告白しますと、僕、浮気してしまいました。
言うかどうか迷いましたが、どのみちバレると思いますので、自分から言ってしまおうと思います。
告白しますと、僕、浮気してしまいました。
あれだけ、好きだ好きだ言っておいて、
運命の出会いみたく言っておいて、
その気にさせておいて、
本当に申し訳ありませんが、浮気してしまいました。
でも、言い訳させてください。
元々、浮気する気なんて、毛頭なかったのでございます。
ところが、先週の日曜日、手帳ラボにおいて、参加者の皆様がこんなことを言う。
「今年の日経さんのランキングで、ほぼ日手帳ではなくて、ジブン手帳が圧倒的に一位だったんですよ」
「もう、売り切れ続出で手に入らないって。渋谷のLOFTさんにはちょっとだけありましたよ、昨日は」
「ディスカヴァー手帳を使っている三浦さんに言うのは申し訳ありませんが、自分もジブン手帳にしました」
え? そんなことになっているんですか? ほぼ日手帳じゃないんですか、圧倒的1位って。
売り切れ続出って本当ですか?
それまで、僕は去年と同じく、ディスカヴァー手帳のDAY TO DAYの大きい方を来年も使おうと思い、それで大量に仕入れてもいたのですが、どうも、参加者さんが言うことが気になりました。
その数日後に、ちょうど、美崎栄一郎さんもFacebookでそのランキングについて触れていました。
いや、たしか、ジブン手帳、去年も東急ハンズさんやLOFTさんで見て、たしかに、これにしようかとも迷いました。けれども、迷った末に、ディスカヴァー手帳にしたという経緯がありました。
でも、手に入らないと言われると、なんだか、急に欲しくなる。
それで、近所の池袋LOFTに行ったついでに、手帳売り場に行ってみました。
EDITやほぼ日手帳はたくさんあったのですが、ジブン手帳はどこにも見当たらない。
1位と言うくらいだから、コーナーになっててしかるべきだと思うんですが、コーナーどころか影も形も見当たらないのです。まさかと思い、店員さんに聞いてみました。
すると、
「ああ、ジブン手帳、一気に売れて、今、うちには1冊もないんですよ」
一気に売れて、1冊もない!? あの天下の池袋LOFTにすら1冊もない!?
ということは、参加者の皆様が言っていたことは本当だったということになります。
こうなると、余計に、ことさらに欲しくなる。
どうしても、欲しくなる。
やっぱり、「ない」という「限定感」が欲しいを加速させるんですね。
おもしろいですね、人間って。
もうこの段階で、僕は浮気を考え始めました。
ジブン手帳が欲しくて欲しくて仕方がなくなっている。
考えても見れば、ディスカヴァー手帳は大きくて、結局は持ち運ばなくなったから、小さければ持ち運ぶようになるのではないか。
なぞと、浮気を正当化するための言い訳が、どんどん湧いてきます。
もう、どうにも止められませんでした。
もし、あそこになければ、僕は諦めて、モトサヤに戻るつもりでした。
けれども、そこにあったのです。
池袋東武の伊東屋さんに、あとほんの5冊だけ、ジブン手帳は残されていました。
そう、出会ってしまったのです。
出会っては行けない場所で、出会ってはいけないものに、出会ってしまったのです。
もうどうすることもできませんでした。
伊東屋さんの袋はかっこよく、開けるのがワクワクします。
開けてジブン手帳を見て、なんだか、デザインが気に食わない。
特に、「2015」という表記とアンダーラインが、個人的に気に食わない。
そこで、あ、そうだ、と僕はあることを思いつきます。
「この手帳を天狼院化してしまえばいい!」
ということで、カバーを外して、裏返しにして、天狼院シールを貼ってしまいました。
するとどうでしょう。
ジブン手帳が天狼院手帳になったではありませんか。
うん、いい。
なんだか、しっくりくる。
デザイン的にも、とてもかっこいい。
ということで、本当に申し訳ありませんが、来年はジブン手帳で行きます。
告白と懺悔でした。
【天狼院書店へのお問い合わせ】
TEL:03-6914-3618
【天狼院公式Facebookページ】 天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をして頂くだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。イベントの参加申し込みもこちらが便利です。
天狼院への行き方詳細はこちら