【日記が続かない!というあなたへ】自分に合った「日記の続け方」、見つけましょう!《三宅のはんなり京だより》
日記をつけたこと、ありますか?
こんにちは、京都の三宅です。
私はけっこう昔から日記書かずにいられない、日記ヘビーユーザーです。
自分の日記史に思いを馳せてみれば、小学生時代は交換日記を何冊も同時並行したり(今思うとなんであんな書くことあったんだろう……)、受験時代はストイックに勉強日記をつけたり、日記はいつもよき思い出とともにあります。ちなみに今は1日1ページの手帳に、半分はよんだ本や見た映画の感想、半分はつらつら思ったことを書いてたりします。あとから見返したらこれもよき思い出なのでしょう。
ですが一方で、「日記、書いたほうがいい気はするけど、続けるのが億劫でねぇ」って人、意外と多い気がします。
わたし的には「いやーー日記楽しいですよ一緒に日記ライフをエンジョイしましょうよーーー!!!」って感じなのですが、たしかに日記の何が楽しいのか、って言われるとはっきり答えるのはむずかしい。
しかし、こないだ友達と日記についてちょっと話してて、気づいたことがあるのです。
「日記」って、つける目的に応じて、3つのタイプに分けられるのですよ!
日記続かない~~って人も、自分に合ったタイプを見つけられると、自分なりの続け方がわかる!かも、しれません。
というわけで、その3タイプとは。書いてみました。じゃんじゃかじゃん。
1.備忘録、記録タイプ
基本的に日記っていうとこのタイプが浮かびます。「あとから見返したときに、記録として読んでて楽しいから」という人。私の「本や映画、展覧会の感想を書く」スペースがこのタイプにあたります。私の父も完全にこのタイプで、『十年日記』という、十年分日記を書くスペースのある!驚異の持続力を試す日記帳をつけています。既に一冊(つまり十年!)終えて二冊目で、我が家では「三年前の今日が入試だったんだよなぁ」みたいな会話がよくなされます。ちなみに私は日記ヘビーユーザーだと言いましたが、父の前だとおこがましくて言えません。年季がちがいますね!昔読んだエッセイで、「私は500年後の人に向けて、この地球の日常を記録するために日記を書く」って言ってる人がいました。今の国文学でも千年前の日記を研究したりしてますし、あなたの記録が未来の研究者を救う!……かもっ。
2.とにかく毒吐きタイプ
人に言えない悩みや不安、愚痴を紙にとことん書き尽くす!というこのタイプ。女の子に多いのかなぁと思います。実際にメンタルトレーニングの手法として「いやなことを紙に全部書いてしまう」のは、自分でストレスを溜め込まない方法としてあるそうです。たしかに自分の中でぐるぐる考え続けても、ストレスになって終わっちゃうんですよね。それよりも、自分の中の毒をちゃんと外に出して、心の新陳代謝を高めることが大事なのだと思います。ストレスを溜め込みやすい人におすすめですね。
3.自分励ましタイプ
私が日記を続けている理由は、自分がこのタイプだから。忙しくなると、本などの感想は書かなくなったりしますが、つらつら思ってることを書く方はやめられません。そこには自己啓発本かよってくらい、前向きな言葉ばっかり並んであります。というのも、私にとって「何でいま悩んでるのか?」とか「どうしたら今の自分を抜け出せるのか?」とかそんなことを整理する場が日記なのです。頑固な私の場合、人に悩みを相談してもなかなか自分の意見を変えられず、「結局おまえどうしたいんだよ!!!」とツッコミを入れられて終わる、というもーしわけない結果に収束してしまうのです(いつもごめんなさいみなさん……)しかし、日記は自分との対話。「で、どうするんだ自分」ってとこを割と冷静に考えられるのです。それに、「話す」だと自分が前言ったことを見返すことはできませんが、「書く」だと前に自分が思ったことを見返すことができるのもポイント。結論として出た目標を書いておくと、見返すたびに決心を思い出すことができるのです。なので、私は悩むことがなくならない限り、日記をやめることはないでしょう……。
とまぁ、色々書きましたが、結局「自分が日記に何を求めるか」なのだと思います。
愚痴を思いっきり言える相手がいるならば、日記に求めるのは「自己解決」手段かもしれません。
悩みは誰かに相談したいけど、自分の中での嫌な部分を自分で処理しきれない人は、「毒吐き」を日記に求めるのでしょう。
家族がいたり目標達成度を見返したい人は「記録」を日記でつけたり。
また自分の時期によっても、求めるものは変わってくるのでしょう。
究極のところ、デジタルでもアナログでも、公開でも非公開でも、自分に合った手段として「日記」が有効活用されれば最高ですよね。
日記続かないって言う人も、自分だけの「日記」のタイプを見つけられれば続けられる!と、思います。
どのタイプであれ、後から見返して「はうっ自分って変わってない」とか「あ~変わったなあ自分」とか思うのは意外と楽しいものです。おすすめです。
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