふらっときて
「ここはどこ?ああ、ディズニーランドがあるんだ。じゃあビックサンダーマウンテンに乗りに行こう!」
などと考える人は、全くいないとは言えないが、ほぼ皆無に近いだろう。
 
 
もちろん全員がそうだとは言わない。しっかりと目的を持っている人も多くいらっしゃる。
しかし、なぜ28歳の女性の多くは人生の分岐点をこれから迎えるにも関わらず、人生の目的を明確にせず、この先の選択肢を知らずに過ごし、突然迎えた分岐点で焦らなければいけないのだろうか。
 
 
ひとつは今まで男性社会が長かったという点だ。
 
女性が社会に出て働くという選択肢はここ近年で出てきた。それまでは社会に出たとしても、結婚したら仕事を辞める人が多かった。女性には選択肢らしい選択肢があまりなかった名残なのではないだろうか。
 
 
もうひとつは、就職するまでは選択肢らしい選択肢があり、大人になるにつれて選択肢らしくない選択肢があると知らなかったという点だ。
 
どのような勉強をしたくて、どの高校や大学に入学するか。
どのような仕事をしたくて、どの会社に就職をするか。
人によっては、目的はさておき選択だけする人もいるかもしれない。
どちらにしても、学校卒業のタイミングで次の選択を決定することをしてきた。
これに慣れてしまっているのではないだろうか。
 
しかし、人生においてタイミングは人によって異なる。人生の分岐点が見えてはじめて悩み、考え、決断している状態なのである。
それでは焦るし、選択を後悔することだってあるだろう。
 
目的がないと道は選べず、選択肢を知らないと知った中から選ぶしか無くなるのだ。
 
 
では、どうしたら今後の分岐点に備えることができるのだろうか。私は2つの方法を提案したい。
 
ひとつは、様々な人の話を聞くこと。一人だけではなく、できるだけ多くの選択肢を知るために、様々に人生を歩んでいる人たちの話を聞くのだ。
 
結婚して仕事を辞めて子育てに専念した人。
仕事で結果を残すべく管理職になった人。
結婚して子育てしながら仕事を続けている人。
子供を持たないと決断した人。
結婚しないと決断した人。
 
様々な生き方があり、どれも素晴らしい。誰かの話だけではなく、幅広く聞くことで、知らなかった選択肢を知ることができるのだ。
 
自分がこれからどう生きたいか目的を決めて、様々な選択肢を自分の価値観と目的から見つめていくと、どの道を歩みたいか浮き彫りになっていくだろう。
 
もちろん目的は変えてもいいし、違う道を選択し直すこともできる。
 
 
そしてもうひとつは、自分の考えを明確にしてくれる人を頼ることだ。
 
コーチ、カウンセラー、コンサルタントが役に立つだろう。彼らは選択肢を教えるよりも、人生の目的を明確にすることをしてくれる。
目的が明確になることで、選択肢の方から現れてくることもある。
 
私が28歳だったとき、この先どうなるのか分からず不安に駆られた。先が見えないのでただただ不安だけを口にしていたのだ。
 
なにが不安なのか。
不安の元は何なのか。
なぜ選択を後悔するのか。
どのようなことに喜びを感じるのか。
大切にしたいことは何か。
 
見えなかったものを明確にしていくことで不安は消えていき、人生の目的が見えてきた。そして私は自分が28歳の時に出会いたかったコーチになることを人生の目的としたら自ずと選択肢が見えてきた。
 
だからこそ言いたい。人生に選択肢が多い女性こそ、目的を明確にしておくべきだと。
 
 
人生にはワクワク感も必要だ。
舞浜駅に降り立った時にワクワクとした気持ちを感じるような、これから楽しいことが起こるという期待があれば、不思議と本当に起こることは楽しいことばかりになる。
 
目的を明確にして、選択肢を知り、そしてワクワクして望めば、人生は予想していたものよりもはるかに豊かになっていくのだ。
 
 
 
 ***

この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

 

お問い合わせ


■メールでのお問い合わせ:お問い合せフォーム

■各店舗へのお問い合わせ
*天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。


■天狼院書店「東京天狼院」

〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F
TEL:03-6914-3618/FAX:03-6914-0168
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00
*定休日:木曜日(イベント時臨時営業)


■天狼院書店「福岡天狼院」

〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階
TEL:092-518-7435/FAX:092-518-4149
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00


■天狼院書店「京都天狼院」

〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112-5
TEL:075-708-3930/FAX:075-708-3931
営業時間:10:00〜22:00


■天狼院書店「Esola池袋店 STYLE for Biz」

〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋2F
営業時間:10:30〜21:30
TEL:03-6914-0167/FAX:03-6914-0168


■天狼院書店「プレイアトレ土浦店」

〒300-0035 茨城県土浦市有明町1-30 プレイアトレ土浦2F
営業時間:9:00~22:00
TEL:029-897-3325


■天狼院書店「シアターカフェ天狼院」

〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目8-1 WACCA池袋 4F
営業時間:
平日 11:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00
電話:03−6812−1984


2020-06-27 | Posted in メディアグランプリ, 記事

関連記事