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断捨離体験記―手放すことで得たもの―


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:早川実花(ライティング・ライブ福岡会場)
 
 
「断捨離」
 
このワードを聞いて、拒否反応を起こしたそこのあなた。
そんなあなたにこそ、この2000字を是非読んでほしい。
 
「断捨離」とはお釈迦様の教えである「断行・捨行・離行」の頭文字をとったヨガの概念だ。
今では、片付けの極意としてよく知られている。(諸説あり)
私、早川は断捨離にハマりすぎて昨年「断捨離検定3級」を取得した、断捨離に魅せられた一人である。
 
断捨離は片付けの極意として知られていると書いたが、なんというか、断捨離はもっと……深い。
断捨離に救われ、魅せられた者として、断捨離を素敵に説明したいのだが、ボキャブラリーが少ないので、私の断捨離体験記と編み出した断捨離のコツなどをご紹介したい。
 
捨てられない女だった私は、ただ捨てられないだけではなかった。
“妙に”収納が上手かった。
これが厄介なのだ。
収納にはモノがぎゅう詰め。
使われていない、忘れ去られたモノたちからは、決して良い波動は発せられていなかったのだろう、心身ともに体調不良が長いこと続いていた。
 
何の気なしに開いたWEB広告が私と断捨離の出会いだった。
試しに買った本やコンテンツの内容に沿って、内容に忠実にちょっとずつ断捨離を始めた。
すると当然、モノがみるみるうちに減っていった。
寂しくなるのか、また買いたくなるのかという不安が脳裏をよぎることもあったが、そんな不安は全く無用だった。
 
断捨離を実行しているときに一番出てきた言葉は
「こんなの持ってたんだ!」「こんなの持ってたっけ?」だった。
そんな言葉を発しながら、謝罪にも似た感謝と共に、モノを減らしていった。
 
クローゼットは約半分に。
押し入れにはちょっとした家電が置けそうなスペースが出来た。
断捨離は片付け、収納法にあらず。
断捨離はモノを減らすことがミソなのだ。
 
だが、実は、断捨離したのはモノだけではなかった。
思考、概念、観念、こだわり、執着……数えきれない無形のものも手放した。
モノだけの断捨離だけでも、思考など無形のものの断捨離だけでも効果は薄く、これらをバランスよくやっていくことこそが最も効果が得られると実感した。
 
断捨離はオロナインのようなものだ。
人によっては傷口が少ししみるが、大抵の切り傷や擦り傷は治してくれる万能薬だ。
 
この万能薬によって自身の体調が少しずつ整い、イキイキと暮らせるようになったそのことこそが「断捨離が何事の根本にも効く」とハッキリ言える所以である。
 
断捨離する必要を感じながら、傷口がしみそうで避けて通っているそこのあなたに私が実際にやってよかった方法を伝授しよう。
 
わかりやすいので、クローゼットで説明すると、まず、全部出す。
文字通り全部。「これは絶対取っておくから……。多分、いつか着るしな……」などは抜きにして、全てだ。
そして、その空っぽになったクローゼットを眺めて、その空間を味わう。
 
それから、今も着ている服、これからも着たいと思う服で実際に1年間で着た服、これだけを戻す。
そして、これからの手順が重要である。
半透明の大きめの袋に残った服を入れる。その後は、普段目につかないところへ置いておく。
置く期間は個々人で設定していいのだが、私はちょっと長めで、3ヶ月から半年ほど保管する。
途中で着たくなったら出して着てOKというルールである。
逆を言うと、この間に取り出さなかったものはすべて、今のあなたにとって不要なものということになる。
その頃には、半透明の袋の中のものを手放すことは難しくないだろう。
 
この手順を踏むことで、断捨離のハードルがグッと下がった。
すぐに売る、捨てる、譲るというのがどうしても不安で、やりにくい方にはこの方法がオススメだ。
 
更に、断捨離を通して体感したこと、それは、
 
モノは捨てるのが先、息は吐くのが先。
スペースを空けることで、好ましいモノも、新鮮な空気も、素敵なご縁も自然と入ってくるということ。
 
昔の私は、とにかくIN、IN、IN……。INばかりで、OUTはほぼ無かった。
この世は陰陽のバランスで成り立っているのだから、どっちかだけでは成り立たない。
更に言えば、OUTから先なのだ。
肺は息を出し切れば、勝手に吸える仕組みになっている。
重要なのはOUT。そう気づいてから、とにかくOUTを何事にも意識し出した。
OUTからINの心地よさ。
これを体感できるようになってから、ますます断捨離のトリコだ。
 
ファスティングだって断捨離だ。
数回、1週間のファスティングをしたことがある。
胃腸などの臓器を休ませることで、身体が老廃物や毒素を排出してくれる。
これは……断捨離の極みかもしれない!! と、味をしめてしまった。
 
身体の断捨離でいうと、ダイエットも断捨離かもしれない。
実は私は今、ダイエット完了に向けてコミット中だ。
高度肥満になった20代。
そして、不要なモノを、体重を削ぎ落とす30代。
断捨離の考え方を身につけたことは一生の財産である。
 
断捨離という“哲学”を学び、実践してみて得たもの、つまり、手放すことで得たものは「空間・身体の心地よさ」と「今までに味わったことのない生きやすさ」だった。
 
おっと、そろそろ2000字だ。
この記事を読んでもらい、あなたの断捨離のハードルが下がっていたら、あなたが断捨離したくてウズウズしていたら、こんなに嬉しいことはない。
 
まずは小さいスペースから取り掛かってみるのも一つの手である。
戸棚の奥に眠る、中身が固まって使えなくなったボールペン一本からでも、取り掛かってみてはどうだろうか。
 
 
 
 
***
 
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2022-03-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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