チーム天狼院

【永久保存版】京大院生が「読めば絶対『本が読みたくなる』本」書評ベスト10を選んでみた&書籍を出版します!


2017年9月29日に、この記事を書いた三宅がを出版します!
詳しくはこちらから。

WEB天狼院の記事「京大院生の書店スタッフが「正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね」と思う本ベスト20を選んでみた。 ≪リーディング・ハイ≫」から生まれた、
全200冊の本を紹介する書評本です!
読むと本屋に行きたくなる、本が読みたくなる、読書の秋にぴったりな本になってます。

天狼院書店でも予約受付中でございます!
『人生を狂わす名著50 京大院生の書店スタッフが「正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね」と思う名著を選んでみた。』
Amazonさんに書影も出たので、ぜひチェックしてみてください♪

 

なんとなく、本が読みたい。だけど、本を読む気力が足らない。
そんなあなたにおすすめしたい、「本が読みたくなる本」を選んでみました。

 

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毎日暑いですね。夏ですね。
だから私は思うのです、「そうだ、本を読もう!」(ここで某京都へ行こうCMのBGMを流してください)。

しかし、このうだる暑さ。そしてあまねく低気圧。
夏バテしそうな体は、本でも読みたーいと思う心と裏腹に、
「え、本? めんどい、ていうか読みたい本とかない……
と感じてしまうモノです。

そこで私がおすすめしたいのは「本が読みたくなる本」を読むこと!!!

素敵な料理本を読むと料理がしたくなる。わかりやすいダイエット本を読むとダイエットがしたくなる。そんなあなたに読んでほしい、「本が読みたくなる本」。

あなたにぴったりな「本が読みたくなる本」が見つかりますように!
(※最後に告知もありますんで、そちらも良ければぜひ)

 

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第10位『少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記』(桜庭一樹、東京創元社)

書評ブログ、食べログ、twitterでの感想……あなたが何かのレビューを書く・書きたい人ならぜひ読んでほしい。
なぜなら『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『私の男』等の小説で知られる桜庭一樹は、実は「本に埋もれて暮らしたい」というタイトルの読書日記を連載するほどの読書家で、かつ、本のレビューがめっちゃくちゃ上手いから。
どれもこれも紹介されてる本が面白い上に、文章も面白く、作家・桜庭一樹のルーツも分かる。一度読んで三度おいしい「読書日記」。ちなみに「週刊文春」に連載されている映画レビューもすごく上手い。ネットでも読めるので、ご一読あれ。

 

第9位『明治大正翻訳ワンダーランド』(鴻巣友季子、新潮社)

翻訳の名作・外国文学を読みたくなる!
『小公子』『オペラ座の怪人』が日本にやって来たのは明治大正時代。その架け橋となった翻訳家たちは――陰で「売れる本」にするべく――勝手に結末を作ったり、ベストセラーにするために翻訳を超えたとある工夫をしていた!? マジかよと笑ってしまう翻訳家たちのエピソードをひたすら披露。
ちなみに私は『フランダースの犬』のネロが「清」、パトラッシュは「斑(ぶち)」、アロアは「綾子」という名前に変えられたという話が好き。この命名センスよ!!

 

第8位 『短歌の友人』(穂村弘、河出書房新社)

自身も歌人であり、軽いエッセイも人気な穂村弘が「短歌」について論じた名著。これがもう、「なるほど、短歌ってそう読めばいいのか~!」と目からウロコが百枚くらい落ちる。読むとほんっとに「歌集」が読みたくなる、稀有な一冊。
たとえば俵万智の「砂浜に二人で埋めた飛行機の折れた翼を忘れないでね」――一見軽い恋愛歌に見えるこの一首。実はここに「万人の共感を得るコツ」が隠されていた! この本を読めばそれが分かる。

 

第7位『もういちど 村上春樹にご用心』(内田樹、アルテスパブリッシング)

まじ名著、超絶名著。正直、村上春樹が好きでない人も村上春樹を読んだことのない人も、この本を読めば「もっかい読んでみるか~世界の村上ブンガク~!」という気に絶対なる。というか私がそうなった(※実話)。
日本屈指の文筆家・内田樹が綴った、渾身の「村上春樹へのラブレター」。批評とか評論って本来読んでいておもしろいものなんだよな、と気づかされる。

 

第6位『『坊っちゃん』の時代』(関川夏央・谷口ジロー、双葉社)

夏目漱石や、周囲の作家たちを描いた傑作マンガ。個人的に大河ドラマにしてほしい名作第二位(一位はヒミツ)。書評じゃないけど、文学が読みたくなる。
明治時代のリアルな空気、当時の「作家」先生のお仕事っぷり、そして笑える名作の裏話。夏目漱石の小説を読んだことがなくても、夏目漱石の顔を知っていれば楽しめる! 日本近代文学を読んでみたい人はまずこのマンガを読んで、文豪のウラの顔を知ろう。
ちなみに私はこの漫画に出てくる漱石の青ざめた顔と、樋口一葉のキャラがめっちゃ好き。

 

第5位『少女小説家は死なない! (集英社文庫―コバルト・シリーズ)』(氷室冴子、集英社)

大ヒット少女小説家が「小説ギョーカイ」を舞台に、五人の作家をめぐって描いたドタバタコメディ・文壇パロディ小説。こんなに笑える小説、なかなかないよ!! 読後は小説が読みたくなる小説。
「あいつの小説にはやたら『海が見たい』って出てくるんだけど、本人そんなこと言ったら周りの男に海水ぶっかけられそうな顏してんのよ」って台詞が出てくるあたり大好き。作家の裏話が好きな人、ぜひ。(絶版なので古本しかないのが泣ける。集英社さん、後生だから復刊してください!)

 

第4位『本へのとびら――岩波少年文庫を語る』(宮崎駿、岩波書店)

「生まれてきてよかったんだ、と子どもにエールを送るのが児童文学」――日本中の子どもがお世話になった宮崎駿にこう言われてしまっては、泣くしかない。
宮崎駿が好きな岩波少年文庫五十冊を語った、贅沢な本。挿絵について話していたり、宮崎駿特有の「少年」論が吹き出ていたりと、ジブリファンでなくとも嬉しくなってしまう情報が盛りだくさん。
宮崎駿のルーツが分かる一冊でもあり、児童文学を新たに読み返したくなる一冊でもある、素敵な本。

 

第3位『世界文学を読みほどく: スタンダールからピンチョンまで【増補新版】』(池澤夏樹、新潮社)

「世界が変われば小説は変わる」――いやぁ、いい言葉だな~。池澤夏樹が大学で講義した「世界文学の読み方」を収録。
スタンダールとかメルヴィルとかドストエフスキーとか、読みたいんだけど、あまりに名作過ぎて、まずどう取っかかればいいのか分からない。そんな時にこの本を読めば、「あ、この小説ってそういう話なのか、なるほど」と心づもりをできるから、とっても便利。
この夏、世界文学に挑戦してみたいあなたに、ぜひ!

 

第2位『小説以外』(恩田陸、新潮社)

私自身が中学時代に読んで、こんなふうに本を読めたらいいな、と心底憧れた本。
基本はエッセイ集なのだが、書評がやたら多い。小説家・恩田陸の縦横無尽な「物語好き」が分かって楽しいんだよなー。ミステリから海外エンタメ小説、日本文学から漫画まで、あらゆる面白い物語が詰まっていて、宝箱みたいな、おもちゃ箱みたいなエッセイ集。本好きの原点のような一冊でもある。

 

第1位『趣味は読書。』(斎藤美奈子、平凡社)

「本を紹介する本」は一般的に「書評」と呼ばれるんだけど、たまに「紹介している本そのものよりも面白い書評」というのが存在していて、斎藤美奈子が書くのはいつもそういう書評だからすんごいなーと唸ってしまう。すごい。
ベストセラーを評論しまくる書評本なのだけど、どの書評も笑えて冴えてて明晰だ。元ネタの本を超えた書評ってこの世に存在するんだ! と知ってもらうためだけでも、みんなに読んでほしい。とにかく笑えてキレッキレで、最高。
本より面白い本ってすごいよな。

 

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第0位『人生を狂わす名著50 京大院生の書店スタッフが「正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね」と思う名著を選んでみた。 』(三宅香帆、ライツ社)

そ・し・て!
ここまで読んでくださった(ありがとうございます)、素敵なあなたにお知らせしたい!

私の「本を紹介する本」が、このたび、出版されることになりました~~~~~!(これが言いたかったんかいというツッコミは抑えてください。笑)

Amazonの予約ページはこちらっ。

 

昨年、WEB天狼院にて京大院生の書店スタッフが「正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね」と思う本ベスト20を選んでみた。 ≪リーディング・ハイ≫という記事を書いたのですが、
こちらが「はてなブックマーク数年間二位」を獲得したこともあり、
ライツ社さんが声を掛けてくださいまして、
この度書籍化することとなりました!

小説からエッセイから漫画に至るまで、たくさんの本を紹介する一冊になってます。

ちなみに上記の記事は「20冊」のみの書評ですが、今回はがつんと「50冊」ご紹介しております!!
……に、加えて、「次の本」を3冊ずつ紹介しておりまして、
合計200冊の書評を掲載しています!!!!!
絶対、次に読みたくなる本が見つかるはず!

 

……ていうか、どれもこれも、紹介してる本は絶品です。マジで。今から読める人が心底羨ましい……(溢れ出る本音)。

 

そんな「私が人生で出会った最上級の本たち」について、全力でその本の素晴らしいところ素敵なところこんな時によんでほしいところを紹介してますので、きっとあなたが読みたい本が見つかるはずです!

全力で、「読み終わった後に本屋に走りたくなる本」を目指しました。
(全国の書店さん、ぜひ、置いてくださるとうれしいです……!!)
この本を読んで、あなたに「本が読みたくなったー!!」と叫んでもらうことが目下の目標。

 

個人的に、「書評」や「批評」というと「硬い本」というイメージがあるのが悔しくて、
「いやそもそも書評とか批評って面白いもんだよ!」という信念のもとに、読んでくださった方が本を読みたくなる本、を目指して書いた書評集になってます。
私はだれかと本の話をするのが好きで、大好きな本の話をするのはもっと好きなので、その愛を込めた本になったかな、と自分では思っています。うまくいってるかどうかは、是非読んで確かめて頂ければ幸いです。笑

 

なんとなく本を読みたいけど、でも、何から読もうかな、面白い本が読みたいな、ハズレに当たりたくないな、そんなあなたのための読書ガイドになってます。

 

大好きな本についていくらでも愛を語っていいことが嬉しくて、
ただのテンションが高い本オタクのノロケ話(※もちろん相手は本)みたいになってしまいました。
愛をめいっぱい詰め込みましたので、読んで頂ければとってもとっても嬉しいです。

それでは、ぜひ、天狼院書店で予約して頂ければ幸いです!

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。

あなたと素敵な本との出会いがありますように!

 

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