【こんなにモテるわたしが1位を取れないわけがない!】みはるの古筆部屋
「付き合ってください!」
これで、もう今月何人目? そして何回目かな。告白というものは何回されても正直嬉しいものだけれど。どうしたってあなたとは付き合えないんだよなと毎回思う。だから、わたしは今回も、
「ありがとう」
と一言だけ返してから、また何気ないことへと2人の会話を軌道修正する。せっかく気持ちを伝えてくれたのに、なかったことにしてしまうなんてひどいではないか、そう思う人もいるだろう。ええ、そう思っていただいて大いに結構。だって、絶対に付き合えないのだから仕方ない。
いくらわたしがこんなことをしても、
相手はわたしの言葉を受け入れるし、何度だって告白してきてくれる。相手はわたしを嫌いになんてなれないし、また告いたくなってしまうのだ。
本当に不思議であろう、みなさんには。
天狼院に来て、一目見てもらえばわかるが
わたしは容姿端麗でもなければ、スタイルが飛び抜けていいわけでもない。かといって常にみんなの輪の中心にいるような人気者気質でも決してない。
ごくごく普通の、むしろ普通よりいろいろ劣っているくらいだ。
わたしが告白をよくされるようになったのは、大学生になってから。最近ではさらに人数も回数も増えて、先月なんかは3人に2回ずつくらいされた気がする。正直ここまでくるとはっきり覚えていないのだが。
これを読んでいるみなさんは、
なんで、どうしてと疑問に思っていることだろうし、何てことないわたしがモテるのならその方法を教えてほしいとも思っているはずだ。まあ、落ち着いて落ち着いて。ここで一旦、話をまとめると
わたしは、
・ 大学生になってから頻繁に告白をされるようになった
・ 見た目にも性格にもモテるような要素はひとつもない
・ わたしが何回振っても、相手は告白してくる
・ 告白の相手とは決して付き合えない
ということになる。
さあ、なぜだろう。みなさんは答えがわかっただろうか。
全然わからない! というひとのために2つヒントを出そう。
ヒント1:わたしは誰に告白されているのか
ヒント2:わたしは高校時代にある種の参考書を読んでいた
勘の良いひとはもう気づいてしまったかもしれない。
まず最初に、ヒント2から説明しよう。ヒント2がわかればヒント1もおのずとわかるから。
わたしが高校生のときに読んでいた参考書とは、
少女漫画
である。
朝学校に着くと、友人と借りていた漫画の感想を言い合って。
休み時間や授業中にはまだ読んでいない新刊を回し読みし、
放課後にはその日学校で読めなかった分の漫画を持ち帰り、家で読み終わる。そして、朝学校に行ってをひたすらルーティーン。
頭がおかしくなるくらい少女漫画を読むことに明け暮れていた。これだけ読んでいるとさすがに主人公の女の子が、
どんな場面でドキっとするのか
されて喜ぶことは何か
何がきっかけで相手を好きになるのか
が頭の中にはいってきてしまう。だから無意識で女の子がドキドキするような言葉を口にしてしまったり、好きになられるようなことを言ったりしてしまうのだ。
もう、おわかりだろう。私に告白をしているのが誰なのか。
そう、女の子である。(もちろん、本気の告白ではないが)
そこらへんにいる世間一般の男の子よりモテている自信はあるというか、自信しかない。実際わたしの男友達の中にはみはるには敵わないと言ってくるひともいるくらいだ。しかし、人間というものは欲深い生き物で
もう十分だと思うくらい(女の子に)モテるわたしでも、もっともっとモテたいと思っている。男の子に? いいえ。誰にというより、どこでと言ったら語弊がないかもしれない。
天狼院で、もっと言えばメディアグランプリでモテたい!
すなわち1位を取りたい!
わたしが以前書いた記事を読んでもらえればわかるが、いまいちなタイトルに万人うけしない内容。
ごくごく普通の、むしろ他のスタッフやお客様に比べて書く能力が劣っているわたしがメディアグランプリで1位を取るには…..
やっぱりある種の参考書が必要なのだ。モテる記事を書くために必要な参考書、時間を忘れて読み込めるほどの参考書、数と種類が豊富な参考書、ってそんなもの……な、
あった!
天狼院のホームページにあがっている数えきれないほどの記事。スタッフやお客様が書いたもの。こんなに優れた参考書はない。
読み手が、
引き込まれるような、先を読みたいと思うような文章とはどんなものなのか
どんな内容だったら読んでいてわくわくするのか
この記事を読もうと思うきっかけは何なのか
を頭の中に閉じ込めて、無意識でそんな記事を書けるようになるために
大学に通う電車の中、つまらない講義の最中、バイトまでの空き時間。ひたすら彼らの記事を読むことに夢中になろう。わたしの文章だから、わたしが書いた記事だから何度だって読みたいと思ってもらえるようになるまで。
わたしが1位を取るための参考書は、みなさんの記事。みなさんが面白くて魅力的な記事を書けば書くほど、わたしはそれを読みに読みまくって文字通り参考にし、読みたい記事を無意識で書けるようになってみせる。
そして、書いた記事は最低でも週に一回投稿してみることにしよう。
少女漫画を読んでいただけで(女の子に)こんなにモテるようになったわたしが、みなさんが書いてくださった優れた記事を読んでメディアグランプリで1位になれないわけがない!!
今まではなかなか記事を書き上げることができていなかったのですが、これからは天狼院のいちスタッフとしてみなさんに負けないような記事を書けるように努力しますので、応援よろしくお願いします!!
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