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チーム天狼院

「悪魔の本」が私の世界を変えてくれた〜元警察官で元航空管制官の書店員vol.6〜


*この記事は、「ライティング・ゼミ」を受講したスタッフが書いたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:伊藤千里(チーム天狼院)

「あなたの不幸はあなた自身が選んだもの」


そんなわけあるかい!!?
私は、悪魔の本にツッコミを入れた。

私は2年前まで、人に会うのが大嫌いだった。


なぜかというと、人に見せられるような「かわいい服」を持ってない。持っている服は、全部ダサいというか、これとこれの組み合わせって正しいのか? 色の組み合わせがどうとか考えているうちにめんどくさくなってしまうのだ。


ごくたまーに、意を決して服を買いに行くのだが、化粧がバッチリのキラッキラッした店員さんに
「それかわいいですよね〜。私も持ってます!」
とか言われて、服を売りつけられそうになり、というか、断れずに結局買って帰るというのの繰り返しで、服を買いに行くのも怖くなった。
(そして、あんたがその服を持っているかどうか興味ないんだよと毎回内心ツッコむのも面倒だった)




それから、メイクの仕方がわからない。
美容と健康に興味があるので、もともとの肌はキレイなのだが、その上に下地やファンデーション……くらいはまだいいものの、ビューラー? アイブロウ? なにそれ?
チークの入れ方? アイラインの引き方?
何が正解で、どれが私に似合うのか、全部わからない。


ビューラーなんて、一回使ってまぶたは挟むわ、まつげは抜けるわで、ソッコーでお蔵入りになった。


こんなことなら男に生まれてこればよかった。
だったらメイクもしなくていいし、店員が話しかけてこないユニクロみたいなお店でテキトーに上下を選んでこればそれで済むのに……


とにかく、服がない、メイクの仕方がわからない。
だから、自分の姿を見られたくない、
結局「人に会いたくない」!!!
こんな状態が大学のころからずっと続いていた。

そんなときだ、あの「悪魔の本」に出会ったのは……

その本は、本が売れないと言われているこの時代に、めちゃくちゃ売れているらしく、いつ本屋に行ってもやつは平積みされていた。

ちょうど30歳になった年。
警察官から航空管制官に転職して3年め、収入も安定しているし、特に生活に困っているわけではない。
特に不満はないけど、めちゃくちゃ満足しているわけではない。漠然と「このままでいいのかな」とモヤモヤした思いを抱えていた。
そのモヤモヤを解消すべく、縁あってコーチングを受け始めたのであるが、私のコーチが私に最初に読むようにと勧めたのがその「悪魔の本」だったのだ。

そして冒頭に戻る……その本が言うには……
「あなたの不幸はあなた自身が選んだもの」


……そんなわけあるかい!!?
私は、悪魔の本にツッコミを入れた。

え! じゃあいま、私が毎日モヤモヤを抱えてすごしているのは、私が選んだ結果っておっしゃるの?

ツッコミを入れつつ先に進む。

人は常に「最善の選択」をしている。
だから、なぜその選択をしているのかその「目的」を考えろ。

「そうか……全部逆だったんだ……」

はっと自分に当てはまることに気がついた。

服とメイクがダサいから、人に会いたくない。
そうじゃない……「人に会いたくない」という目的があるから、服もダサいままで、メイクもやり方もわからないままにしておいたんじゃないだろうか。


私が、
いままで素敵な服を持とうとしなかったのは、
メイクもやり方をよくわからないままにしておいたのは、
「人に会いたくない」という私の「本当の意図」を実現するためだったんだ。

それに気づいたら、なんか自分が愛おしく思えてきた。

そーか、そーか、私。
人に会いたくなかったんだね。

だって、怖いもの。

自分がちっぽけで、くだらなくて、だれにも好きになってもらえないと思っているから。
人に会ってしまうと、そんな自分に気づかれてしまうから。

それが、めっちゃ怖かった。


悪魔の本を最後まで読んで、そんな怖がりの自分を、私は受け容れた。
受けれいたら……そんなアホみたいなこと気にしてたんだなって、自分が可愛くなってきて、私は外に出て、人に会うことにした。

その時から、たくさんの人に会って、たくさん影響を受けて
……そしていま、こうして福岡天狼院のスタッフとして記事を書いている。

「嫌われる勇気」
これが悪魔の本のタイトルである。

この悪魔の本は、200万部以上売れているそうだ。
200万人もの人に影響を与えている。
この本を読んで、変わった人もいるだろうし、何も変わらなかったという人もいるだろう。

私がこの本から受け取ったもの。
それは「ダサい自分を受け容れる勇気」だった。

人に会うのが大嫌いだった私。
そんな私はほとんど誰にも合わなくていい管制塔から飛び出して、この3月に福岡天狼院にやってきた。
相変わらずあんまり顔出しはしたくないけれど、お店でお客さまとお会いしたり、こうして記事を書いたり……天狼院書店のスタッフとして、いつか200万人以上の人に影響を与えられる、そんな人になりたいと思っている。

こんないい子ちゃんみたいな記事書くなんて、私のこと嫌いになりました??
いいんです、私には「嫌われる勇気」がありますから!!


最後に、「悪魔の本」に出てきた大好きな一節を……


神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

■ 伊藤千里(福岡天狼院スタッフ)
1987年生まれ。同志社大学法学部卒。
両親が公務員のためか「安定、慎重、無難」がモットー。大学卒業後は警察庁に入庁するが、霞ヶ関のブラックな勤務に疲れ果て、28歳の時「世界で最もストレスフルな仕事」と呼ばれる航空管制官に転職。
2019年8月から天狼院ライティング・ゼミを受講したことがきっかけで、天狼院書店店主三浦からスカウト(?)を受け、2020年3月より福岡天狼院スタッフとして勤務。
趣味は、筋トレ、ストレッチ。健康、美容、栄養オタクで、将来的に「峰不二子」になると決めている。


「嫌われる勇気」の著者の1人、「古賀史健」さんもライターですよ。
「ライター」になってたくさんの人に影響を与える第一歩!!↓↓


***   この記事は、「ライティング・ゼミ」を受講したスタッフが書いてます。 ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2020-04-28 | Posted in チーム天狼院, チーム天狼院, 記事

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