メディアグランプリ

母の想い、息子に届け!


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【2月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:大野 絵理(ライティング・ゼミ水曜コース)

 

私はシングルマザーである。

バツイチ、シングルマザーと聞いて、人々はどう思い、どのようにイメージするのだろうか。

おそらく、子供が可哀そう、貧しそう、大変そう……と負のイメージばかりが思い浮かぶ。

即答で、良いイメージではないだろう。

確かに大変だと感じることも多くある。

金銭面だって一人より、二人の方が断然心強いと感じる。

実際、シングルマザーで金銭的・時間的に大変と思われている方もいらっしゃると思う。

 

でも大変さは、子育て自体が母親にとっても初めての学びの連続のように、シングルだからではないとも気づかされる。

そして、自身で、離婚を選択した人生を、それが負の印象であること、現実に否定的であることのまま終わらせたくないと私は思う。

自分で人生を切り開いたのだから!

 

私も5年前、離婚したばかりの時、誰にも言えなかった。

高校や大学からの友人にさえも……。

隠しに隠し通した。

しかし、世間は狭い。

1年もたたずに、ばれた。

 

息子の幼稚園、習い事も、家庭の事情をオブラートに隠し気味に言ってきた。

バツイチということに触れてほしくなかった。

自分のバツイチという事実を隠すことに必死だった。

自分自身が離婚は悪いこと、ダメな事としているかのように。

いや、していた。

何に対する見栄だろうか。

どう思われることが怖かったのだろうか。

 

今は当時の私に、あっさりとアドバイスをしたくなる。

もっと素直に、自分の選択にもっと自信をもって!

今を楽しく生きようよ!

一度きりの人生だから!

 

現に、高校・大学からの友人、子供の成長と共に出逢ったママ友、離婚後生活の為に勤めるようになった会社の方に、「私、シングルマザーで……」と初めて打ち明けた時、その反応に私は唖然とした。

「今は珍しくないと思うし、2人(私と息子)がとっても楽しそうだからいいんじゃない?」と、

シングルマザーだからどうしたの? と言わんばかりの友人や知人からの返答と表情に、正直びっくりした。

同時に、隠し続けてきた自分の姿を心から恥じた。

だが同時に、とても勇気づけられ、心から嬉しかった。

 

それから私は、シングルマザーであることを、自分の自己紹介のように恥じることなく伝えている。

自分の選択、生き方に素直になることで、私自身がいきいきと笑顔で過ごせていることを改めて実感したからだ。

素直になることって、とても心の落ち着きに繋がり、とても清々しい!

そう考えることで息子との二人の生活を楽しもうという気持ちが、大変さを上回った気がする。

今、私は今息子がいてくれることで十分幸せだ。

 

離婚という選択肢に決して後悔などない。

ついつい自分の見栄に押しつぶされそうになるが、

これから40代、50代とさらに大人の歳を重ね続けても、自分に素直で居続けたい!

これは生涯、これから忘れず大切に、生きていきたい。

私の生きる上での目標だ。

もちろん、最愛のパートナーがいることで、心理的にも充実し、それは素敵な、幸せな人生だとも思い、十分望ましいと感じている。

 

ただ何より、この世に生まれてきてくれた息子が大人になった時でいいから、この家庭環境に悲しい気持ちにならず、前向きな気持ちでいてほしい。

息子自身の思う人生を、選択を、母として心から応援したい。

幸せになってほしい。

心から愛する人と出逢い、その人を心から愛し想い、その人とその家族を幸せにする息子自身が誇りに感じる仕事を見つけて、何より息子自身が幸せになってほしい。

心からそう願う。

子供を持つ母として、独身だろうが、既婚者だろうが、母としての想いは、皆、変わらないと思う。

 

私の息子もきっと私の思いを受け止めてくれるだろう。

そう信じている。

思い続ける間に、あっという間に、そろそろ私の子離れが必要な歳になってきた。

寂しいが、成長を喜ぼう!

これから100歳時代だからこそ、残りの人生を、私自身楽しもう!

息子の重荷にならないように自身の人生を楽しもう!

 

そんな気持ちの時、新たな目標・夢を見つけた。

「天狼院書店のライティング・ゼミだ」

人生を変えたい!

さらに満足したい!!

息子と母の楽しかった思い出をもっともっと作りたい!

 

今後、時代は大きく変わっていくだろう。

そう私は強く感じる。

ソーシャルがさらに主流となり、AIの発展と共に、2020年までに大きく日本の社会は変化するだろう。

なんとなく時代に追いつかなければと急ぐ気持ちがついつい先走る。

新しい社会にもしっかりついていき、活躍していたい、楽しんでいたい、自分を愛していたい……。

そういう思いで天狼院のライティング・ゼミの受講を決めた。

小学生のころから国語が苦手な私が、何か新しい分野を学びたいと昨年転職し、

マーケティングという職種についた。

入社前までSNSを使いこなせていない、SNS音痴な私が……。

35歳、節目の歳に新しいチャレンジだ。

2018年12月31日、今年の終わりに、今年は頑張った!成長した!

そんな自分の姿があることをイメージして。

私は、4ヶ月三浦講師に身をゆだね、課題を休まず提出し、ABCユニットを体得したい。

そう思う。

4ヶ月間、どうぞよろしくお願い致します。

 

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2018-02-16 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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