5月7日「豊島区新庁舎」オープン/池袋の人の流れが変わる《天狼院通信》
天狼院書店店主の三浦でございます。
天狼院から帰る途中に、近くのセブン-イレブンに寄るんですが、結構な確率で会う方がいます。
様々なメディアで取り上げる洋食界の名店「UCHOUTEN」のオーナーシェフの柴田さんだ。
「あ、どうもどうも」
と、今日も23時ぐらいに会いました。
普段は、よく会いますね、くらいで終わるのだが、今日は聞きたいことがあった。
「明日(5月7日)から、豊島区新庁舎がオープンするじゃないですか? UCHOUTENさん、お客さん大変なことになりますよね?」
僕はUCHOUTENの料理が死ぬほど好きで、この近くに天狼院があることを心から幸せだと思っている。
ハンバーグも好きなのだが、もっぱら、最近はメンチカツとシーフードクリームコロッケのセットを頼んでいる。
これが、超絶うまい。本気でうまい。やばいほどにうまい。
ところが、新庁舎が目の前にオープンしてしまうので、ただでさえ繁盛しているから食べられなくなるんじゃないかと懸念している。
「いやー、今日あたりも、職員の方が多くいらして。明日から本当にどうなるかわからないんですよ。でも、夫婦ふたりでやっている商売なので、どうにもできなくて。最近は新しいお客様も増えて」
たしかに、月曜日、前を通ったら、2時でも行列が途切れていなかったのだ。
「明日からは2,000人は増えるらしくて」
「2,000人ですか」
それは、村がひとつできるようなものだ。明らかに池袋の人の流れが変わる。
東口を出て、横断歩道を渡るとマツキヨがあって、駅から見て、左の通りを歩いて行くとメインストリートのサンシャイン60通りの始まりとなる東口五叉路があって、一方で東池袋駅方面へといたるグリーン大通りが始まる。ここをまっすぐ行くと新庁舎の界隈となる。そして、そこに人が流れていくことになる。
もちろん、それは天狼院方面へと人が流れるということで、当然、この街の流れを最初から予測して、あの場所にオープンしたのだ。
そう、天狼院の客数も確実に上がることになる。
柴田さんは言う。
「でも、やっぱり常連さんの三浦さんの顔をみるとホッとするんですよ」
「また、食べられるときに行きますね」
街は生き物であって、常に変化している。
その変化の中で、人の日常も変わる場合がある。
いい方向へと変わればいいと思っている。
新庁舎の上は高層マンションになっていて、そこも早々に全戸完売しているという。
新しい人たちが多く、街に入ってくるのだ。
天狼院としては、大歓迎で迎え入れたいと思っている。
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