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STUDIO天狼院

【スタッフ大募集開始】次世代型の「本屋」が提案する新しい働き方「プライスレス・ワーク」とは? 未来を創る「クリエイティブ・インターン」新規50名超! 文章を書く、写真を撮る、モデルになる、演じる、旅を創るなど、未来の自分に投資しながら、クリエイティブな仕事を一緒にしていく仲間を募集しています!


「天狼院書店では「本の再定義」を実現するためのハイパー・クリエイティブな陣容を整えようとしています。
クリエイティブ・インターンを含む制作陣の候補、社員の候補、アルバイトスタッフなどを、東京だけでも、50名募集する予定です。
本屋を創り、本を創り、雑誌を創り、動画を創り、写真を創り、売場を創り、演劇を創り、旅行を創りたい人材を募集します。
数日内に、制度詳細、要項等、アップいたしますので、お見逃しなく」

つい先日、天狼院書店店主の三浦が、facebookで突然発表した「クリエイティブ・インターン」の募集。本屋で働く「クリエイティブなインターン」とは、一体何をしていくのか。
急遽、社員の長澤貴之、川代紗生、木村保絵、そして先日天狼院書店に合流したばかりの池口祥司が召集され、「クリエイティブ会議」が行われることとなった。

(聞き手:デザイナー・長澤貴之、記事:ライター・木村保絵)

■クリエイティブなメンバーが集う書店

——池口さん、天狼院で働き始めて1週間ほど経ちましたが、印象はいかがですか?

編集者・池口:まず最初に感じたのは、提供しているサービスはもちろんですが、集まっているメンバーが面白いということです。そもそも書店の経営者である社長自身が、プロのライターであり、小説家であり、プロカメラマンでもあり、さらには、行政書士の資格を持っていたり、営業コンサルタントだったり、劇団も主宰していたり……。

店主・三浦:もう自分でも数え切れなくなってきました(笑)

ライター・川代:あと大学の非常勤講師もしています。

池口:さらに代表だけでなく、スタッフの皆さんも、それぞれ得意分野がありますからね。川代さん、先日の「妄想本棚」の記事も面白かったです!

川代:ありがとうございます。あの記事はいろんな方にコメントやメッセージなどの反応を頂いて、すごく嬉しいです。書いた甲斐がありました。

池口:で、木村さんも去年の夏からライターとして合流をして。

三浦:前はラジオもやってたんだよね?

ライター・木村:はい、地元函館のコミュニティFMでしゃべってました。

——え、そうなんですか?

三浦:え、長澤くんも知らなかったの?

一同:(笑)

木村:長澤さんはデザイナーなので、普段はチラシやパンフの作成とか、雑誌のデザインとかのお仕事をしていてお店にいないですからね、なかなかお話する機会がなかったんですよ(笑)

池口:ラジオで番組を持っていたんですか?

木村:はい、そうです。あとは他の番組のADもしたり、中継レポーターもしたり。

三浦:え、そうなの?! 初めて聞いたんだけど。

川代:私も初めて聞きました!

木村:いや、天狼院で働いていると今何ができるかが重要で、過去はあまり関係ないじゃないですか。だからそんな話をする暇がなかったんですよ。

三浦:いやいや、仕事の配置とか、会社にとって大事なことでしょう!(笑)

一同:(笑)

池口:そうでしたか。私も出版社で編集だけでなく営業の仕事もしましたが、天狼院には本当に色々な方がいますよね。他にも演劇専門の中村雪絵さんがいたり、一体全体、何屋さんなんですかね。

■次世代型書店が提供する「本」とは?

——天狼院書店は何屋なんだ、ということはよく言われますよね(笑)
まずは、我々にとって「本」とは何か、というところから始めましょうか。

川代:そうですね。去年の夏に創った雑誌『READING LIFE』2017年夏号の第一特集の中で、「本の再定義」という考えを発表しました。
この中で、本とは人にとって「有益な情報」のことである、という定義をしたんですね。
そもそもインターネットがこれほど普及していない時代は、人は本屋に情報を求めにやってきていました。そしてその情報は、別に紙の書籍である必要はないんじゃないかと、考えたんです。
例えば、中国の孔子の「論語」は今でも紙の書籍で読むことができます。でも書籍を創るときには編集の作業があるので、削除されたり、要約されている情報もあると思います。そう考えると、実は紙の書籍よりも、弟子が孔子から直接伝達された情報、さらに言えば、何にもアウトプットされていない孔子の頭の中にある情報が、濃密で有益な情報なんじゃないかと思うんです。

池口:なるほど。特に対話だとその時の熱量や空気も感じられますしね。

川代:はい。なので、それは紙に書かれている必要はないと思うんです。
例えば今だったら、著者の方に来て頂いてイベントを通じてライブで伝える、その様子を録画して動画で配信する、書き起こしてweb記事で配信する、それらを編集して紙の書籍にする、あるいは、歌にして歌う、劇にして演じる。その情報をどんな手段で享受するのか、つまりどのメディアを使用するのかは、お客様に選んでいただくものだと考えています。

池口:そうか、それで天狼院書店では色々な部活とかゼミとかもやっているんですね。

三浦:そうです。特に今は、どの情報にどうアクセスして、どんな方法で享受するかを、お客様が選べる時代になっているんですよね。なので、お客様に選んでいただくためにも、有益な情報を含んだ様々なコンテンツを用意してご提供するのが、これからの「本屋」の仕事だと思います。そして、天狼院書店ではお客様にご満足いただく為にも、その全てのメディアを手に入れたいと、考えているんです。

池口:なるほど。それで、雑誌を創ったり、演劇を創ったり、動画を録ったり、写真を撮ったり様々な「クリエイティブ」な仕事が必要になる、ということなんですね。

■「本の再定義」を実現するために必要なスキル

——では、実際に具体的にそれを実現していくために、今後何が必要になってきますか。

三浦:僕は「本の再定義」のために必要なスキルは、「編集」の力だと考えています。
もちろん書籍や雑誌を創るにも編集のスキルが必要だし、動画も編集するし、写真を撮る時にも編集力が問われるし、番組づくりや演劇、ミュージカルだって、「有益な情報」を届けるために編集してコンテンツ化する力が必要になるんです。だからこそ、天狼院にとっては、エース編集者の池口君の合流がどうしても必要だった。

——そしてその編集力を生かして「本」を提供し続けるためにも、新たな人材が必要になった、と。

三浦:そうですね。これからは編集力が強化される分、コンテンツ化できるスピードがアップしていきます。そうするとやはり人、それもクリエイティブなチームが必要です。
それに天狼院はオープン当初から学生や若いクリエイターを育てる、ということを常に念頭に置いてきました。川代もそうだよね。

川代:はい。私も学生の頃は三浦社長に直々に鍛えてもらっていました。
書くスキルを教えてもらったりとか。今となっては、ライティングゼミも延べ2,800名を超える方にご参加いただいていますけど、当時はまだ無くて、教わるのは私たちスタッフ数名だけだったんです。ただ、今はもう全国4店舗に加えてスタジオもあり、規模が大きくなっているので、なかなか社長が全員を直接指導するということは現実的に難しくなってしまいました。なので、今回「クリエイティブ・インターン」を募集して、学ぶ環境と活躍する環境を整えていこう、ということになったんです。

池口:新たに仕組みを整えていこうと。

三浦:そうです。アルバイト・スタッフの学生と話をしていても、雑誌を創りたい、本を創ってみたいと、出版業界に携わることを目標にしていたり、イベントを企画したいとか、カメラに挑戦したいとか、色々な思いを持って天狼院に来る人が多いんですね。なので、それを実現できるような環境も整えたいと、ずっと思っていました。

■消耗型の「時給マインド」ではクリエイティブを追求できない

——実際「クリエイティブ・インターン」は、どのように活動していくんですか?

木村:現状でも「スカラシップ制度」という仕組みがあり、アルバイト・スタッフはゼミやイベントに、受講費を支払わずに参加することができるんです。
その代わり、運営の手伝いやお客様のご対応などを手伝ってもらっています。この制度を利用して「ライティングゼミ」で文章を学んだりするスタッフが多くいます。

池口:なるほど。学びを得る代わりに、お金ではなく労働を提供する、と。

三浦:はい、僕は実は今経営者としていろんな人の働き方を見ている時に、これまでの単純労働型の「消耗型ワーク」では、質の高いクリエイティブな仕事は生まれないと思っているんですね。
例えば、東京だと今1時間働くと大体1000円時給としてもらえるようになっている。
でもね、考えてみてください。
20歳前後とか、学生とかの若くてまだまだチャンスのある貴重なその時期に、その人たちの1時間が1000円なわけがないんですよね。
もっともっと価値がある。
だけど、現状、お金を得るために自分の1時間を1000円で売っている。
となると、これまでの「時給マインド」のままでいると、同じ1000円なら楽して手に入れたいと思うようになってしまうんです。
苦労して大変な思いをしなくても、サボっても1時間1000円には変わらない。だったら手を抜いてもいいや、という考えが生まれてくるんです。

池口:それじゃあ会社も困るし、本人も時間を安売りしているだけで、なんだか勿体無いですよね。

三浦:僕はそう思うんです。その時期の貴重な1時間を1000円で売ったとしても、その1000円は、友達とカラオケに行く、とか、ちょっと奮発してハーゲンダッツを食べる、とか、その時は楽しくても、結局はすぐに消耗されて無くなってしまいますよね。
そうではない時間の使い方ができないのか、と考えたんです。

■自分の適正を見つけるための「投資マインド」と「プライスレス・ワーク」

——なるほど。では、そうではない働き方が学生のうちから必要だと。

三浦:はい、なので僕は「時給マインド」から「投資マインド」への切り替えが必要だと思っています。
時を換金するのではなく、時を投資してその対価として経験やスキルを手に入れるんです。
そして会社は時を投資してもらう代わりに、これまで先達たちが築き上げてきた会社のリソースを提供する。
そうすると、そこで得たチャンスや知識、経験は、決して無くならず、むしろ未来の自分を救ってくれる力になるんです。

池口:そういう考えで働くことができたら、個人にとっても企業にとってもメリットが大きくなり、結果売上にもつながりますよね。

三浦:そうなんです。結果的に知識を身につけて、経験を積んでスキルを高めていくと、その仕事に対して「これだけ支払いたい」と言われる額は大きくなっていきます。
時間を投資することで、将来稼ぐ力を身につける。こうなると、そのためにしている労働は消耗型ワークではなく、投資成長型の「プライスレス・ワーク」になると思います。
そして、そうやって何かに挑戦して、失敗して、また挑戦して、を繰り返していく中で、自分の「適正」が見えてくると、考えています。

■戦い抜いたクリエイターだけが味わえる「クリエイターズ・ハイ」

——ただ、色々なことに挑戦できるとは言え、クリエイティブな世界の仕事というのは、そう甘くはないですよね。

川代:はい、もちろんただ面白いことだけをやりっぱなし、っていうのは困ります。天狼院のリソースを使ってやるからには、責任感を持ってやってもらわないと困るし、好きなことだけでなく、アルバイト(クリエイティブ・インターンの中で希望者はアルバイト・スタッフとして働くこともできる可能性があります)であれば、お店のシフトには当然入ってもらうことになります。それに何よりクリエイティブは難しいことも多い。私も書くのは大好きだし面白いけど、本当に人に読まれる記事を書くために、毎日頭を悩ませています。

池口:そうですよね。何かを「創る」って、難しいですよね。書籍の編集でも「A」にするか「B」にするか、その真剣な選択の連続です。楽に適当に選び続けてもゴールはできるかもしれないけど、それでは良い物は創れません。そもそも書籍のタイトルなんて悩み続けたところで正解はないですよね。

三浦:いやー、ないですよね。だからと言って、考えることをやめてしまったら、なんだか置きに行っているようで、面白いものは創れない。それこそ四六時中考えて、ふとお風呂に入っている瞬間に浮かぶこともありますからね。そして、だからこそ、うまくいった時には「クリエイターズ・ハイ」の様な状態になる。成功した時に、過去の自分に勝った! っていうのが嬉しくて、もうガッツポーズしたくなる。あれはクリエイターだからこそ感じられる喜びだと思います。

池口:はい。本もヒットして重版になるとすごく嬉しいですね。ただそれは、単に売上が上がったとかではなく、ようやく完成した書籍を、それだけ多くの人に届けられたんだ、という喜びの方が大きいですね。

三浦:そうそう。単純な売上の話じゃ無い。これは本気でやればやるほど、感じられるものだと思います。
「やったー!」ってもう興奮するし、それをまた味わいたいからこそ、次も真剣で取り組む。
おそらくスポーツ選手とかと同じような感覚なんじゃないかな。陸上の桐生選手が9秒98を出した! みたいな。
僕も本当に良い写真が撮れると、そのクリエイティブな仕事に見惚れたくなる時がある。
過去の自分にはできなかったことが、さらに2000枚撮って練習することで到達できたのを実感できた時。
もう、過去の自分の限界を超えたというか、過去の自分に勝った! って、その時感じるクリエイターズハイのような感動は、他では味わえない。
そしてそれが結果、自信を持ったり、自分を好きになることに繋がると思います。
そんなことを、新しく入ってくるクリエイティブインターンの学生にも味わってほしいなと思います。

■750日連勤でもストレスにならない理由

——三浦さんは、もう750日以上仕事を休んでいないと、公言されていますよね。

三浦:それ言って大丈夫かな、学生ひかないかな(笑)

池口:ちょっと衝撃的かもしれませんね(笑)

三浦:ただ僕の場合は大前提として、色々な肩書きを持っているということがあるからね。
例えば、趣味で写真を撮っている場合には、綺麗な人を撮ろうと思えばお金を払って撮ることになる。
だけど、僕の場合はそれが仕事になるから、やりたいことをお金をもらってやれる状況になる。これだと「休みたい! 仕事辛い!」とはならないんです。

木村:休みだとしても、好きだから同じことをする、ってことですよね。

三浦:そう。だとしたら、お金をもらって仕事している方がいいよね(笑)
だから750連勤しているとも言えるし、750日連続休みだって、考えることもできる。好きなことをしているから、ストレス解消も必要ない。
好きなことが仕事になるって、そういうことですよね。
そして、学生の場合だったら、好きなことのために経験を積みながらお金をもらうことができたら、それも嬉しいことなんじゃないかと思います。
例えば僕も写真の技術を磨くために、お客様から金額をいただいてサービスを提供する時間と、それと同じくらいお金をもらわずにテストモデルで色々試してみる時間もかけている。
そこで試行錯誤しながら考えて練習することで、お客様にご提供する「仕事」のいわば「商品開発」の時間になっているんです。
だから、好きなことを仕事にしようと思ったら、必ず腕を磨いたり経験する時間が必要になってくる。
その学びを得る時間でお金をもらうことができたら最高なんじゃないか。そう考えたからこそ、クリエイティブ・インターン制度も、作ろうと思ったんです。

■旅先にホームがある働き方「ワーキングホリデー天狼院スタイル」

——さらに、クリエイティブ・インターンには特徴的な働き方があると聞きました。

川代:はい、これは1年以上継続した方に適応される制度なんですけど、「旅をしながらアルバイトもできる」という制度があります。
今、天狼院書店は、東京、福岡、京都にお店があります。
例えば東京のスタッフが春休みに1週間福岡に行きたい! と思った時、4日観光をして3日は福岡天狼院でバイトをするということができます。
そのバイト代はその月の給与に換算されるので、つまり旅先でも稼ぐことができるんです。

池口:それは他のスタッフにも会えたりとか、さらに経験にもなるし、面白そうですね。

川代:しかも、各地には社宅があるので、そこも利用できるんです。

木村:宿があるって学生の旅行にはありがたいですよね。私もやりたかったなぁ。

三浦:先輩たちも1年以上続けた人は、ほとんど全員が利用していたと思いますよ。

■クリエイティブな世界で出会う新しい仲間と自分

——なるほど。そう言った働き方を通じて様々な経験ができるのは、貴重な時間の使い方、かもしれませんね。

川代:それに、今回は本当に大募集をかけようと思っています。
東京だけでも50名、そして、福岡、京都でも各10名。学校の枠を超えて、クリエイティブの世界で通じる同期との出会いも良い刺激になると思います。

三浦:大丈夫かな、あいのりとかテラスハウスみたいにならないかな。

木村:それはそれでドラマが生まれてクリエイティブに生かせそうですけどね(笑)

三浦:あ、ただ男性は、好きな子ができて告白して万が一振られても、それを理由に辞めないでくださいね。最後まで頑張って続けられる人を募集します。

一同:(笑)

川代:あとは新しい自分との出会い、っていうのもあるかもしれません。
私も学生時代から天狼院書店に関わってきて、これほどまでに自分の適性を探せる場所ってないんじゃないかって思うんです。
だって、文章に挑戦して違うと思えばカメラもできるし、撮ることに挑戦してみたら、もしかしたら撮られることが好きになるかもしれないし。
だから、自分に何が向いてるかまだわからないって人にとっても、たくさんのチャンスがある場所だと思います。

池口:何をしたいかわからないけど、何か面白いことがしたい! そんな人にはいいですね。

三浦:そうですね。色々挑戦してみて、クリエイターズ・ハイを味わうことができたとして、そこからもまたさらに進化を目指して努力を続けて、またクリエイターズ・ハイを味わう。
色々と挑戦していく中で、それを多く味わうことができるジャンルが、その人にとっての適正と言えるんじゃないかと思います。

池口:それにもしかすると、これは賞味期限のある話なんじゃないかと思っています。

木村:と言うと?

池口:天狼院が今の規模感だからできることだと思うんです。
これが、今後店舗数がどんどん増えて、スタッフも次々増える、となった場合、同じような面白さや醍醐味を味わえるかは、わからない。

三浦:確かに。今だとまだスタッフと一緒にご飯を食べながら直接話をする、とかもできるけど、これ以上大きくなると、それも難しくなるかもしれないですね。

■クリエイターを震い上がらせた松下幸之助の一言

池口:パナソニックの創業者・松下幸之助さんも、社員の顔と名前を覚えることができた少人数のころを懐かしがっていたという話を聞いたことがあります。

三浦:そうなんだ! 言われてみれば最後は海外にも進出して、もう雲の上の存在のようになってしまって、なかなか社員の顔と名前を覚えるなんてできかったでしょうね。

池口:もちろん会社は大きくなって成功はしたけれど、みんなで試行錯誤して作っている時が、たくさん失敗もしたけど楽しかったんじゃないでしょうか。

三浦:なるほど! もしかしたら、そういう時代には、クリエイターズ・ハイを感じてたかもしれないですね。

池口:ええ。同時にクリエイターにはとても厳しかったと聞いています。松下さんが作った製品のスイッチを使い続けていた企画課長に「給料返してくれ!」と大きな声で迫ったそうなんです。
自分が開発したのと同じなら、お前は何もしていないじゃないか、仕事になっていないと。
松下幸之助さんに「給料返してくれ!」なんて言われたら震え上がりますよね……。
ただ、人にはそれぞれ才能があって、自分にできないことは他の人を信頼して任せればよいという哲学を持っていて、仲間のことをとても大切にする人だったと聞いています。

三浦:いつの時代も、クリエイターの仕事は大変ですよね。でも、だからこそ面白いし、面白いからこそ人が集まり、これからも必要とされていくんだと思います。

■未来を創る「クリエイティブ・インターン」新規50名大募集!

——なるほど。クリエイティブ・インターン、どんな人たちが集まり、どんなコンテンツが出来上がっていくか、これからが楽しみですね。

三浦:ぜひ「面白いことをやりたい!」という人達にたくさん集まって欲しいですね。書くことでもいい、写真を撮っても撮られるモデルでもいい。
本を創りたい! という人も、まずはテープ起こしから初めて、ライターを目指したり、取材に同行したりすることも勉強になると思う。
それに、インターンの後は、契約社員や正社員への道も用意されています。

池口:クリエイティブ・インターンの方に書籍の企画書を書いてもらうのも面白いかもしれませんね。

三浦:いいね! それでもし企画が通って書籍が完成したら、裏の奥付のページに自分の名前が載ったりもするしね。
あ、あと最もクリエイティブな仕事、「起業」についても僕たちは教えることができます。
「ヒト・モノ・カネ」と言われる、マネジメント、マーケティング、ファイナンスについては勉強できたら面白いよね。

木村:それにこれが体験のために用意された場ではなく、現実に経営しているお店で学べるっていうのがいいと思います。
実際に創ったものが、ビジネスで通用するのか、お客様からの反応も直に聴くことができますしね。

三浦:そうだね。書籍も、去年僕も『殺し屋のマーケティング』を出版しているし、実際に市場に出ている書籍の創り方についても、リアルタイムで学ぶことができます。

川代:演劇もあるし、デザインも学べるし、法律も会計も、なんでもありますね。

木村:クリエイティブ・インターンにとっても「有益な情報」がたくさん用意されていますね。

池口:そもそも私たちは、有益な情報を並べている「本屋」ですからね!

三浦:おぉ、池口君にも天狼院の目指す「本屋」の姿がしっかり伝わったようですね。

一同:(笑)

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書類選考を通過された方には、説明会の詳細のご案内をお送り致します。
*募集定員に達した場合、予告なく打ち切りますので、その点、ご注意ください。
*クリエイティブ・インターンは、学生のみの募集ですが、アルバイト・スタッフも各店募集しておりますので、お問い合わせください。

【募集拠点】
スタジオ天狼院(東京)50名/福岡天狼院(福岡天神)10名/京都天狼院(京都)10名
*クリエイティブ・インターンは、主に、作品制作やその学びの現場のサポートしながら、自ら学び、制作するのが趣旨です。天狼院書店のカフェ・書籍販売業務に関しましては、別途アルバイト制度があります。両方ご希望の方はスタッフへご相談ください。

■クリエイティブ・インターン説明会(東京)

※書類による一次選考を通過した方のみご参加いただけます。
2018年3月27日(火)14:00〜16:00
会場:スタジオ天狼院(東京都豊島区西池袋3丁目31−10)
地下鉄池袋駅C3出口より30秒 ドリームコーヒーの入ってるビルの4階です。
*池袋には天狼院書店が3箇所ございます。お間違いのない様ご確認お願い致します。

スタジオ天狼院 2016.12.23(祝金)OPEN
〒171-0021 東京都豊島区西池袋3丁目31−10 4F
*ドリームコーヒーの入っているビルの4階です。

■クリエイティブ・インターン説明会(福岡)

※書類による一次選考を通過した方のみご参加いただけます。
2018年4月17日(火)14:00〜16:00
会場:福岡天狼院

天狼院書店「福岡天狼院」
〒810-0021
福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階

■クリエイティブ・インターン説明会(京都)

※書類による一次選考を通過した方のみご参加いただけます。
2018年3月16日(金)14:00〜16:00
会場:京都天狼院

天狼院書店「京都天狼院」2017.1.27 OPEN
〒605-0805
京都府京都市東山区博多町112-5

【天狼院書店へのお問い合わせ】

TEL:03-6914-3618

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