【宣戦布告】天狼院、戦国時代宣言いたします。 《京都天狼院への道》
1477年。
時の都が、焼き払われた年でございます。
応仁の大戦によって、
京の都は焼け野原、室町幕府はあわれ、崩壊。
世は――戦国時代が始まろうとしておりました。
そして下って、2016年。
天狼院書店という小さな書店にて、小さな戦いの火種があがっております。
皆様、とくとご覧下さいませ。
新たなる戦国時代の、始まりでございます。
さあ、その発端の地は――――、
そう。
先の大戦で焼け払われ、
都を長いこと奪われておりました、
京都でございます。
皆様こんにちは。京都天狼院店長になります、三宅香帆と申します。
わたくし現在東京天狼院にて修行の身でして、
日々わたわたと業務を東京の方々に教えて頂く日々でございます。
さて、先ほど申し上げましたように、
本日、ひとつ宣言致します。
――――天狼院書店は、戦国時代に入ります。
これは店主・三浦がそう申し上げてる訳ではございません。
わたくし三宅が勝手に、それを確信しているのです。
天狼院書店は、オープン以来、お陰様で日々成長して参りました。
その成長たるや、京都にいるわたくしが見ていて驚く程。
映画や劇団、部活やゼミと色んな風呂敷を広げ、
あれれと言う間に福岡にも出店し。
着実かつ大胆な拡大の一途を辿っておりました。
それもこれも、池袋の小さな店舗から始まったことでした。
東京天狼院という枠の中で。
しかし、です。
この度、天狼院は京都に出店することになりました。
三浦さんは、呑気にわははと笑っておりますが。
お忘れだったのでしょうか。
私たちが、先の大戦で、焼け野原になったことを。
京都は、ただのはんなりした土地ではございません。
見かけばかりは、雅で四季のうつろいを楽しむ素敵な土地ですが、
その奥底には
応仁の乱で焼かれ、都を移され、
そしてやってくる様々な外界に対して
微笑みながら戦う京都人がおります。
その京都に天狼院がやって来る以上―――
東京に負けるわけには、いかないのです。
確かに、東京天狼院はすごいところです。
池袋の駅から離れたところまで沢山のお客様がやって来て、
こたつやおいしいコーヒーを楽しみ、
素敵な本が所狭しと並べられております。
秘本もヒットさせ、これからも成長を遂げられることでしょう。
しかし、見ててください。
京都天狼院は、もっとすごいところになります。
これから、天狼院は戦国時代を迎えます。
そう、室町幕府が終わりを告げ、地方の大名が争いを始めた時代です。
東京天狼院が磐石の基盤を築いた時代は終わり、
京都天狼院が、東京天狼院を脅かす時代がやって来ます。
そしてこれから作られるであろう、仙台天狼院や、他の地方の天狼院も、東京天狼院に勝ってしまうかもしれません。
群雄割拠で、戦いながら時代を進めてゆく、戦国時代の幕開けです。
まずは、京都が、宣戦布告をおこないます。
京都天狼院はまだオープンもしておらず、
歩き始めたばかりです。
しかし立地は最強、オープン前からゼミを始め、様々なサービスをおこなってゆきます。
京都発のコンテンツも登場することになるでしょう。
優秀な仲間も今、ぞくぞくと集まっております。
そんな京都天狼院の歩みを、ぜひ皆様に応援して頂けたらと思います。
そして関西の皆様。ぜひ、一緒に戦いましょう。
京都天狼院は、皆様と一緒に、世界一の書店を目指します。
さあ、私は東京天狼院の持ってる知恵をすべて盗んで帰京したいと思います。
東京の皆様、覚悟しておいてくださいね!
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