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メディアグランプリ

スピードライティングのホットな秘密


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【8月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:縞隈 千代子(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
「まじか」
思わず苦笑いしたのは、ワークショップのお題をもらった今。
2000字を20分で書けというものだ。
たしかに速く書くことを学ぶためこの講義の受講を決めたのだが、まさか習った瞬間にすぐにやることになるとは。
店主の三浦さんのニヤニヤ笑いが恨めしい。
 
そもそも、なぜ私がこの講座の受講することにきめたのは、ライティングゼミの受講をしているから。こちらは毎週1本2,000時の課題を提出しなければならないが、私はこの課題に四苦八苦している。
 
テーマが見つからなーい。
途中でなんか話がずれるー。
おわりがおもしろくなーい。
よみにくいー。
 
そういう半泣き状態をしながら、かいては直し、かいては直しということで2日かかっている。1日めは下書きのような状態。一晩おいて、寝かせて、ロジックの穴を見つけて修正して、っていう作業を経ると、だいたい3時間は余裕で超えている。
 
もちろん、ライティングゼミの授業を受けることで、そんなわたしの問題もだんだん解決されてきて、web天狼院にも掲載されるようになってきた。なんだー、わたし、うまくなってきてるじゃなーいと調子にのったある日。ライティングのレビューがきた内容がわたしを突き落とした。
「惜しい。コ・ン・テ・ン・ツ・に・なって・な・い」
実はすごくショックだった。自分ではイケてるものになっているとおもってたから。あんなに時間をかけたのに、あんなにチェックしたのに。なんでだろう。
 
 
しばらくふてくされていたし、どうしたらいいのかなぁ、ライティングゼミの授業どおりにやっているのになぁ、ともんもんとしていた。
そしたら。きたじゃないですか、川代さんによるスピードライティングの案内。川代さんは5000字を40分で書いている、だと?
正確にいえばそれはFacebookに掲載されていた広告だが、これを食い入るように読んだ私はすぐにPayPal経由で申しこみをした。
 
そして、今日がその特別講義日。
ライティングゼミで教わっている内容も確かに一部ある。それなのに、いつもの講座以上にぐんぐんと話が自分の身にはいってくるところがある。
 
あ、わたし、これができていなかった。
この視点が足りないのか。
 
ライティングゼミで受けていても、忘れてしまう、見落としてしまうところがある。それに気がつくだけでなく、日常生活で自分の気がつかなかったところをグイグイと攻めてくる。
なんだろう、この授業は?
 
必死に話のメモをとりながらできるだけ冷静に分析してみると、このスピードラィティングはココイチカレーに対する特製スパイスのようなものだと思った。
 
ココイチ、つまりCoCo壱番屋のカレーはチェーン店のカレーだが、私はかなり美味しいと思っている。毎日食べても飽きないぐらいだ。そのココイチのカレーがもっと美味しくなるのが、テーブルの上においてあるココイチ特製スパイスだ。かけると、辛さがあがる。辛さを求めるだけならば、オーダーをするときに辛さを増やせばいいじゃないか、と思う人もいるかもしれない。だが、ココイチ特製スパイスは単なる辛さの追加ではない。辛さだけでなく甘みも感じる。そう、奥行きがでるのだ。いつものココイチのカレー一口一口がグレードアップするのだ。そうすると、どんどんとスプーンがすすむ。
 
そう、この比較でいくと、ライティングゼミはココイチのカレーになる。これだけ食べても美味しい。苦しみながらも自分のことを考え、毎日「あ、これはネタに使えるかな」「こんどはこう書いてみよう」と考える生活は、受ける前のただの忙しさだけではない、いきいきとした時間になった。
 
その上に、今は特製スパイスであるスピードライティングを追加した状態。「2000字を20分で」と言われた瞬間は、気持ちはあわあわし、手にも汗がでて、字がすべるし、漢字は間違えるしとかなりの心拍数があがりながら書いているところだ。
 
でも、不思議にあわわしながらも面白い。通常のライティング講座の課題以上にワクワクしながら書いているのだ。私はもしかしたら秘伝の組み合わせを見つけてしまったのではないか、というドキドキ感さえある。
 
秘伝の味は、本当は隠したほうがいいのかもしれない。だけれど、この美味しさを知ってしまった以上、一人でこっそり抱えておくのは辛いっていうのは、口コミだけで伝わる名店レストランのお約束ごとだ。
 
だからこっそり、教えてしまう。このスピードライティングのホットさ、単なるホットではない、とんでも美味しいものなのだと。

***

この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2018-08-08 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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