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ライティング・ゼミ最終回に寄せて~来年はここで~


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:K(ライティング・ゼミ6月コース)
 
 
今回がライティング・ゼミ投稿最終回となる。提出課題は何にしようか悩んだ結果、やはり大好きな旅行の話にしようと思った。
 
20年ほど前のこと、会社を辞めて独立し、キャンピングカーをオフィスにできないか、と考えたことがあった。
仕事内容は会計コンサルティングで、毎月お客様の帳簿を作成し経営状況を報告する。客先に訪問する以外は、パソコンとプリンター、電話があればどこでも作業ができる。ある日は北海道のひまわり畑の前で仕事し、ある日は満点の星空の下で寝泊まりする。オフィスの賃料は無料。
素敵だとは思ったが、当時は、キャンピングカーが数百万円してとても手が出る金額ではなかったこと、会社を辞めることへの不安も大きく、空想レベルでしかなかった。
 
しかし2023年現在、リモートワークは一般的になり、これらのことは会社を辞める必要もキャンピングカーを買う必要もなく実現できるようになった。
コロナウィルスには自分も感染してひどい目にあったが、リモートワークのハードルが下がった点で個人的にはお釣りがくるくらいありがたかった。
早速、行きたかった国内旅行に月1回くらいの頻度で訪問し始めた。
 
沖縄へは航空会社のセールを狙えば1万円台など破格の値段で行くことができる。ちょっとリッチなホテルで、青い空を海に白い砂浜、咲きほこる真っ赤なハイビスカスを見ながら私は仕事。女子会と称して夜はシャンパンで乾杯、休みの日は同行者と一緒に海岸にドライブに出かける。
 
北海道シリーズでは、稚内でウニを食べ、富良野でラベンダー畑を見、冬は流氷など時期を変えて何回も訪れた。
 
列車で一人旅をすることもあった。新幹線内では仕事に適した環境が整備されている。時には、トンネルが多い内陸部を走るローカル線に乗っていて、重要なタイミングでWi-Fiが、ぶちっ、と切れてしまったり、スマホの電池がなくなったが、一度下車すると次の列車まで数時間待ちとなるような秘境駅で降りるに降りられなかったりなど、こまごま失敗もあったけれど、昼は仕事、休日はきままに神社仏閣散歩、夜は温泉に多少日本酒を飲むといった感じで、なかなか楽しかった。
 
それはそれで充分楽しかったが、同じように旅好きな同年代の女史たちは、今度は海外に行かないか、と言い出した。少し前に、世界を旅しながらフリーランスで仕事するノマドワーカーなるものが流行ったことがあったが、今回は企業に勤めながらの海外ワーケーションである。それも複数人でとなってくると、仕事もろもろの日程調整が大変だ。誰かに合わせれば誰かの都合が合わない。
さらに、それぞれが旅慣れているので行先やホテルにもこだわりが強い。ワーケーションしやすそうなハワイは何回も行っているし、現在円安で割高なので行きたくないという。
 
「南仏のプロヴァンスに行きたいわ。マルセイユ空港に着いてから、港町でおいしいブイヤベースを食べるなんていかがかしら」
 
マルセイユ! 南仏の主要都市だ。美しい港町である。南仏は前にニースに行って大変気に入ったのでもう一度行ってみたかった。港町の風に吹かれながら本場のブイヤベースを食べるなんて最高!
 
「そのあと、アルルでゴッホの絵を見て、何か所か滞在し、帰りはパリで1泊して帰るなんていかがかしら。オードリー・ヘプバーンも泊ったという5つ星のホテルに行ってみたいの。物価が高いから1泊だけね」
 
アルルにはゴッホの有名な絵の一つである『夜のカフェテラス』そのままのカフェがあるという。その他にもプロヴァンス地方には世界遺産にもなっている見どころには事欠かない。さらにパリの5つ星ホテル! オードリー・ヘプバーン! すてき要素が随所にちりばめられている。
 
「現地10日くらいで。ご都合の合いそうな方いらっしゃるかしら」
 
なんかすごい企画をぶっこまれた。素敵。行きたい。けどかなりハードルが高い。これに行くには何をどうすればいいのだろう。
 
長期間家を空けることに対する家族への説明。
現地10日リモートワークで乗り切れるだけの仕事の調整。
もちろん貯金!
 
これだけあると簡単な調整ではないので、来年のいい季節にぜひ、ということになった。
飛行機代が最も負担が高そうだが、実は航空会社のマイレージを使えば燃油サーチャージ代のみ、チケット代不要で移動が可能である。そのマイレージは、ポイントサイトを活用する、いわゆる「ポイ活」によって比較的簡単に貯める方法があるのだが、その話はまた別の機会に。
金銭的な調整以外にも、ヨーロッパと日本の間には時差が7時間あるからその調整も必要だ。日本時間の会議が朝10時から入った場合、現地は深夜2時となる。会議が少ない時期でないと辛そうだ。
 
そこまでして行かなくても、と思う方もおられるかもしれないが、退職するまで長期間の海外旅行ができないなんて、こちらからするとそれこそナンセンスである。
旅するように仕事する。仕事しながら旅をする。なのかもしれないが、仕事は仕事でやりつつ、これからも自身の人生も楽しんでいきたい。
 
 
昨年のライティング・ゼミでは、「割安に南仏に行きたい」、という投稿をして採用された。その後、実際に航空会社のマイレージを貯めてかなり割安でニースに旅行することができたので、「ライティング・ゼミで書いた話は実現するよ」という話を、今年初回のライティング・ゼミで投稿し、採用された。
来年は、無事にマルセイユでブイヤベースを食べてアルルでゴッホの絵を見られるだろうか。いろいろ考慮すべきことはあるけれど、見事?実現し、「やっぱりライティング・ゼミに投降したことは実現するよ!」という話を書いていたいと思っている。
 
講師の先生、スタッフの皆様、今年のライティング・ゼミでもお世話になり、大変ありがとうございました!
 
 
 
 
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2023-10-04 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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