つまり、僕にとっての「福岡天狼院」は、天狼院書店の1支店というわけではありません。まったく新しい挑戦であって、まったく新しい天狼院の設立です。僕が「天狼院書店福岡支店」とせずに、「福岡天狼院」と名づけたのも、そんな想いがあるからです。

それなので、建築家の先生にも、こうお願いしてあります。

「もう東京天狼院のことは、考えなくて大丈夫です。ここではまったく新しい天狼院を作ろうと思っています」

不遜な言い方になってしまいますが、天狼院を圧倒できるのは、天狼院しかないと僕は思っています。

そして、東京天狼院のオープンからちょうど2年の後にできる福岡天狼院は、東京天狼院を圧倒して、新しい天狼院を体現しなければならない宿命を負っているとも言えます。

皆様に置かれましては、ぜひ、福岡天狼院にご期待いただきたく、お願い申し上げます。

今僕らが想い描いている「福岡天狼院」は、オープンまで少なくとも2ステージ、ランクが上がっていることでしょう。

これから、スタッフや建築家の先生やデザイナー、フードコーディネーターとともに「福岡天狼院」を更新していく作業になって行きます。

どれだけ面白いものができるだろうという皆様の期待と想像よりも、現実の方がはるかに面白かったと言われるように、僕らは想像の現実化を圧倒的なスピードで組み立てて行かなくてはならない。

皆様の想像と、僕らの現実化の全力の競争が幕を開けるということです。

そして、僕は、この勝負に圧勝する自信があります。

福岡天狼院、超絶面白いことにします。

2015年9月26日を迎えるのを、今から楽しみで仕方がありません。

乞うご期待でございます。

福岡天狼院のオープンには、東京天狼院の主要スタッフもかけつけます。そこで、彼女たちには新しい天狼院の姿を目の当たりにしてもらって、東京天狼院を更に面白くしてもらえればと思います。
福岡天狼院の「圧倒」は、天狼院全体のステージを押し上げることになるだろうと考えております。

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