メディアグランプリ

失敗続きの電子書籍出版は1つの勇気で希望が見えた


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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:福田聖也(ライティング・ゼミ6月コース)
 
 
「売れない……」
「なんで!」
 
僕が自身2冊目の電子書籍を出したときのこと。
 
出した本が全く売れないのだ。
 
amazonで電子書籍を出版すると、何冊注文があったか見ることができる。
しかし、何日経っても僕が注文した1冊しか表示されていないのである。
 
競馬で自分が絶対勝つと予想していた馬が、大敗したときと同じ気持ちだった。
 
注文が来てもいい要素はいっぱいあった。
まず自身のインスタグラムのフォロワーが2000人いたことだ。
さすがに2000人全員が買ってくれるわけではないと思うが、ストーリーズなどでしっかり宣伝していたから10人くらいは見てくれるだろうと思ったのだ。
 
ちなみに1冊目の時は宣伝すらできなくて失敗した。
 
今回は宣伝のおかげもあって
「本出すなんてすごいですね!」
「読んでみます!」
という反応が何個かあった。
 
だから本を買ってくれると思ったのだ。
 
しかし、蓋を開けるとだれも注文してくれなかった。
お金を払いたくないからという理由かもしれないが、値段は300円だったし、なによりkindleアンリミテッドというサービスで無料で読める人もいた。
 
kindleアンリミテッドは本のサブスクで、月額料金を払えば一部の本が無料で読める。
僕の本はそのサービスの対象だったから、中身関係なく注文してくれるだろうと思っていた。
 
それでも読まないとなると
「無料でも読まれないなんて僕には才能がないのだろうか」
「もう電子書籍はあきらめようかな」
と思うしかなかった。
 
それでもあきらめきれず僕は3冊目の本を出すことにした。
自分が温泉ソムリエということもあり、自信のある温泉本で勝負することにしたのだ。
 
電子書籍は無料にできるということもあり、あまりよくないコンテンツが増えてきている。
AIが出てきたこともあって、読みにくい文章や根拠がない本が出てきているのだ。
 
電子書籍のランキングを見ると、そこは本ではなくAI美女の写真集置き場になっている。
 
僕はしっかりと中身がある本にしようと改めて思った。
だから今回は参考文献を厚生労働省や大学の研究論文から集めた。
 
科学的な根拠を示すことで、少なくとも信憑性は高くなる。
 
電子書籍は出版社から本を出す場合と違い校正がないため、たとえ嘘が書かれた本でも出すことができてしまう。
 
全てではないが、そういった本が多い中で参考文献が多ければ差別化できると思ったのだ。
 
もちろん自身の経験も書き、コラムなど飽きさせない工夫も盛り込んだ。
 
さらに宣伝の量も倍以上に増やした。
2か月前から告知をして、事前に目次と前書きを無料公開。
音声配信や発売当日にはライブ配信をして認知を拡大した。
 
だから3冊目は注文数が増えるという自信があった。
 
しかし、2冊目の時と同じで注文数が1のままなのだ。
 
「ここまでやってダメなのかよ……!」
「何が、何がダメなんだ」
 
正直心が折れかけていた。
他の本を否定するわけではないが、今回に関しては僕の本の方がいい自信があった。
 
温泉というジャンルは生活に馴染みがある。
本でいえば旅行雑誌を除けば、最近では有名なものはでていない。
 
「こんなに好条件がそろっているのになぜだ……!」
 
ここまでしても読まれない温泉本だが、、まだできることが残っている。
それは直接読んでもらうことをお願いすることだ。
 
つまりDMやメールなどで読んでほしいことを伝えることになる。
 
ただ、このやり方はあまりやりたくなかった。
 
お願いするという行為は、本の価値を下げてしまうと感じたからだ。
いい商品は上手な広告や宣伝でスマートに売り上げを伸ばしていく。
 
しかし、本音を言えば
「お願いしても読まれなかったらどうしよう」
という不安があった。
 
お願いさえしなければ、売れなくても言い訳ができる。
プライドも守れて、拒否されなくても済む。
 
 
色々考えた結果、これだけ頑張って書いた本が読まれない方が怖くなり、お願いすることにしたのだ。
 
無料キャンペーンという一定時間無料で読めるようになる方法を使ったあと、フォロワーさんにDMを送ることにした。
 
1件目を送るのにはすごく時間がかかった。
恐怖心が手を止めていたのだ。
それでも勇気をふり絞ってDMを送った。
 
するとありがたいことに、反応してくれる人たちがたくさんいたのだ。
 
「読んでみます!」
「注文しました~!」
 
など嬉しい声をたくさんいただいた。
 
ここまで来ると反応してくれるだけで嬉しい。
 
改めて注文画面を見てみると、数字が1じゃなくなっているのだ!
さらに自身初となるKindlenoカテゴリー別売り筋ランキングで、ランク入りを果たすことができた!
 
めちゃくちゃ嬉しい。
反応してくれる人がいる度に泣きそうになる。
 
勇気を出してお願いDMを送ってよかったと本当に思う。
 
今回学んだことは、受け身のままではダメで、行動あるのみだということ。
そして自分は周りの人たちにとても恵まれているということ。
 
どんな時でも一生懸命行動すれば、みんな答えてくれるはずだ。
 
 
 
 
***
 
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2023-10-04 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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