ゼミ

【11月開講】人生を変える「天狼院リーディング・ゼミ」〜なぜ本を読み潰すと人生が変わるのか?大学に行かずにプロになれるのか?本屋が教える人生を変える「究極」読書術〜


新しくなった「天狼院リーディング・ゼミ」のポイント
1.「本」を広く再定義する
2.「本」の選び方/読み方を学ぶ
3.オリジナル「スパイラル・シート」を使い、読書習慣を徹底的に染み込ませる
4.読んだ本をアウトプットし、読書記録をつける

僕にはコンプレックスがあります。

頭の毛の話ではございません。

学歴の話です。

今、僕は天狼院書店を経営していますが、経営学やマーケティングを大学で学んだわけではありません。
大学に在籍していたことはありますが、僕が取得した単位は、おそらく、多く見積もっても一桁台だったでしょう。授業には、ほとんど出ませんでした。
ですが、今、大学の講師として教壇に立っています。

また僕は、アルバイトと社長しか経験したことがないので、企業に就職して新人研修などを受けたことがありません。
けれども、様々なゼミやイベント、商工会議所の講演などで日々講演しています。

演劇や映画を学校で学んだことはありませんが、僕は劇団天狼院の主催として脚本や演出もやっていますし、自ら監督して95分の映画も撮りました。

2016年9月からカメラに真剣に取り組んでいて、2017年4月にプロカメラマンとなりましたが、写真の大学や専門学校にいったわけでもありません。

たしかに、僕は大学でしっかりと学んだ経験も、卒業した経験もありません。
ですが、こうして数多くの肩書きをもって、僕は世を渡り歩くことができています。
優秀な社員も増えて、来期は、さらに社員を倍増させる予定ですし、天狼院書店も、東京天狼院、福岡天狼院、スタジオ天狼院、京都天狼院につづいて、もうひとつの天狼院がオープンを目前に待っている状態です。

なぜ大学を出ていない僕が、こうして様々な世界でプロとして生きていくことができているのか?

その理由は、単純明快です。

僕は「本」のエッセンスを、あますところなく人生に活かす術を知っているからです。

大学を出てないという引け目が、焦燥感を呼び、一時期、僕は取り憑かれたように、本を読みました。
ビジネスの師匠も先輩も上司もいない僕には「本」に頼るしか、ほかに方法がありませんでした。

起業したのは、就職できなかったからです。

そんな起業が、うまくいくはずがありません。

今からおよそ8年前、起業したての僕にはたったひとりのお客様もいませんでした。
起業して、「社長」の肩書きがあれば、勝手にお客様が振ってくるとでも考えていたのでしょう。
けれども、そんなはず、ありませんよね。
その当時はまだ天狼院書店をオープンしていませんでしたが、お客様が一人もいない状況が、半年も続きました。

日々、刻一刻と銀行の残高が「0」に近づいてくる一方、それに反比例するように、恐怖と焦燥感が増してきます。
やがて、眠れなくなり、寝ようと床についても、恐怖で目が爛々として眠れず、暗闇の中で目が冴えて天井の模様をすべて覚えるくらいの状況でした。

失敗の原因は明らかでした。
「本」の読み方を、致命的に間違えていたからです。

実は、それまでも、本を読んでいました。
ところが、本のセレクトの方法を、当時の僕は知りませんでした。

「これだけをやれば大丈夫!」
「月100万円が簡単に稼げる方法!」
「起業なんて怖くない!」
「誰もが年収1000万円!」

そういう類の本ばかりを読んでいたのです。
そう言った本を読んで、自分がもう成功者の仲間入りをしたと勘違いしていました。
本だけを読んでいれば、人生が変わると考えていました。

ところが、誰も、お客様が来ない。
本に書いてあることが、いつまでたっても一向に起きない。
月100万円どころか、1円も稼げない始末。

僕が起こした会社は滅亡寸前でしたが、なんとか、自分の力で打開するしかありませんでした。

その恐怖と焦燥の中で、僕が選択したのは、それでもなお「本」を読むことでした。
偏屈で、人見知りで、お金もなかった当時の僕には「本」しかなかったのです。

追い込まれると、人は力を発揮するものです。
火事場の馬鹿力とは、よく言ったものです。
滅亡するかどうかの瀬戸際で、まさに死ぬ気で僕は本を読むことに取り組みました。

まるで、吉川英治の『宮本武蔵』(漫画『バガボンド』の元になった小説)において、荒くれ者だった武蔵が、ある城の書物庫に閉じ込められ、あらゆる書物をむさぶり読んだように、僕は片っ端から「本」を読みました。

あるいは、お客様がいなかったことが、長期的に見ると僕にとって幸福だったのかもしれません。

なぜなら、その時の僕には「本」を読むための時間が、いくらでもあったからです。

「本」に没入している間だけ、目前に迫った滅亡を忘れることができました。
あたかも、息継ぎするように、生きるために、僕は「本」を読みました。
うずたかく「本」を積み上げて、片っ端から「本」を読み潰していきました――

そうすることによって、僕の人生に、何が起きたのか?

有り体にいうと、そのとき、僕は実質的に一度目の起業に失敗しました。

人生は、そう簡単ではないんですよね笑。

起業する前までアルバイトをしていた書店に、頭を下げて、またアルバイトとして働かせてもらうことになり、少ない収入の中、最初の起業で負った借金を返しながら、なんとか、生きることができました。

それでは、最初の起業に実質失敗したあの日々は、無駄だったのか?

実は、あのとき夢中になって読んだ本が、後になって人生に効いてくることになります。
そして、あの絶望の中でむさぼるようにして「本」を読む過程で、僕は知らないうちに、「人生を変える読書術」を体得していたのです。

「本」を正しく「セレクト」する方法を、確立しました。
「本」を読み潰し、「本」のエッセンスをあますところなく人生に活かす方法を、独自に方法で編み出しました。

まさに、宮本武蔵が数々の戦場を経ることによって、自らの兵法を確立していったように。

その理論体系は明確になり、いよいよ、再現性のあるかたちで、皆様に提供できるレベルの「コンテンツ」になりました。

僕には、コンプレックスがあります。

もちろん、頭の毛の話ではございません。

学歴の話です。

けれども、今はこう胸を張って言えるのです。
このコンプレックスがあったからこそ、「人生を変える読書術」に、僕は出合うことができたのだと。

今、人生が、とてつもなく楽しいのだと。

もし、あのときの僕が、生きるために「本」を読むことを選択していなかったら、きっと今のように仕事と遊びの境がない人生を送っていなかったことでしょう。

プロのカメラマンになれると思っているのも、いずれ建築家になりたいと思っているのも、それを実現するのはそう難しいことではないと心の底から思っているのも、僕が当時命がけで組み上げた「人生を変える読書術」を、僕は体得しているからに他なりません。

本屋として、今回、皆様にこの「人生を変える読書術」を、包み隠すことなくすべてお教えしようと考えています。

「本」が人生を変えることを、一人でも多くの方に実感していただければと思っています。

本を美しく読み潰し、そして、人生を変える。

このプロジェクトへの皆様の参加をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いします。

❏人生を変える「天狼院リーディング・ゼミ」受講の流れ
講義+ワークショップ(120分*休憩込)《月2回✕3ヶ月》・・・基本的には第1・3日曜日10:00〜12:00

課題:毎週、「スパイラル・シート」で読書計画を立てる

読んだ本について《1分動画》にて提出

【課題】
①あなただけの「スパイラル・シート」で読書習慣を徹底的につける/毎週
②1分動画で読んだ本を紹介し、読書記録をつける/毎週

❏カリキュラム
第1講《11月前/東京・福岡・京都・通信 11月5日(日)10:0012:00 あなたは「本」でどう人生を変えたいのか?〜ABCユニット読書法〜
・「本」について「盲信」すべき点/「諦める」べき点〜本の大前提〜
・あなたは「本」に何を期待するのか?
・「本」の読み方には2通りのアプローチがあるが、どちらも同じ方法で習得できる
・カメラマンになりたいときも、失恋から回復したいときも、暇なときも「本」が人生を変える
・「ニューロン的読書」と「グリア細胞的読書」の違い、そして「両輪性」とは?
・リーディング・ライフを「ABCシート」で一元管理する方法
・「ABC」のそれぞれの「特性」を理解する
・「GAP」を制するものが「読書」を制する
〔ワークショップ〕あなただけの人生を変える「ABCリーディングシート」を作ろう/「スパイラル・シート」で読書計画を立てよう

2講《11月後/東京・福岡・京都・通信 1119日(日)10:0012:00 どのように人生を変える「本」を選ぶのか?〜本屋が教える「選書の作法」〜
・「本」を読む費用でもっとも大きいものはお金ではない〜選書の大前提〜
・天狼院書店オーナーの僕が全国の「ジュンク堂書店」に通う理由
・「ABCユニット読書法」において「Amazonのシステム」が必須である理由
・フリーターの僕がたった9ヶ月で国家試験行政書士試験に合格した方法
・「分野」ではなく「ジャンル」まで絞る〜ジャンル適正のセレクト〜
・「選書」は基本的には「リトルベッツ」でいくしかない
・「名著」を疑うべき理由
・人によって「良書」は違う
・本屋が教える「良書」に出合う「確率」を高める方法
・本を選ぶときに、必ず見るべき「3つのポイント」
〔ワークショップ〕あなただけの人生を変える「ABCリーディングシート」を作ろう/「スパイラル・シート」で読書計画を立てよう

3講《12月前/東京・福岡・京都・通信 12月3日(日)10:0012:00どうすれば「本」を美しく読み潰すことができるのか?〜読み潰しの作法〜
・「本」を読むのは強烈な「ストレス」を伴う行為である〜読書の大前提〜
・「読書をしない理由」を徹底的に潰していく〜読書ストレス排除法〜
・具体的にどう読めばいいのか?〜ストレスフリーの読書術〜
・その「本」を前にしたあなたは、いったい、誰なのか?〜読書の「主性」〜
・大切なのは「本」を「読む習慣」ではなく「買う習慣」である
・人生に「リーディング・ライフ」を浸透させる方法
・天狼院オリジナル「スパイラル・シート」で読書を習慣化する〜カスタム・マネジメント〜
・どこに選んだ「本」を「積み上げる」べきか?〜読書空間の設定法〜
・「本」は汚くなればなるほど美しい
・人生で何冊の本を徹底的に読み潰し、本を「アート」に昇華することができるか?〜読み潰しの美学〜
〔ワークショップ〕あなただけの人生を変える「ABCリーディングシート」を作ろう/「スパイラル・シート」で読書計画を立てよう

4講《12月後/東京・福岡・京都・通信 12月17日(日)10:0012:00 無駄な読書の中にこそ「有意」が眠るとはどういうことなのか?〜反『学問のすすめ』論〜
・なぜ今、福澤諭吉の『学問のすすめ』を読んではならないのか?
・「ニューロン的読書」と「グリア細胞的読書」の関係性
・忙しいときほど「グリア細胞的読書」を増やすべき理由
・「グリア細胞的読書」の中に「有意」を探す方法
・「原石」を抽出して、「有意」に転換する方法〜有意の錬金術〜
・「グリア細胞的読書」の選書法
・優れた「マンガ」は、優れた「映画」のように何度も楽しめるコンテンツ
・「ベストセラー」の楽しみ方〜本の公性〜
・「読書会」を徹底的に利用する方法
・作家の「青田買い」で感性を磨く方法
・目指すは「脳内ストック」の「結晶化」である
〔ワークショップ〕世界が広がる読書会

5講《1月前/東京・福岡・京都・通信 1月7日(日)10:0012:00 なぜ本当の読書の始まりは「読み終えてから」なのか?〜エッセンス抽出法と徹底実践〜
・なぜあのおじさんの話はつまならいのか?〜うんちく王の悲劇〜
・「知識」から「体得」へ、本の「エッセンス」を人生に染み込ませる方法
・「即効性読書」と「遅効性読書」の見極め方
・まずは「頭」を大きくして「身体」を動かせ
・やがて本のエッセンスが「無意識」的にアウトプットできるようになる
・明日でなく、今でもなく、買った瞬間から「本」を「実践」する方法
・本のエッセンスを自分用に「カスタマイズ」する
・本の「再現性」を高くするために、あなたが取るべき唯一の方法
・天狼院オリジナル「エッセンス・シート」の使い方
・なぜ「〆切」設定が必要なのか?
〔ワークショップ〕「エッセンス・シート」を創ろう

6講《1月後/東京・福岡・京都・通信 1月21日(日)10:0012:00 書籍は「本」の劣化版である〜「本」を人生に活かす方法〜
・そもそも「本」とは、何なのか?〜「本」の本質と再定義〜
・「読書」という行為のメカニズム
・人生という長い旅に1冊の本を伴わせる〜パートナーとしての本〜
・雑誌とWeb記事で「本」を定期的に補完する方法〜「本」の更新〜
・あなたの人生を「豊か」にするために必要なのは「読書」である
・「脳内ストック」の鮮度に常に臆病になれ
・テレビや映画、ドラマや演劇、そして旅という名の「本」が人生を補完する
・もう本を読むことをやめることができない「リーディング・スパイラル」を完成させる方法
・「読者」から「当事者」に頭のスイッチを切り替える方法
・「リーディング」とは、人生を読み解くスキルである
・たとえば、あなたが「本」を書くとするならば
〔ワークショップ〕出来上がった「エッセンス・シート」を整理しよう
*内容が変更になる場合がございます。
*各店で定期的に開催されているファナティック読書会に参加すると効果がさらに高まります。

❏11月開講「天狼院リーディング・ゼミ」概要
■講義回数:月2回×3ヶ月(全6回)
*単講座のみの受講はできません。ただし、動画や音声のストックがありますので、定員に満たない場合(通信受講も含め)はどの時期からも受講開始することが可能です。
■定員:東京40名様/福岡40名様/京都40名様/通信受講40名様
■会場
・東京会場 東京天狼院
・福岡会場 福岡天狼院
・京都会場 京都天狼院
・通信受講 インターネットが整った環境であればお好きな時間にお好きな場所で受講頂けます。
*基本的に、東京・福岡・京都いずれかの店舗から全店舗へ同時中継し、大型スクリーンでの生放送受講となります。不明点などは店舗にいるスタッフにその場でご質問いただけます。
*ワークショップに関しては、店舗受講の方はそれぞれの店舗で行います。通信の方もFacebookのコメント欄でやりとりをすることができます。

■参加費
一般      10,000円×3ヶ月(全6講義ほか参加特典)
プラチナクラス 5,000円×3ヶ月(全6講義ほか参加特典)

■参加特典
講義受講権(全6回)/講師や他の受講生とコミュニケーションできる非公開のFacebookコミュニティ参加権/全講義動画視聴権/全講義音声ダウンロード権含

■参加条件
①Facebookアカウントをお持ちである、もしくはこれから登録予定であること。
(諸連絡や課題の投稿も全てFacebookを使用します)
②Wordでの文章作成を行なうことができる環境であること。
(課題でWordを使用する可能性があります)
*CLASS天狼院「プラチナクラス」の方は、本ゼミに半額で参加いただけます。CLASS天狼院「プラチナクラス」についてはこちら
http://tenro-in.com/tsushin/15866
*東京天狼院・福岡天狼院・京都天狼院では、受講毎に1ドリンクオーダー頂いています。
*お申し込み受付は、決済完了順とさせていただきます。
*定員になり次第、予告なく、締め切らせていただきます。
*通信で生中継での講義を受講される際には、安定したインターネット環境でご視聴ください。
*決済後の返金はいたしかねますのでご了承ください。

【お申し込み方法】
こちらのお申し込みページ内のPayPalボタンより決済、または各店舗までお問い合わせください。
お支払いは、店頭ご一括、またはPayPalでの一括および「定期購読(月1万円×3回)」決済、りそなネットでの口座引き落とし、銀行振込みをご利用いただけます。

*お問い合わせ
東京天狼院:03-6914-3618
福岡天狼院:092-518-7435
京都天狼院:075-708-3930

■店頭支払い(一括):
全国の天狼院書店各店にて現金またはクレジットカードでお支払い頂けます。店舗スタッフまでお申し付けください。

■PayPal決済(一括・月々払い):
下記のPayPalボタンの中からご希望のコースを選び、決済を行なってください。
「プラチナクラス価格」での受講をご希望の場合は別途CLASS天狼院「プラチナクラス」へのお申し込みが必要です。
合わせて「プラチナクラス」のボタンから決済を行なってください→【破格の割引サービス】「CLASS天狼院」誕生!~最上ランク「プラチナクラス」は全店合計100名様限定~《詳細・決済ページ》

■口座引き落とし(月々払い):
店舗スタッフまでお問い合わせください。

■銀行振込み(一括):
メールやお電話にて銀行振込みでのお支払い希望の旨をお知らせください。手続き方法、振込み先口座をご案内させて頂きます。

【天狼院書店へのお問い合わせ】
TEL:03-6914-3618(東京天狼院)092-518-7435(福岡天狼院)075-708-3930(京都天狼院)

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*CLASS天狼院「プラチナクラス」のお客様のみご購入可能です。
*CLASS天狼院「プラチナクラス」についてはこちらから→プラチナクラス《詳細・決済ページ》




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■講師プロフィール

三浦崇典(Takanori Miura)

1977年宮城県生まれ。株式会社東京プライズエージェンシー代表取締役。天狼院書店店主。雑誌「READING LIFE」編集長。劇団天狼院主宰。映画『世界で一番美しい死体~天狼院殺人事件~』監督。ライター・編集者。著者エージェント。2016年4月より大正大学表現学部非常勤講師。

NHK「おはよう日本」、日本テレビ「モーニングバード」、BS11「ウィークリーニュースONZE」、ラジオ文化放送「くにまるジャパン」、J-WAVE、NHKラジオ、日経新聞、日経MJ、朝日新聞、読売新聞、東京新聞、雑誌『BRUTUS』、雑誌『週刊文春』、雑誌『AERA』、雑誌『日経デザイン』、雑誌『致知』、雑誌『商業界』など掲載多数。2016年6月には雑誌『AERA』の「現代の肖像」に登場

【注意事項】
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2017-11-01 | Posted in ゼミ, リーディング・ゼミ

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