メディアグランプリ

夫婦円満と言えるかどうかは分かりませんが、とりあえず今日も平和です。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:櫻井 るみ(ライティング・ゼミ)

あまりにも天狼院書店のイベントに顔を出していると、忘れられていることがある。

実は私は既婚者だということ。

私は独身に見られることがちょいちょいある。

数年前まで通っていたスポーツジムでは独身だと思われていたようだ。
指輪をしていなかったからそう見られたということもあるだろうし(器具などで傷がつくのが嫌ではずしていた)、かつ、平日の夜や時には週末の夜もジムに来ていたことも影響していただろうと思われる。
「彼氏のいない独身アラサー(当時)がせっせと自分磨きをしている」と思われていたとしても不思議ではない。

なので、家庭の話題になったときに、夫の話をするととても驚かれた。

「独身だと思ってた!」と……。

スポーツジムの人間関係はあまり自己紹介をしたりはしない。
『何となくいつも顔合わせるなー……』という感じで顔見知りになり、そこから軽く挨拶を交わすようになり、次第に親しく話すようになる。

そこで自己紹介をする場合もあるけれども、誰か別の人と話しているときに名前を呼ばれているのを聞いたり、スタッフさんと話しているときに名前を呼んでいるのを聞いたり、そんな感じで耳に入ってきて『あ、あの人は○○さんっていうんだ~』と分かるのだ。

名前ですらそうなので、相手が何歳で何のお仕事をしているかなんて、もっと分からない。
ましてや、既婚・独身・彼氏彼女アリ・ナシ、なんて踏み込んだ話は滅多に出てこない。

人によっては嫌がる話題でもあるし、こちらも大して親しいわけでもないのに聞いてもいいのかな~という遠慮がはたらく。

私が家族構成についてあまり聞かれなかったのは、そういった相手のある意味いらん気遣いがあったのだと思う。
つまり、相手の中で私は完全に“彼氏のいない独身女性”だったのだ。
そりゃあ、聞かれてもいないのに「私、結婚してます」とか言わないしね、普通。

まあ、正直なところを言えばその方が都合がいいこともあったので、聞かれるまで黙っていたというところもある。

どうやらそれと同じような感じで、天狼院のみなさんにも思われているらしい。
先日、東京天狼院店長・まむさんこと今村さんとちょっと話していたときに「夫が……」と言ったら、「そういえば、結婚してるんですよね」と言われた。

やっぱり、あまりそう見られないらしい。
自由すぎて。

確かに自由すぎるくらい自由にやってるな~という自覚はある。
夜のイベントに参加して帰りが午前様になったり……。
土日もいそいそと朝から部活や読書会や編集会議に参加したり……。
先日はついにオールナイトのイベントに参加して朝帰り。

それ以前にも夫を置いて、一人で旅行とかにも平気で行っていた。

「旦那さん、大丈夫なの?」とたまに聞かれるけど、大丈夫なんだよね、これが。

さすがにオールナイトのイベントには嫌な顔をされるかな……と心配だったけれども、それも「帰ってくるのは朝なのね。わかったー」とあっさりしたものだった。

あっさりしすぎて、逆に拍子抜けしたくらいだ。

でもおかげでなんの罪悪感もなく、朝まで楽しめた。

夫婦というものは、てんでバラバラくらいがいいのだと思う。

私達夫婦はけっこうなバラバラ加減だ。

私は土日の休日のどちらかに天狼院のイベントが入っていることが多いし、夫は夫で私が家に居ても居なくても一日中ゲームをしている。
今はゲームが趣味の夫だけれど、ロードバイクにハマっていた頃は私を置いて、土日とも走りに行ってしまっていた。

良く言えば、各々が各々の趣味に没頭している。
悪く言えば、お互い無関心……??

だけれども、私達にとってはそれでいいのだ。それがいいのだ。

私達は各々の趣味に没頭しているけれども、決してお互いを忘れているわけではない。

あまりにも一人で遊んでいるとたまに二人でどこかに出かけたくなるし、そうして二人で外出すると逆に新鮮でもある。

そして季節ごとのイベントは絶対はずさない。
春のお花見、夏の花火、秋の紅葉、冬の「ゆく年くる年」……。
毎年同じイベントを同じ人と迎えられることが嬉しく思うし、『このイベントはやっぱりこの人とだよね~』と新たに気持ちも再確認できるのだ。

これからも長い時間を過ごそうという二人なのだから、いつも一緒にいる必要はない。
『自分だけで楽しめる場所』と『二人で楽しめる場所』、この二つを持っておけばいいのだ。
『自分だけで楽しめる場所』を気持ち多めで。

先日、夫の誕生日だったので久しぶりに二人でご飯を食べに行った。
その時に、実は10月頭くらいから職場のことで悩んでいて、仕事に行きたくなかった、というような話をした。
夫は驚いていた。
「今はそんなことないけど」と言ったら安心したようだけど、その時にこう言われた。

「俺、割と自由にさせてると思うんだよね。まあ、本当にるみが遊びに行くのが嫌ってわけじゃないからいいんだけどさ。だから……、溜めこむ前に、外で存分にストレス解消してきな」

こういう夫だから、私は遠慮なく好きにできるんだろうなぁ。

ええ。
外で存分にストレス解消してきます。

その方が貴方の前でいつでも可愛い笑顔でいられるので。

***
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2016-11-12 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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